漫画「捨てられた皇妃」はiNA先生の作品です。
モニーク侯爵家に神のお告げにより産まれた「アリスティア」
未来の皇后として育てられた彼女だが、ある日異世界から やってきた少女「美優」の出現で皇后ではなく皇妃として 迎えられることに…
そんな中反逆罪に問われ心血を捧げた甲斐もなく儚く散り逝くのだが…
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目次
捨てられた皇妃【第52話】のあらすじ・ネタバレ・感想
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捨てられた皇妃のあらすじ・ネタバレを紹介しますのでご注意ください!
捨てられた皇妃【第52話】のあらすじ
ルブをもてなそうと、先に食事にするかと訊ねるアリスティアですが、砂埃を流したいという希望もあり、先に部屋に案内することに。
ルブとハレンを見送った後は、まるで放心状態で、心配したカルセインが声をかけます。
その声でやっと放心している場合じゃないと気づいたアリスティアは、慌しく動き始めました。
厨房へ向かうと、料理長に以前確認した注意事項が守られているかの確認を行います。
既に準備された料理に目を向けますが、どうやらお願いした通りにやってくれているようです。
アリスティア「難しいお方だからしばらくの間だけよろしくね」
「殿下のお食事に全力を注ぐのはもちろんのことだけど他のお方のお食事も疎かにならないよう気を付けて」
捨てられた皇妃【第52話】のネタバレ
いよいよ食事の時間となりました。
出された食事にルブの表情が変わります。
何か至らない点があったのかもしれないと、声をかけるも「なんでもない」の一言。
しかしハレンの様子もなんだかおかしいのです。
ルブに聞いても仕方がないので、ハレンに「お二人のお口に合いますでしょうか?」と聞いてみますが、「とてもおいしいです さすがですね侯爵令嬢」と意味深な返答で、アリスティアはさらに戸惑ってしまうのです。
そこでカルセインがいつも通り、タメ口で話しかけようとしますが、ルブの視線に気づき、敬語で言いなおします。
その後もルブの表情が晴れることはなく、ハレンの雰囲気も違和感があるので、何かまた失敗してしまったのでは?という不安が募るばかり・・・
食事を終えた後は、カモミールとハイビスカスの2種類のお茶をアリスティア自ら注ぎます。
いつも通り、カルセインのお茶には砂糖を2つ入れていると、ルブがあの冷たい笑顔でカルセインにお礼を伝えるのです。
ルブ「僕の婚約者が、領地に一人で滞在することとなり心配していたのだが、公子のような実力者が傍についていてくれて非常に心強い 感謝する」
カルセイン(「僕の婚約者」・・・!?)
ルブ「どうしたんだいラス公子?何か言いたいことがあるようだが」
アリスティア(カルセインお願いよ・・・!)
カルセイン(くぅ~!!なんか鼻につく野郎だ・・・!!)
カルセイン「・・・いえ」
ルブ「そんなことよりそなたはいつまで婚約者である僕を置いてここにいるつもりなのだ?」
アリスティア(!?!?!!)
(今日は一体どうしちゃったのよ!?)
(事あるごとに婚約者婚約者って・・・)
(急に怖いほど馴れ馴れしい!!)
ルブ「早く首都に帰ってきておくれ」
「そなたがいないとどうも物寂しくてね 父上もそなたに会いたがっている」
アリスティア(どういう思惑なの!?)
ルブ「・・・ラス公子すまないが 婚約者と話があるから少し席を外してもらおう」
部屋を出たカルセインは、何も言えないまま追い出されてしまったことから、苛立ちが隠せません。
そんなイライラしている様子を見たハレンは、心配する必要はないと妙に自信ありげな様子です。
ハレンは、アリスティアがこの短時間で、ここまで完璧に準備をしているとは思わなかったと、感心していたのです。
しかしカルセインには言わなかったものの、どうして皇宮内でもごく少数の者しか知らない事実をしっていたのだろうかという不信感は感じていました。
ルブと二人きりにされたアリスティア。
二人の間には気まずい空気が流れます。
ルブ「まったく理解できない」
「そなたのその矛盾した態度」
「怯えるほど恐れている僕にどうしてああも行き届いた配慮ができるのだ?」
アリスティア(配慮・・・?)
アリスティア「わたくしはただ・・・当然のことをしたまででございます」
ルブ「当然のこと?果たしてそうだろうか?」
「きのこ料理 ワインにデザート そしてこのお茶まで すべては単なる偶然だったとでも言うのか!」
アリスティア(どうして声を荒げるの?彼は魚料理が苦手だ。ワインは帝国歴900年のベルロット産赤ブドウまたは928年のブレーア産白ブドウ。デザートは甘くないさっぱりしたものを好み 不眠気味なため日が暮れてからはカモミールティーしか飲まない)
(あっ!!)
(今のはすべて皇室内の機密事項じゃない!!)
捨てられた皇妃【第52話】のみんなの感想
ルブを怒らせてしまうことのないように色々と準備を尽くしたアリスティアでしたが、まさかそれが裏目に出てしまうなんて・・・
なんともツイてないですね。
さてここから一体どうやって切り抜けるのでしょう。
どう言い訳しても苦しいものになりそうなうえに、ルブの圧力にアリスティアがあれだけ動揺してしまっている状況では、頭がまともに働かない気もしますね。
まとめ
以上、「捨てられた皇妃」のネタバレを紹介しました。
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