ピッコマ無料連載中の「悪女の定義」を読みました。
以下ネタバレとなりますので、ご注意ください。
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悪女の定義【第76話】あらすじ
ユソフ伯爵に交渉を行っているシャルティアナ。
彼の態度はかなり消極的で、この会議自体気乗りがしない様子でした。
ですがユソフ伯爵はシャルティアナを見くびっていたのです。
同情心を刺激する演技に伯爵はすっかり騙されてしまい、ついには「助けたい」という言葉を引き出すことに成功しました。
そうなれば次は勝負の一手を打つタイミングです。
ユソフ伯爵「西穀倉と南穀倉両方の利益となることとは・・?」
シャルティアナが差し出した書類を確認しながら聞きます。
そしてシャルティアナは、伯爵が知っているとおりに南穀倉が飽和状態であること、意地にかかる費用だけですでに赤字だということを説明します。
ですがユソフ伯爵は、そこまで大きな赤字ではなく、西穀倉を支援したところで利益が発生するわけではないとやはり消極的なままです。
シャルティアナ「もしも利益が発生するとしたらいかがですか?」
ユソフ伯爵「それなら・・・お断りする理由はありませんね。でも西穀倉にそれだけの余裕があるのですか?」
悪女の定義【第76話】ネタバレ
まずは疑いから入るユソフ伯爵ですが、期待値が低い方がこちらにとっては有利だとシャルティアナは考えます。
南穀倉には穀物貯蔵で大量の魔法石が必要であることを確認すると、それが赤字の原因であることを話してくれました。
シャルティアナ「我々が魔法石を支援してさしあげますわ」
ユソフ伯爵「!!」
まず1つ目のカードは、魔塔から支援された魔法石です。
譲って頂ける穀物の重さの1%にあたる魔法石を差し上げることを伝えます。
相場から言うと1%ではなく10%が適切ではありますが、まずは強気に出てみないとわからないとシャルティアナは試すように提案してます。
ユソフ伯爵「魅力的なご提案ですが・・・魔法石はどうやって調達なさるのですか?」
シャルティアナ「それは私の方で当てがありますのでお任せください」
さらにユソフ伯爵は書類へと目を通します。
ここで気になることがあると、シャルティアナがさらに話を切り出しました。
シャルティアナ「現在、南穀倉が飽和状態である為、穀倉を増設するという噂がありますが本当ですか?」
ユソフ伯爵「ええ・・・今回は新技術を導入し、貯蔵量を増やすつもりです」
シャルティアナ「新技術導入には有能な魔法士が必要でしょうけど・・・我々側から魔法士をお送りすることもできませすわ」
ユソフ伯爵「!!」
2つ目のカードはコーゲン男爵の令息であるアルベルと西部地域の魔法士たちです。
魔法士を6名お送りすることを伝えると、天才だと噂のコーゲン令息について食いつきます。
ユソフ伯爵「これだけの人材に協力を仰ぐのは金を払ったとしても簡単ではないでしょうね・・・」
これで主導権はこちらのものだ、シャルティアナは確信しました。
ですが条件があると、ユソフ伯爵に切り出すのです。
シャルティアナ「ご存知の通り、西部地域は非常に厳しい状態です。1度のみではなく持続的な支援が必要なのです」
「新穀倉の完成後5年間、貯蔵される穀物の半分を西穀倉にお譲りいただけますか?」
50%を5年間というのは、アルテミルもとんでもなくハードルの高い条件だと言っていました。
計算した適正水準は30%を3年間程度だったのですが、はじめにある程度高い基準を出しておけば、相手に合わせて低く調整したとしても希望の条件で取引できると考えたのです。
ユソフ伯爵「半分を5年間とは・・・」
ですが彼の表情は厳しい物となっています。
ユソフ伯爵「かなり大規模な取引になりましたね。これは私1人で決められる問題ではないかと思います」
シャルティアナ「南部地域にとって最も必要なものを手に入れられる機会ではないでしょうか?」
ユソフ伯爵「確かに仰るとおりですが・・・しかし数年間にわたる取引ですし、慎重に検討する必要がありますので」
そでは駄目だとシャルティアナは考えます。
決定を先延ばしにすれば絶対に裏で調査を行ってきます。
今すぐこの場で決めてもらわなければならないと、かけにでるのです。
シャルティアナ「ムリだと仰るのであればこの提案はなかったことにいたしましょう。我々には他の計画もありますので」
そう言いますが、本当はほかの計画なんてありません。
どうか決断してほしい!そう心の中で願うのです。
ユソフ伯爵は書類に目を通しながら、じっと考え続けます。
ユソフ伯爵「いいでしょう・・・公女の仰った条件を承諾しましょう」
ですが比率については少し調整して頂きいと言われます。
シャルティアナにとってはそれでも、契約が出来たことで一歩進むのです。
予想通り比率を調整したいという話は出ましたが、初めから基準を高くしていたために有利に話が進んでいきました。
調整後の比率は期間のみ短くして50%を3年間。
つまり西穀倉は想定をはるかに超える支援を受けられることになったのです。
ユソフ伯爵「公女は・・・万全の準備をしてこられたのですね。こうなるとわかっていたら、私ももう少し調査を行ってから来るべきでした・・・」
まんまとやられてしまったと言いますが、西部地域を助けることが出来て嬉しそうです。
ユソフ伯爵「そしてもう一つ、公女と知り合えたことを嬉しく思います。貴女ならばきっと帝国を立派に統治してくださるでしょう」
そして握手を求めてくれました。
会議は大成功、侍女たちとアルテミルは緊張した面持ちで待っていてくれました。
シャルティアナが笑顔を見せると、みんなの表情も明るくなります。
シャルティアナ「魔力石は1%の比重で、新穀倉は3年間50%の支援確定しました」
そうアルテミルへ伝えると、彼はぎゅっとシャルティアナを抱きしめて、本当によくやったと褒めてくれました。
アルテミル「よく頑張ったな、1人で大丈夫かと思っていただが無用な心配だった。ここまで完璧に解決してくるなんて」
シャルティアナ「手伝ってくださったお陰ですわ。本当にありがとうございました・・・お兄ちゃん」
アルテミルの頬は赤くなり、とても嬉しそうに満面の笑みをみせます。
宮に帰るといつの間に報告を受けていたのか、皇太子も通信をかけて成功を祝ってくれました。
もちろんこれで競合が終わったわけではありません。
アイリーンがさらにいい成績を出せば、シャルティアナは負けることになるのです。
ですが不可能だと思っていた課題がとけただけでも、世界を丸ごと手に入れたように嬉しくなりました。
今日は十分に祝う価値がある日。
アルベルとシャリアン卿、そして魔塔のマスターシェルメロまで、力を貸してくれた人々に結果を伝えました。
もちろんいつも心配してくれている両親にもです。
誰もが自分の事のように喜んでくれたおかげで、本当に久しぶりに今日は何の心配もない幸せな気持ちで眠れそうでした。
悪女の定義【第76話】感想
シャルティアナやりました!
嬉しかったのですがその通り、アイリーンがシャルティアナ以上の成果を出してしまえば負けてしまうのですよね。
そう思うと、今のアイリーンの様子が気になります!
どうなっているのか・・・あの繋がっている貴族との関係も気になりますよね。
まとめ
以上、「悪女の定義」のネタバレを紹介しました。
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