捨てられた皇妃【第99話】のネタバレ・感想!

漫画「捨てられた皇妃」はiNA先生の作品です。

モニーク侯爵家に神のお告げにより産まれた「アリスティア」

未来の皇后として育てられた彼女だが、ある日異世界から やってきた少女「美優」の出現で皇后ではなく皇妃として 迎えられることに…

そんな中反逆罪に問われ心血を捧げた甲斐もなく儚く散り逝くのだが…

>>捨てられた皇妃のネタバレ一覧はこちら

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捨てられた皇妃【第99話】のあらすじ・ネタバレ・感想

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捨てられた皇妃のあらすじ・ネタバレを紹介しますのでご注意ください!

捨てられた皇妃【第99話】のあらすじ

街の建国祭に来ているアリスティアとアレンディス。

楽器の演奏が始まり、沢山の人が集まってきています。

するとアレンディスが、一曲踊らないかと誘ってくれたのです。

アリスティア「だけど私、この曲知らないわ!」

アレンディス「いいのいいの!直感で踊れば!」

そして踊り始めると、周りの人々はかわいいカップルだと楽しそうに二人の踊りをみています。

 

 

その後、大陸一の名作「影の演劇」の最終公演を見に行きました。

影の演劇って何だろう・・・そう思いながら建物の中を覗いてみると、舞台の半分以上を幕で覆ってあり、こんな狭いところで劇をするんだろうか・・・と不思議におもいます。

アリスティア「影・・・」

断ち切ろうとしてもどこまでも追ってくる過去の記憶の影。

 

アリスティアは自分の人生も演劇のようなものなんだろうか・・・そう考えながら、始まるのをまちました。

捨てられた皇妃【第99話】のネタバレ

アレンディス「どうしたの?」

アリスティア「アレン、カゲのある人はその陰から抜け出すためにどうすればいいと思う?」

アレンディス「う~ん・・・こうすればいいんじゃない?」

そう言いながらアリスティアを自分の方に抱き寄せます。

ですがアリスティアは、こんな方法じゃ一時のしのぎにしかならないと真剣です。

アレンディス「だけどティア、それだと影が悲しむんじゃないかな?影からすると自分の存在が否定されるって事だから」

それを聞いて、過去の記憶を否定するというのはそう言うことなんだろうか・・・?

かつての私自身までも否定することになるのだろうか?考えが頭を巡ります。

アレンディス「僕はむしろ影がうらやましいよ」

アリスティア「アレンにとって影って何?」

う~ん、それは・・・とアレンディスが何か答えようとしたところで、暗くなり劇が始まってしまいました。

 

 

アナウンスが終わると、ステージ上の白い幕にはスポっトライトが当てられて、人の影が映ります。

「お父さん、お母さん、私はまだ結婚したくありません」

劇はぶたいに下された白い幕に光を当て、役者の影を映し出す劇でした。

とある村に住む美しい少女のお話で、これまで何度も男性からの誘いを断って来た彼女は、突然届くようになった手紙の差出人に恋をします。

ですが待てど暮らせど、顔も知らない手紙の差出人は姿を表そうとはしません。

差出人は隣村の貴族の家に産まれた好青年でしたが、妾の息子だという立場を気にして、彼女に会いにいけずにいたのです。

そんなある日、青年の病弱な兄は少女に一目ぼれをして恋の病にかかってしまい、見かねた父親は兄と少女を結婚させることにします。

青年はいっそのこと兄を殺してしまおうか・・・でも僕を可愛がってくれている兄にそんなことをするなんて・・!と心が揺れ動きます。

生年は少女に思いを伝えに行きましたが、運悪くバケツの水をかぶってしまい何も伝えることが出来なかったのです。

結局そのまま兄と愛する人の結婚式当日を迎え、駆れば断崖絶壁から身を投げたのでした。

 

 

揺れる光に合わせて動く影は、奇妙な生命力を感じさせました。

「愛する人たちよ、どうぞお幸せに。僕はあなたたちに祝福の花を振らせよう」

そして劇は終わりました。

アリスティア「悲しいけど、きれいなお話だったね、アレン」

彼からの反応はなく何度か名前を呼ぶと、びっくりしたようにそうだね・・・と答えてくれました。

 

 

アリスティア「はぁ~おもしろかった!」

劇でもらった花をみて、とてもうれしそうにしています。

花をもらったのは、これが初めてなんだそうです。

アレンディス「ティア、お腹減らない?何か食べに行こう」

そして二人は夕食を食べに向かいました。

 

お店で座って待っていると、アレンディスが花束を持ってきてくれました。

アレンディス「プレゼント、ティアに初めて花束をあげる人になりたかったんだ」

アリスティア「ありがとうアレン!すごくきれい!」

するとアレンディスは跪き、ずっと伝えたかったことがあると真剣にアリスティアを見つめます。

アレンディス「好きだ、ティア。初めて会った日からずっと君に夢中だった」

戸惑うアリスティア。

アレンディス「僕じゃダメかな?いつかティアがモニーク家を継ぐ日、たとえそれがいつになろうとかまわない」

「僕だけのレディーになってよ、いくらでも待つから」

結局この瞬間がきてしまった・・・

アリスティアはアレンディスが自分を思ってくれていることに、気付いてはいたのです。

あの窓に移った姿を偶然目にするずっと前から、わかっていたのです。

アレンディスは子供に戻ったアリスティアに初めてできたお友達で、春に息吹く若葉の様にイキイキとした若草色の髪の少年。

共に笑い、泣き、アリスティアは本当にパパとアレンディスしかいませんでした。

アリスティア「アレンディス・・・私はあなたを失いたくない。だけどウソをつきたくもない」

そしてアレンディスに気持ちを告げようとしたのですが、その先は言わなくていいから返事ならまたいつか聞かせてと、話を遮ります。

アレンディス「もう帰ろう、日が暮れる」

アリスティア「アレン!待って!」

アレンディス「帰るのが遅くなると、ますます閣下に嫌われちゃう・・・」

アリスティア「アレン!私の話しを聞いて!私、自分のことしか考えてなかった、アレンを失うのが怖くて、ちゃんと向き合わずにいたの・・・」

大切な人に貰った、初めての花束を握りしめて自分の気持ちを振り絞ります。

アリスティア「本当に・・・本当にごめん。私、アレンの気持ちには答えられない・・・」

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捨てられた皇妃【第99話】のみんなの感想

ついに・・・進展があるとは思っていましたが、こんなことになってしまうなんて・・。

アレンディスはあの劇に、自分を重ね合わせていたのでしょう。

そのとおり、気持ちは叶いませんでした。

この返事をきいてどうするのか!?二人の関係はどうなるのか・・・?気になるポイントがありすぎます!

まとめ

以上、「捨てられた皇妃」のネタバレを紹介しました。

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