漫画「ルシア」原作Skye先生、作画TARUVI先生の作品です。
16番目の王女の為、誰からも奉仕されることなく宮殿の端で暮らしていたビビアンは、12歳のころから未来の夢を見るようになってしまう。
そして18歳になったビビアンは侍女を装い、ルシアとして毎週街に出かけるようになる。
自らの未来を変えるべく、タラン公爵にある提案をするのだが・・・。
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ルシア【第14話】のあらすじ・ネタバレ・感想
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ルシア【第14話】のあらすじ・ネタバレを紹介しますのでご注意ください!
ルシア【第14話】のあらすじ
応接室で侍女にお茶を入れてもらって二人。
ビビアンはそのお茶を見て、ここはこんなに高価なお茶を入れてもらえていいところだと感じました。
タラン公爵がお茶を口にして、ビビアンも一口頂くことにしました。
侍女が入れてくれたお茶を飲むのはいつぶりなのか、思いだすことが出来ません。
丁寧な言葉遣いで元気だったか聞いてくるタラン公爵。
返事に迷っていると、あの洗濯をしている様子では健康に問題はなさそうだと突っ込まれてしまい、ビビアンは顔を赤くしました。
タラン公爵「とにかく大事な話があるので、あなたの侍女たちに外を見張るよう伝えてくれますか。特に信頼できそうな侍女に」
そう言われてハッとしたビビアンは、今は侍女がいないことを伝えます。
付き人が一人もいないことを知ったタラン公爵は、少し散歩でもしようとビビアンを外へ連れ出しました。
ルシア【第14話】のネタバレ
外を散歩しながら、どうしてメイドの仕事をビビアンがしていたのかと質問されます。
タラン公爵「まさか自分のことを侍女だと錯覚でもしてるのか?」
また急なため口ですが、ビビアンは少し慣れてきている様です。
メイドの仕事を他にする人がいないからだと答えると、侍女たちは何をしているんだと問い詰められます。
ビビアン「それは・・・えっと・・・。実はここには私だけしかいないんです」
侍女はおらず、ここで一人で生活していることを聞かされたタラン公爵は驚きました。
タラン公爵「食事は?掃除は?まさか自分で?」
ビビアン「・・・はい。そこまで大変じゃないですよ。それに・・・慣れてますから」
この生活はもう数年になるそうで、タラン公爵は呆れたと小さな声でつぶやくのです。
報告書にあった常在する侍女がいないという記載は、てっきり気に入らない侍女をとっかえひっかえしていたもんだと思っていたタラン公爵は、そういうことだったのか確信します。
まさか侍女がいたことすらなかったとは思いもしなかったのです。
たとえどこの派閥にも属していない王女と言えど、王族は王族。
身分相応の待遇を受けるのが当然だろうと思っていましたが、高貴な身分でありながらこれまで生活をしていたビビアンに何か思うところがある様です。
タラン公爵はふと初めて会った時の事を思いだしました。
豪勢な宴会場に似つかわしくない地味なドレス、ビビアンは装飾品の一つも身に着けてはいませんでした。
爵位の低い貴族ですら宴会の間は毎日ア新しいドレスに着替えるのですが、ビビアンは違いました。
きっと着たくても着れなかったんだろうと、タラン公爵はビビアンの置かれている状況を理解しました。
一人でプロポーズのために乗り込んできたことも、お粗末な契約条件も、少しうつろなまなざしも、切実さも・・・誰にも気づかれずに一人で生きてきた王女は、どれだけ辛い思いを抱えてきたのだろう。
ビビアンはタラン公爵の方へ振り向き、大事な話とは何なのかと質問します。
タラン公爵「・・・さっき陛下に結婚の許しをもらってきた、日取りが決まれば教える。おそらく一か月ほどだとおもうが」
その話を聞いて、あまりにも早すぎる日程に仕事がはやいとビビアンは驚きます。
タラン公爵「侍女には俺から話しておく」
ビビアン「!それはやめてください!何もしなくともいずれ責任は取ることになるでしょう。公爵が出れば彼女たちはもっと厳しい罰を受けることになります」
それは望まないというビビアンに、なんでそんなに寛容なのかとタラン公爵は疑問に思います。
ですがビビアンは一人が嫌ではなく、自由で居られることがよかったんだそうで、結果的に公爵にとっても良いことだったんだとかなり前向きです。
ビビアン「この結婚、ここまで早く話を進めてくださっているのはそれだけ公爵にもメリットがあるからですよね?」
「もしも私がおとなしく部屋に閉じこもるような王女だったら、結婚の話しすら出てこなかったかもしれませんし!」
そう笑顔で話すビビアンに、タラン公爵はいきなりキスをしました。
何をするんですか!と驚き顔を赤くするビビアンですが、タラン公爵はたくましくて妻としては合格だと笑みを浮かべるのでした。
ルシア【第14話】のみんなの感想
話しが進んできました!
結婚まで1か月!早いですね・・・。
ですがビビアンもここから出られるチャンス!
そして結婚を早く進めることが出来た方が、ノルマンにも合えるようになります♪
ビビアンは侍女たちを庇うというか・・・何もしなくて優しいんだなと。
結果的に自分には侍女がいなくてよかったと思ってはいるのでしょうが、仕事を放棄していたのは侍女たち。
そこはもっとしっかりした方がいいのにな・・・なんて、冷たい考えでしょうか?(笑)
まとめ
「ルシア【第14話】」のネタバレを紹介しました。
漫画は実際に絵も含めて読んだ方が間違いなく面白いです。
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