捨てられた皇妃【第75話】のネタバレ・感想!

漫画「捨てられた皇妃」はiNA先生の作品です。

モニーク侯爵家に神のお告げにより産まれた「アリスティア」

未来の皇后として育てられた彼女だが、ある日異世界から やってきた少女「美優」の出現で皇后ではなく皇妃として 迎えられることに…

そんな中反逆罪に問われ心血を捧げた甲斐もなく儚く散り逝くのだが…

>>捨てられた皇妃のネタバレ一覧はこちら

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捨てられた皇妃【第75話】のあらすじ・ネタバレ・感想

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捨てられた皇妃のあらすじ・ネタバレを紹介しますのでご注意ください!

捨てられた皇妃【第75話】のあらすじ

 

誰かが私のことを見ている・・・!?そう後ろからの視線を感じて振り向くアリスティア。

そこには、貴族派の首領ゼナ公爵が立っていました。

力を失った貴族派であるのに、陛下ですら慎重に接するほどの人物であるゼナ公爵は、すさまじい威圧感を出しているのです。

理由はよくわかりませんが、アリスティアをよく思っていないのは一目瞭然です。

するとパパが後ろから肩を抱き寄せて、自分たちの番が来たので一緒に来るように連れて行きました。

ゼナ公爵とパパの目は、お互いを睨みつけているように見えるのです。

 

捨てられた皇妃【第75話】のネタバレ

 

 

陛下「よく来た侯爵そしてアリスティア」

パパが新年の挨拶にきたことを伝えると、陛下はそんな水臭いことはいいとお茶を出してくれました。

 

まず話に出てきたのはベル宮の火災のことで、あそこは人の往来が少ない場所であったので管理が行き届いていなかったそうです。

あの火災以降、同じことがまた起きないように草木の手入れを強化させていることを陛下は教えてくれました。

陛下「そういえば、おもしろい噂が広がっているようだ。アリスティアとラス公子が恋人同士であると」

その噂を聞き、アリスティアは驚きます。

噂の内容としては、アリスティアとカルセインが領地へと愛の逃避行をし、見かねたルブが視察を言い訳にモニーク家に足を運んでいたというものだそうです。

パパ「誠に申し訳ございません。私の不注意により・・・」

陛下はパパへ落ち着くように伝え、責めているわけではないと説明してくれました。

陛下「噂が嘘か誠か、そして誰が噂を流したのかどちらもわかりきっている」

やっぱりだと納得するアリスティア。

そしてアリスティアが騎士団に入団したのを疑問に思っている人たちが、皇室と二人を試そうとしていることを聞かされます。

陛下「アリスティア・・・何を言わんとしているのかわかるね?彼らが動き始めた以上、十分注意するのだ」

 

 

陛下と皇太子の元を後にしたアリスティアは、やはり貴族派の仕業だったのだと、くだらないことをしている彼らに少し腹を立てているようです。

すると目の前にゼナ公爵が現れ、パパにいつ振りかと声をかけてきました。

パパ「・・・はて、いつぶりでしょうゼナ公爵」

ゼナ公爵「なんと無礼な返答・・・そなたは侯爵で我が輩は公爵、階級が違うだろう」

パパ「序列が侯爵より下の公爵・・・ご立派なこと」

その言葉を聞いてゼナ公爵は、何を申すと大声で怒鳴ります。

そしてアリスティアに目をやり、これが噂の娘かと軽く笑ったのです。

アリスティアは今流れている噂のことは事実無根だと伝え、公爵もそれをよくご存じのはずだと強くでました。

ゼナ公爵「誰に向かって口を利いてるのだ!生意気な!これだから汚れた血は!!”」

そう大声で怒鳴られたアリスティアですが、すぐにパパが言葉をお選びくださいと返してくれました。

いつもとは違うパパの怒りを見て、アリスティアはかなり驚くのです。

 

「序列四位、ゼナ公爵。謁見室までお急ぎください」

そう呼ばれたゼナ公爵は、パパの横で皇帝の秩序もお粗末だとぼやきそのまま去っていきました。

アリスティア「パパ・・・ゼナ公爵が言ってた・・・」

そう血のことを聞こうと声をかけるのですが、パパが今までに見たことがないような怒りの表情をしていることに気づきます。

ただの戯言なので忘れるようにとだけ言われて、先に進んでいってしまいました。

何も言ってはくれないだろうと思っていたアリスティアは、「汚れた血」という言葉が闇雲に発したただの挑発ではないことには気づいています。

もしそうであるとするなら、パパがあそこまで怒るとは思えないのです。

 

あんなに怖い顔をしたパパは初めてみたと、鏡の前で考えるアリスティア。

ゼナ公爵のあの軽蔑するような眼を思い出し、もう何が何だか分からなくなってくるのです。

「最近おかしな噂が囁かれていることをご存知ですか?」

「モニーク令嬢に関する、ラス公子のことでしょう?」

奥のカーテンの隙間からかすかに部屋の中が見え、声も聞こえてきます。

知らないわけがないと噂を聞いているものもいるようで、いくら幼少時代から交流があるとはいえ気を付けるべきなのに、日ごろからどれほど愚かな行いをしているのだとまるで悪口です。

「この間ベリータ公爵邸に御呼ばれしたのですが、侯爵令嬢が公子二人のお茶にお砂糖を入れてあげてましたの」

ここでアリスティアは誰がこんな話をしているんだと思い、そのカーテンの奥を覗きます。

キリナ「ラス公子が頼んでもいないのに、まるで恋人かのごとく」

噂話を率先して話していたのはキリナで、皇太子殿下のいいなずけであるのに人前で軽率な行動をとるにもほどがあると続けて話します。

他の女性たちも、皇太子妃になるつもりがないとか、見習い騎士になったこと、皇太子妃にならないのであれば神のお告げに背くことになるといいたい放題です。

キリナ「お告げなんて意味をなしません。陛下の神殿嫌いは周知の事実ですもの」

さらにはモニーク一族の令嬢でなければ、とっくに破談となっているはずだと言い、他の者もそれに同調しています。

イリア「みなさんおやめなさい、見苦しい」

この噂話を止めに口を開いたのはイリアで、聞くに堪えない話を耳にするのは実に不愉快で、いくら足りないお方でも皇太子妃となる方ではあるので口謹むようにと淡々と話しました。

その言葉で、キリナは納得して話を辞めるのです。

アリスティア(なんですって・・・?)

ここでキリナたちは、イリアのようなお方が皇太子妃になるべきだと持ち上げ始めます。

陰でこんなことを言っているなんて卑怯だとアリスティアは怒りを抑えています。

嘘の噂を流す貴族派に全員で対抗すべきところを、皇帝派の人間が便乗して噂を拡散しアリスティアを笑っていたのですから。

そして社交界を好きにさせすぎていたようだと思い、呼びに来たパパにお願いがあると駆け寄りました。

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捨てられた皇妃【第75話】のみんなの感想

無事に新年の挨拶がおわりました。

ゼナ公爵のことはまあ仕方ないだろうと思うのですが、それでも詳しくアリスティアに教えないパパがなんだか引っ掛かります。

別の部屋でアリスティアの噂を広げていたことに怒りは覚えますが、もとはと言えばアリスティアの行動にも原因はありますよね・・・。

一応婚約者でしかも相手は皇太子。

カルセインには悪いですが、どうしても距離を置かなければならなかったと思います。

そしてこれから反撃となりますが、パパへのお願いとはなんなのでしょう・・・。

 

まとめ

以上、「捨てられた皇妃」のネタバレを紹介しました。

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