ピッコマ無料連載中の「悪女の定義」を読みました。
以下ネタバレとなりますので、ご注意ください。
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悪女の定義【第67話】あらすじ
レジーナ宮で、シャルティアナはパパとママへ手紙を書いています。
内容は宮廷での生活に慣れてきたこと、間もなく救貧祭が始まることから始まりました。
「私が西穀倉を任されることになったという話はお聞きになったでしょう。あまり心配はしないでください、私は大丈夫です。
今日皇室から各穀倉についての資料が送られてきて、いよいよ競合が始まるのだと実感しました。
しかし皇室から提供される資料だけでは、情報が乏しいのです。
西穀倉については詳しく書いてありますが、他の穀倉についての情報はほとんどありません。
そこでお願いなのですが、他の地方の全ての穀倉の情報を集めて送って頂くことはできないでしょうか?それさえ手伝っていただけたら、あとは自分の力で解決します。
それと・・・」
ここでシャルティアナは手紙を書く手を止めます。
少し悩み、手が止まったシャルティアナを見て、ばあやは不思議そうに声をかけました。
ですがシャルティアナは意を決し、ぶつかると決めたことを心に誓い、手を進めます。
「・・・それと、お兄様が戻られたら宮へ来ていただけるようお伝えください。それではお身体におきをつけてお過ごしください。
愛するシャティより」
最後にそう付け加え、エディスにこの手紙を家に送るようにお願いしました。
悪女の定義【第67話】ネタバレ
シャルティアナ「さて、それじゃあ・・・」
そして髪の毛を結い、準備を始めるシャルティアナを、侍女たちは不思議そうに見ています。
お召し替えをされますかと聞かれますが、シャルティアナは仕事をするだけだからとそのまま続けることにしました。
シャルティアナ「まずは皇室から送られてきた資料を確認しなきゃ。まだ簡単に目を通してみただけだから」
ですがどう見てもこの資料だけでは情報不足で、皇室に追加の資料を要請することにしました。
そのためにはどんな情報が足りないのか、まず把握することが大切だと考えたのです。
資料にてをつけますが、こういう時にパソコンやせめて電卓があればと、現代の事を思いだしてしまいます。
シャルティアナ「あれ?ステナ令嬢の東穀倉って・・・西穀倉の次に穀物貯蔵量がすくないのね?」
エスター「でも西穀倉の貯蔵量はほかの地域と比べて軍を抜いて少ないので、特に意味はないと思いますが」
ですがどう考えてもおかしいと、シャルティアナは考えます。
アイリーンを有利にするための計画だったのなら、もっと貯蔵量に余裕のある場所を与えるはずです。
そうすればシャルティアナが他の地方から支援を受けることが出来なくなるのですから。
一体どういうつもりなんだろう・・・
シャルティアナに西穀倉を割り当てたのがもしも本当に皇后の介入だとすれば、アイリーンに東穀倉を割り当てたのはもしかしたら皇太子なのかもしれない。
この前の表情といい、一人の人物の決定だとすればあまりにも一貫性が無さすぎると思ったんのです。
一体何が目的なのか・・・西穀倉があまりにも悲惨な状況なので合わせただけなのだろうか・・・、実は裏の意図がほかにあったり・・・?
いろいろなことが思い浮かびますが、どうしてもわかりません。
するとエスターがお茶を淹れてくれ、休憩をはさみながらお仕事されてくださいと優しく声をかけてくれました。
お礼を伝え気持ちを取り戻し、とりあえずここで考えても解決はしないので、今できることに集中しようと切り替えるのです。
シャルティアナ「よし!頑張るぞ!」
馬小屋に騎士たちが馬を帰しに向かったところ、そこにいたのは第5皇太子であるカイラードでした。
「どうして馬小屋の仕事などなさっているのですか?」
「我々にお任せください」
慌てて自分たちがすることを伝えますが、彼は大丈夫だと止めました。
カイラード「気分転換したくてやっていることですから、そいつも私が面倒をみましょう」
騎士たちは戸惑います。
戻ってかまわないというカイラードですが、かれらは自分たちは何をすればいいのか確認します。
ですが本当に大丈夫だと言われてしまい、その場から出て行くしかなくなるのです。
カイラードは一人で考えたいことがあったのです。
馬をなでながら、あのパーティーでアイリーンに問い詰められたことを思い出しています。
アイリーン『第5皇太子殿下、どうしてカイロン公女と私的に会い続けていらっしゃるのですか?』
あのとき、反論をしたかったカイラードですが、アイリーンの言葉が事実であることに気づいてしまい、何も言えなくなってしまったのです。
カイラード「俺は・・・シャルティアナ公女を恋い慕っているんだ」
シャルティアナと話すと心が通じているような気分になり、会うたびに嬉しくなりもっと顔を見たいと思ってしまうのです。
ですがシャルティアナは兄である皇太子殿下の婚約者、こんな気持ちを持つことすらゆるされない・・・。
さらにシャルティアナとお茶をしているとき、『私達にはやましいことなど何一つないではありませんか』と言われたことを思い出します。
自分に特別な感情は持っていないようだと思い、あきらめた方がいいんだとも感じています。
ですがそう思っていても、いざ会ってしまうと頭の中が真っ白になってしまうのです。
カイラード「一体・・・どうすればいいんだろう・・・」
馬小屋でると、そこで騎士たちが待っていました。
カイラード「戻って構わないと言ったはずですが」
ですがそのような恐れ多いことはできないと、言われてしまいます。
「あの・・・何かあったのですか?」
ですがカイラードは少し考え、何でもないと口にはだしませんでした。
悪女の定義【第67話】感想
シャルティアナは考えます。
ですが結局はどれが正解だなんて、今わかることではありません。
だけど皇太子が考えて、シャルティアナに大きな不利にならないように働きけてくれたようにかんじますね。
そしてカイラード。
こんなにも悩んでいるとは・・・個人的にはカイラードとシャルティアナにくっついて欲しいとか考えちゃいますが・・・笑
そうもいかないですよね・・・。
まとめ
以上、「悪女の定義」のネタバレを紹介しました。
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