漫画「光と影」は原作 RYU 先生、漫画 ひおん先生の作品です。
ウィリアム子爵邸宅の女中、 エドナは子爵の娘、アナの代わりに戦争英雄だが、 平民出身の貴族であるイーライと結婚させられる。
しかし、その嘘はすぐにバレ、エドナは生き残るため イーライに立ち向かうことになる。
そんなエドナの姿にイーライも興味を持つようになるが…。
光と影【第23話】温もりのあらすじ・ネタバレ・感想
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光と影のあらすじ・ネタバレを紹介しますのでご注意ください!
光と影【第23話】温もりのあらすじ
まだ止まない雨の中で土のうを運ぶ男達でしたが、ぬかるんだ地面に足を取られて転倒してしまいます。
それを見ていた炊き出しをしていた女性陣も、作業に加わります。
あれから数時間が過ぎ、状況は一向に好転しないままだったけれど、なぜか人々は希望を失くさなかった。
隣町からの助けも到着し、少しずつ着実に作業を進めていきます。
領主夫婦と同じ場所に立ち、共に雨に濡れながら川の氾濫を防ぐという非現実的な状況が、疲弊している彼らを奮い立たせるための動機となったようです。
イーライも似たようなものを感じていて「諦めるな!もうすぐで目処がつくぞ!!」と時折大きな声でみんなを励ます度に、なぜか胸が熱くなるのを感じていました。
度々戦場でこれに近い感情を覚えていたイーライでしたが、どうして今この柔弱な人々によってその感情が蘇っているのか分かりませんでした。
光と影【第23話】温もりのネタバレ
その時、雨が少しずつ上がり、皆の視線の先には光が差し始めていました。
イーライとエドナも、光を見つめながら、この瞬間を忘れまいと心に誓っているのでした。
大方作業が終わり、エドナのもとへイーライが戻ってきます。
重要な部分は直したし、雨も上がったので、午後まで休息を取らせたそうです。
その後、残りの作業を仕上げるように指示をしたと、手を伸ばし城に帰ろうと声をかけます。
泥のついた顔、真っ黒になった手を見つめて、そっと手を重ねました。
イーライ「温かい風呂が恋しいな。」
エドナ「―ええ。・・・私も。」
城に戻り、一緒にお風呂に浸かるイーライへ、エドナは「別に一緒にお風呂に入りたいというわけではなかったんだけど。」と背中を向けたまま座っています。
「夫婦なんだからいいだろう。」というイーライの声を聞きながら、さっきみた光のように温かいお風呂に、癒されていました。
エドナ(あれは、驚異的な光景だった。身分も、性別も関係なく泥まみれになって、巨大な自然に立ち向かう姿・・・。)
(そう。王座でも、貴族でも―平民でも、賤民でも― みんな等しく同じ人間。同じ地を踏み同じ空の下で生きて行く―。)
イーライの温まった身体から、聞こえる心臓の音に耳を澄ませています。
エドナ(これは義務感じゃない。心からそう思っている・・・。)
(最後まで一緒にいたい。ここの人たちと。そしてあなたと・・・。)
光と影【第23話】温もりのみんなの感想
やっと雨があがりました。
雨が上がり、日が差し込んで来た時の人々の高揚感はこちらまで伝わってくるようでした。
どんな身分でも関係なく、町を守るためという一つの目標に向かって、行動するのは現代社会にも通じるようだと思えました。
イーライの変化を感じた今回の件で、エドナの気持ちは大きく変わりました。
これまでと違って義務感ではなく、好意で一緒にいたいと思えるようになっていましたね。
まとめ
以上、「光と影」のネタバレを紹介しました。
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