漫画「捨てられた皇妃」はiNA先生の作品です。
モニーク侯爵家に神のお告げにより産まれた「アリスティア」
未来の皇后として育てられた彼女だが、ある日異世界から やってきた少女「美優」の出現で皇后ではなく皇妃として 迎えられることに…
そんな中反逆罪に問われ心血を捧げた甲斐もなく儚く散り逝くのだが…
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目次
捨てられた皇妃【第78話】のあらすじ・ネタバレ・感想
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捨てられた皇妃のあらすじ・ネタバレを紹介しますのでご注意ください!
捨てられた皇妃【第78話】のあらすじ
皇太子はアリスティアが身体が弱いため、あまり無理をさせないように気を使ってほしいとラス公爵に指示をだすと、周りはその変化に驚きました。
付き人のハレンは、ラス公爵に頼むだけでもいいのかと確認してきます。
何が言いたいのかと言うと、アリスティアの元を訪問したり、差し入れをした方がいいのではないかと皇太子へのアドバイスだったのです。
ですが皇太子は、自分が行くときっと怖がらせてしまうと不安に思っている様です。
ハレンは侯爵夫人(アリスティアのママ)の命日に一緒に庭園を散歩したことを出し、もう怖いとは思っていないのではないかと考えているようですが、皇太子はあの日が特別だったからだと思っているのです。
皇太子「それともそなたは、彼女がぼくを警戒しないという確信でもあるのか?」
それはもちろん!とハレンは笑顔で話し始めたのですが、以前アリスティアが皇太子の前で気絶してしまったことを思いだしてしまい、確信はないと顔を真っ青にしました。
ずっと人とのかかわりを避けてきた皇太子だったのに、これほど誰かのために悩んでいる姿をみたハレンは、笑みがこぼれてしまいます。
そして今日は新任騎士の叙任式があることを話題にだし、アリスティアも見習い騎士として参列する予定なので、そこで様子を見るのはどうかと提案しました。
捨てられた皇妃【第78話】のネタバレ
カルセインは、アリスティアに叙任式に行くことを確認していました。
アリスティアはこう見えて団長の補佐官であるので、もちろん参加します。
カルセインが正式な騎士になれることが羨ましいアリスティアでしたが、見習いを早く卒業できるように手伝ってくれると言ってもらえて、嬉しくなりました。
カルセイン「毎日みっちりしごいてやる、覚悟しろ!」
アリスティア「覚悟なら常にできてるわ!」
叙任式で正式に騎士になるカルセインの事を思いだし、ラス公爵(団長)はにやにやが止まりません。
そりゃそうです、自分の息子が歴代最年少で騎士に叙任され、さらに頼もしい息子二人のお陰で一族の未来もあかるく、帝国の平和に貢献できるのですから。
ラス公爵「陛下、お待ちください。それだけではなく、あの生真面目なケイルアンが・・・侯爵令嬢に我が一族の女性用剣術を伝授してやってくれと頼んできたではありませんか!」
その言葉を聞いた陛下たちは、少し反応します。
両家の秘伝剣術をお互いに教え合えば、今よりずっと国の力になれるとラス公爵は話しますが、陛下はアリスティアが本格的に後継ぎになっているのではの気づきます。
陛下「君たちには少し慎重になってもらいたいものだ。君の優秀な息子とうちの息子の婚約者との間に、妙な噂が流れているらしいではないか」
ラス公爵「ただの噂だということは、陛下もよくご存知ではありませんか」
鋭く切り込む陛下ですが、ラス公爵は冗談ぽく返します。
陛下は噂がタダの噂であることに間違いはないが、ラス公爵の発言が嫌味に聞こえて仕方がないと少し悲し気な表情になりました。
今朝、陛下がみた皇太子の姿が脳裏から離れません。
皇太子はアリスティアとカルセインが二人仲が良さそうに話しながら歩いているところを、遠くから眺めていたのです。
そのアリスティアの表情は、とてもいい笑顔をしていました。
ラス公爵「・・・ということで、カルセインがその代わりとしてモニーク一族の剣術を学ぶことになりました!」
すごいだろ!と嬉しそうにするラス公爵の姿をみた陛下は、表情を曇らせています。
一方叙任式の場所では、カルセインがアレンディスを見つけていました。
カルセイン「おまえもやっと俺の偉大さを認め、叙任される輝かしい瞬間を拝みにきたんだな」
冗談交じりに話すと、アレンディスはまったく興味がないとばっさりです。
アレンディスはアリスティアのために来たことを話すと、カルセインは今日くらいは自分の事を言わってくれてもいいだろうとちょっと寂しそうです。
アレンディス「それなら君は、僕にめでたいことがあれば心から祝うことができるのか?」
その問いに返事に困ってしまうカルセイン。
それよりもアリスティアはどこにいるんだとアレンディスが聞きますが、カルセインもさっきから探しているのですがまだ見つけられていませんでした。
ラス公爵「陛下!!そんなのあんまりです!!」
悲鳴を上げながら陛下に、この前は気にしていないとおっしゃっていたのにと慌てているのです。
陛下「しかし、誤解を招くようなことをした張本人たちは罰を受けるべきであろう」
ラス公爵「でもどうして片方だけに・・・」
しかも自分の名前で命じられるということで、ケイルアンにも合わせる顔がないと落ち込みます。
陛下「もちろん君の息子にも何か命じる」
ラス公爵「補佐が叙任式に参列できないなんて困ります!!」
皇太子とハレンも、その言葉に驚いている様です。
陛下「いつ参列を禁じた?仕事さえ終えれば何をしたってかまわん」
そしてアリスティアはその頃、本が出されて山積みになった場所で、今日中にここの片付けが終わるのかと驚きを隠せません。
騎士団専用の書庫なのにいろんな本が混じっており、帝国の貴族名簿やらなんやらが元の場所に戻されず、置いたままにされている様でした。
アリスティア「・・・仕方ないわ。地道に片付けよう」
叙任式は人が集まっており、カルセインとアレンディスはアリスティアが見つからないことを不思議に思っています。
「只今より、カスティーナ帝国騎士団の騎士叙任式をはじめます。新任騎士は前へ!」
パパもアリスティアがいないことを不思議に思っている様でラス公爵へと聞きますが、彼は謝るだけで何も言いません。
陛下「そなたたちがこれから捧げる忠誠を、この帝国と皇室が永遠に記憶していくことだろう」
立ち上がって前で話すと、参列者が声をだして誓います。
「「皇恩に報い、奉ります!」」
参列している皇太子は、アリスティアが参列できないようなことをラス公爵が言っていたことを思いだしています。
アリスティアは叙任式が始まっているのですが、本の片付けに追われていました。
捨てられた皇妃【第77話】のみんなの感想
アリスティア・・・可哀想・・・。
叙任式くらい参加させてあげればいいのに!!
これが皇太子の為にはならない気がするのですが・・・むしろマイナスで印象が悪くなりますよね。
カルセインやアレンディスも、アリスティアがいないことには気づいています。
ラス公爵があんな話を自慢の様に陛下に言わなければ、こんなことにはならなかった気がするのですが・・。
何か皇太子が動いてくれることに期待します!!
まとめ
以上、「捨てられた皇妃」のネタバレを紹介しました。
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