捨てられた皇妃【第5話】のネタバレ・感想!目を覚ましたアリスティアの悲劇とは…

漫画「捨てられた皇妃」はiNA先生の作品です。

モニーク侯爵家に神のお告げにより産まれた「アリスティア」

未来の皇后として育てられた彼女だが、ある日異世界から やってきた少女「美優」の出現で皇后ではなく皇妃として 迎えられることに…

そんな中反逆罪に問われ心血を捧げた甲斐もなく儚く散り逝くのだが…

>>捨てられた皇妃のネタバレ一覧はこちら

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捨てられた皇妃【第5話】のあらすじ・ネタバレ・感想

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捨てられた皇妃のあらすじ・ネタバレを紹介しますのでご注意ください!

捨てられた皇妃【第5話】のあらすじ

目を覚ましたアリスティアは、いつもと同じ朝なのにすごく心細さを感じます。

そこに召使の女性が「気づかれましたか皇妃殿下」とやって来ます。

 

夜の出来事が鮮明に思い出され、ぎゅっと布団を握ります。

 

アリスティア「・・・私の子は無事なの?」

女性「非常に申し上げにくいのですが・・・」

アリスティア(やはりそうなのね・・・)

女性「残念なことに流産されました」

アリスティア(すごい出血だったからそうだと思った)

アリスティア「でも・・・また妊娠できるよね?」

女性「そ・・・それは・・・殿下は生まれつきお体が弱かったこともありまして・・・」

アリスティア(そっか彼との子はもう産めないんだ これからも永遠に・・・だけど――)

 

出血と腹痛に耐えるアリスティアよりも、逃げ出してしまった美優を追って行ったルブのことが浮かびます。

 

アリスティア(これでよかったのかもしれない 私には子を持つ資格なんてない・・・)

(こんな時にまで 子を失ったことよりも・・・彼の後ろ姿に胸を痛める私だから)

(彼の言う通り私は冷たい人間だ)

 

 

さらに皇室では、アリスティアの父であるモニーク侯爵は騎士団を送るだけで姿を見せないのは、昔から皇室に絶対服従だから。

皇后にすべく育てた娘を皇妃にされるという屈辱を味わっても一切反論しなかったのは、娘のことはどうでもいいと思っているからでは?

子を失っても冷静なアリスティアも含め本当に冷酷な一族だと噂になっていました。

捨てられた皇妃【第5話】のネタバレ

それから何週間か過ぎた時。

また不眠症で寝付けないアリスティアは、仕事が溜まっていてはいけないと執務室へ向かおうと扉を開きます。

 

女性「ねえ聞いた?」

女性「その噂本当なの?」

女性「もちろんよ!直属の侍女が言ってたんだもの!皇后陛下がご懐妊されたって!!」

アリスティア(美優が・・・妊娠!?)

女性「皇帝陛下も大喜び!すぐに盛大な宴が開かれて国民にも贈答品があるんじゃないかしら!!」

「神殿も神が導きし皇后のご懐妊だからお祝いの祈祷会を開くそうよ!」

女性「すごいわ!!帝国の後継者が誕生するのね!!」

アリスティア(私が妊娠した時は何もなかったのに・・・誰も喜んでくれなかったのに)

 

 

虚しさから、思わず大笑いしてしまったアリスティアに、噂話をしていた2人の女性たちが慌てて駆け寄ります。

 

女性「殿下・・・私どもが大変失礼いたしました・・・」

アリスティア「懐妊!懐妊だって!?」

「美優に子ができるなんて!!」

女性「殿下!落ち着かれてください!」

 

そこへ飛び込んできたのは、父であるモニーク侯爵です。

 

アリスティア「あら?お父様も皇后陛下のご懐妊を祝いにいらしたの?」

「私はもう子を望めないというのにご懐妊なんて おかしいでしょう?お父様」

父「しっかりするのです!!」

 

その言葉に我に返ったアリスティアは、「見苦しい姿をお見せしてしまいごめんなさい・・・」と謝りながら、あれほど感情を操る方法を学んできたというのに・・・と自分の予測していなかった行動に動揺しています。

 

アリスティア(きっとお父様も失望させてしまった)

(常に誰に対しても自身に対しても厳格な人だから)

 

父「殿下をここに嫁がせるのではなかった」

アリスティア「・・・・・・えっ」

アリスティア(今まで一度も皇室に反発したことのないお父様が・・・ここに来て・・・一体何をお話になろうとしているの?)

父「殿下よく聞くのです 私は急用があり国境地域に向かいます」

「ですのでもう少し辛抱するのですよ 戻りましたら殿下をうちに連れて帰りましょう」

アリスティア「本当・・・ですか?お父様・・・」

「家に・・・帰れるのですか?」

父「もちろんです」

「ですからそれまで気をしっかり持ち体を大事にしていてください いいですね?」

アリスティア「は・・・はいっ!お父様!!」

満面の笑みを浮かべて、モニーク侯爵と約束をします。

 

自分のことを気にかけてくれていたんだと嬉しい反面、なんだか不吉な予感もしています。

 

去りゆくモニーク侯爵の背中が、遠く感じられ、行かないでと引き止めなければならないような違和感を感じていましたが、約束は必ず守る人だからすぐに戻って来てくれるはずと自ら言い聞かせていました。

 

アリスティア(お戻りになったら聞いてみよう)

(いつも帝国と皇室を優先されていたのに 私のこともずっと心配してくださっていたのかと・・・)

(その返事を聞くのが楽しみだな そしてその後は――)

 

ところが美優が外出の際覆面を被った何者かに襲撃され、事態は一変するのです。

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捨てられた皇妃【第5話】のみんなの感想

目を覚ましたアリスティアを待ち受けていたのは、子どもを失ったこと、さらには次の妊娠も厳しいと言う現実でした。

さらにそれだけでなく美優の妊娠も発覚し、もう普通の精神状態を保つ事すら困難となっていました。

そんなところへやって来た父のモニーク侯爵の言葉に、生きる希望を見出しますが、なんだか不吉な予感を感じていました。

これ以上、悲しいことが起きないでほしいと願うばかりです。

どうか実家へ連れ戻してもらえますように・・・

まとめ

以上、「捨てられた皇妃」のネタバレを紹介しました。

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