終わりのセラフ【第93話】のネタバレ・感想!

漫画「終わりのセラフ」は山本ヤマト先生の作品です。

グレンたちも見ている中で鬼に化そうとするミカエラですが、そんな中で優一郎と楽しく過ごせていた少年期の頃を思い出し始めます・・・。

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終わりのセラフ【第93話】のあらすじ・ネタバレ・感想

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終わりのセラフ【第93話】のあらすじ・ネタバレを紹介しますのでご注意ください!

終わりのセラフ【第93話】のあらすじ

亡骸となったミカエラが鬼と化そうとした瞬間に、楽しかった少年期の頃の思い出が蘇ります。

同じく少年期の頃の優一郎と一緒に原っぱで話した後、下の方で遊んでいる年下の子供たちにも帰るように声をかけます。

ミカエラ「ああ、なんだこれ?なんて幸せなんだろう。皆がいて優ちゃんが隣にいてくれて・・・」

帰った後も自分たちで作ったカレーを皆で一緒に楽しく食べる中、隣に座っている優一郎に対して一つの質問を投げかけます。

ミカエラ「院長先生って、どうなったったけ!?」

優一郎「誰、それ?」

ミカエラ「ああ、やっぱりそうか・・・優ちゃん、これは全部・・・」

何か引っかかるものがあるものの、それでも皆で一緒にいられる光景が幸せであることに変わりありません。

 

 

就寝時、歳を取っても皆でお互いに優しく死ねたら・・・と願望を話すミカエラですが、これがやはり現実でないと同時にこんな幸せも長くは続かないことを実感すると同時に涙を流し始めるのです。

終わりのセラフ【第93話】のネタバレ

ミカエラが自分の思いを告げた後は優一郎もまた自分の気持ちを話し始めます。

優一郎「ミカ、お前に会えて俺は独りじゃなくなった」

そしてミカエラが言っていたことが彼にとって最高の幸せであるなら、きっと実現されるとも言ってくれると同時に優しく手を握ります。

優一郎「もう不安になるなよ・・・俺がついてる!ずっと一緒だ」

だからこそ、ミカエラ自身にも強く望んで欲しいのです。

ミカエラもまた、これこそが自分の一番欲しい幸せであることに偽りはありませんが、これが現実でないことも心の奥底から分かってしまっていたのです。

ミカエラ「でも、これ・・・夢なんでしょ!?」

優一郎「違う!俺が現実にしてやる!!」

優しく励ましてくれる優一郎ですが、それでもミカエラの両眼から流れ始めた涙は止まらなくなってしまうのです。

ミカエラ「だって本当は皆死んだんだ!僕は守れなかったんだ!!優ちゃんも鬼になっちゃいそうなのに残してきちゃった・・・僕が弱いから!!」

彼がその時に流した涙は自分の弱さや誰も守れなかったことによる「自分への怒りと不甲斐なさ」に対してのものでした。

優一郎「大丈夫だ、ミカ。いつもお前と一緒にいる」

ミカエラ「もう疲れたんだ」

そう言いながら立ち上がった時にはミカエラ自身の身体から血が流れ始めております。

優一郎「この幸せは世界の内側で俺らはずっと一緒にいる」

それこそが自分たちの望みであることを伝えられると同時に、ミカエラの背中から大きな両翼が生えるのでした・・・。

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終わりのセラフ【第93話】のみんなの感想

鬼と化した後のミカエラを見たかった願望も強かったものの、今回の少年期のような楽しかった日々もなくては(それが例え現実のものでないとしても)救いも感じられませんからね。

今回の優一郎やミカエラ、そして多くの子供たちによる遊びや共同生活はファン以上に、今の子供たちにも是非一度は見て(読んで)ほしい場面でもありますね・・・。

まだ読んでない人は是非無料で読んでみてください!

まとめ

以上、「終わりのセラフ【第93話】」のネタバレを紹介しました。

漫画は実際に絵も含めて読んだ方が間違いなく面白いです。

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