漫画「るろうに剣心北海道編」は和月伸広先生の作品です。
剣客兵器が次なる計画を着実に進行している中で剣心もまた、京都の葵屋へと電信を送って助太刀を頼んでいたものの、翁から送られてきた返事の内容とは、意外にも・・・
そして斎藤との数年ぶりの再会を果たしたものの、彼に連れていかれた先で見せられたものとは・・・!?
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目次
るろうに剣心北海道編【第13話】のあらすじ・ネタバレ・感想
るろうに剣心北海道編のあらすじ・ネタバレを紹介しますのでご注意ください!
るろうに剣心北海道編【第13話】のあらすじ
剣心が五稜郭での凍座の尋問の帰り道で送っていた電信とは、京都の葵屋に向けてのものでした。
用件は二つで・・・
「隠密御庭番衆の御頭である、四乃森蒼紫への協力要請」
「師匠である比古清十郎への連絡」
これらの内容による電信が、その葵屋に届き、それを見ていたのは・・・やはり翁であり、すでに返信を作成している最中ですが、その内容はかなり厳しいものになります。
現在、北海道で勃発している剣客兵器の件に対してはしっかりと受け止めたものの、蝦夷地は彼らにとっては管轄外だった地域であること、前作から一緒に葵屋を営んできている京都御庭番衆の4人も健在であるものの、今では皆が所帯持ちとなってため、危険に巻き込むわけにはいかないこと、そして一番気がかりな蒼紫においては・・・
とある任務を遂行するために、かなり離れた地域に出ているため、すぐに駆けつけるのは難しい状況となっていました。
そして、その蒼紫を慕う巻町操もまた、いつものように彼を追って出奔中です。
居場所は離れていても、連絡を取り合うことは可能なため、任務が終了次第、函館に向かわせるように伝えてくれる形となります。
一方、師匠である比古清十郎の方も既に陶器の取引先に尋ねてくれていたのですが、本人いわく「良い土と水、そして美味い酒を探しに行く」と告げたきり、ふらりと出かけてから、もう丸一年も戻ってきていないことを知らされます。
力になれない不甲斐なさを噛み締めながら作り終えて、お増に電信局へ持っていくように頼む翁ですが、郵便とは異なり、電信は打った文字数に応じて料金がかかることを聞かされて驚くと同時に青ざめます・・・。
そして函館の方で、そのことで青ざめていたのは薫の方だったわけで、剣心に強く問い詰めます。
英次からの好意で一安心する薫ですが、剣心の方はまたすぐに深刻に考え込んでしまいます。
先ほどの蒼紫と師匠だけでなく、弥彦と恵もすぐには駆けつけられない状況の中で明日郎たち三人組が意気込んで改めて、心強い助っ人宣言するものの(不純な動機からきているものの・・・)、明日郎には、どんな戦況になっても無限刀だけは抜かないように、改めて念を押します。
そして凍座から言われた台詞が脳裏に蘇ってきます。
凍座「如何にお前が最強でも、一人では足らん。猛者を集めるのだ!」
その直後に聞き覚えがあると同時に、決して忘れることのできない因縁深い声も聞こえてきますが、こちらは回想でも幻聴でもありません。
「おい、さっきからずっと背中がガラ空きだぞ!いつまで待たせる気だ?」
驚いて外を見下ろした先には、あの斎藤が一人でタバコを吸いながら立っていました!
斎藤「妻子ができて腑抜けたか。それとも五年前よりも、さらに衰えたか」
思わぬ場所とタイミングでの斎藤との五年ぶりの再会に驚いて、声も出せない剣心ですが、薫と左之助は声を上げて驚きます。
斎藤「ついてこい」
彼が連れて行こうとしている場所とは、果たして・・・!?
るろうに剣心北海道編【第13話】のネタバレ
五年ぶりの再会を果たした斎藤・・・彼が剣心を連れて入ったのは函館山の北東部でした。
顔ではいつもの冷静さを保っている斎藤ですが、凍座との戦いで負った左腕の怪我三角巾で固められて、痛々しい雰囲気をだしています。
それを気にかけて、声をかける左之助ですが、斎藤の方は大きなお世話と言わんばかりの無愛想さです。
彼に着いてきたのは剣心と左之助、そして明日郎たち三人組ですが・・・
斎藤「着いたぞ」
目的地に着くと同時に目の前にそびえ立つ、大きな高さを誇る墓に驚きます。
それは「碧血碑」と呼ばれ、函館戦争の生存者と函館の侠客と名士たちが中心となって、明治16年に建立された幕軍戦死者たちの慰霊碑でした!
しかし、明治政府の手前、人里離れた山中に建てられて、一見ではそれと分からせぬために、戦争のことも戦死者のこともいっさい書かれてはおりません。
斎藤「北へ北へと流れた新撰組の魂の終焉の墓標だ」
剣心「左様でござるか・・・」
静かに手を合わせる剣心と同じく、左之助も手を合わせますが、それと同時にこの場所に連れてきた理由を尋ねると、斎藤が遠回しに答え始めます。
斎藤「剣客兵器共の言う猛者は集まったのか?」
剣心「いや・・・」
斎藤「だろうな。そう見越して、こちらから召集をかけた」
剣心「!!」
斎藤「今から、ここで合流する」
驚く剣心をよそに、編笠の剣士によって連れられている案慈と宗次郎の姿が・・・斎藤もまた、剣心とは異なる形で猛者集めを進めていたのでした!
るろうに剣心北海道編【第13話】のみんなの感想
剣心にとっては、最後の頼みの綱であろう、京都の蒼紫と師匠は、やや空振り気味の結果で残念だったものの、ここにきての斎藤との再会になろうとは、思わぬ展開でしたよね!
そして、これまでの編笠の剣士による案慈と宗次郎への勧誘も実は斎藤によるものだったとは・・・新撰組としての強さと警官としての洞察力を兼ね備えた彼だからこそ、できたことなんでしょうね・・・。
凍座との戦いによる傷もまだ癒えてはいないのに・・・斎藤には本当に「流石!」としか言いようがないですよね!
まだ読んでない人は是非無料で読んでみてください!
まとめ
以上、「るろうに剣心北海道編【第13話】」のネタバレを紹介しました。
漫画は実際に絵も含めて読んだ方が間違いなく面白いです。
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