漫画「るろうに剣心北海道編」は和月伸広先生の作品です。
剣心が凍座白也と手合わせしながらの変則尋問の中で、凍座を強敵と認めた剣心は九頭龍閃を放ちますが防がれてしまいます!
その最中に元新撰組の永倉が凍座への質問を始めようとしますが・・・!?
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目次
るろうに剣心北海道編【第19話】のあらすじ・ネタバレ・感想
るろうに剣心北海道編のあらすじ・ネタバレを紹介しますのでご注意ください!
るろうに剣心北海道編【第19話】のあらすじ
剣心と凍座の手合わせがまたしても、ひとまず落ちついたと同時に元新撰組の永倉が入ってきて尋問を始めます。
永倉「一騎当千の猛者か・・・確かにいるよね!本当に千人倒すような化け物じゃなくて、その者が現れると味方千人が奮い立ち、敵方千人が恐れ慄く・・・そういう意味での一騎当千!!」
そう言いながら、かつての同志であった新撰組の近藤局長や土方副長を始め、長州の高杉晋作、薩摩の西郷隆盛の名前を挙げていきます。
永倉「そういう実力者を選りすぐり、外敵から日本を護る要とする・・・大雑把に言うと、お前さん達の企みってそういうことだよな?」
凍座「ウム」
そこまでは凍座の方も素直に頷きますが、彼らの企みの内容が実は明治政府が掲げる富国強兵と相反していないことも指摘されると、今度は疑問に感じ始めますが、そこで出された永倉からの提案とは・・・
永倉「じゃあさ、実検戦闘なんて物騒な真似はやめて、ここは一つ・・・明治政府と手を組んで、お前さん達が軍の一機関となって猛者を育成するってのは、どうだい!?」
そんな思いがけぬ提案を聞いていた剣心たちは驚きますが、つまり永倉は「戦うだけが問題の解ではない」と言いたいのです。
もちろん、それを受けたとしても剣客兵器が行なってきた函館や樺戸での暴挙を不問にすることまでは無理であっても、一部の罪を減らせてもらえかもしれません。
そんな自分の提案に対して、斎藤や剣心にも意見を求めますが・・・
斎藤「投降するなら、その後の処置は俺の預かりではない。刃向かうなら即斬る、それだけだ!」
剣心「拙者とて剣客、力そのものを否定はせぬ・・・肝心なのはそれを、どのように抑え、どのように扱うか・・・それで実検戦闘などという愚挙を止められるのであらば・・・」
そんな彼ら言い分に対して、少し納得した様子の凍座ですが・・・
凍座「手を組むのは、やぶさかでなかろい・・・だが、その提案は却下だ!」
今度は彼からの言い分が、またしても始まりますが・・・!?
るろうに剣心北海道編【第19話】のネタバレ
永倉からの提案を却下した凍座による言い分が始まります。
凍座「確かに儂らが手がければ、軍の下、訓練や演習で強兵を育成することは、まことに容易い。だが、それでは猛者は決して育たぬ・・・人が猛者になるには何より必要なのは、何事にも屈せぬ強靱な魂・・・そして、それは地獄でのみ育まれる!ここに集いし、貴様たちがまさにそうだろう?」
悟ると同時に問いかけられた剣心たちが各々にとって因縁深い相手や風景を思い返します・・・。
凍座「望まぬ闘争、叶わぬ理想・・・強靱な魂とは、それらを糧として育つ地獄の産物なのだ!だが、地獄なら一瞬、そう一瞬だ!見よ!!」
彼から吠えると同時に後方から突然聞こえた発砲の音がしますが・・・
剣心「栄次!!」
そこには十本刀との共闘に対して、どうしても納得できずに取り残されていた栄次の姿がありました!
凍座「見よ、育ったぞ!見事に小鬼が育ちおったわ!!」
その時の栄次の表情は・・・剣心たちからは修羅と化したような凶悪な表情に見えており、凍座からは初対面の時に見た小鬼が大人の鬼に成長した姿に見えていたのです。
栄次「志々雄真実・・・十本刀!瀬田宗次郎!!」
完全に狂気と化した彼の銃身は宗次郎へと向けられます!
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るろうに剣心北海道編【第19話】のみんなの感想
永倉から出された提案は確かに剣客兵器にとっても己の実力や目標に逹することもできるために、かなり合理的で良い案にも見えましたが、あの凍座がそう簡単に了解してくれるはずないでしょうね・・・!
しかし今は完全に修羅と化してしまった栄次を止めることの方が優先事項ですよね!
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まとめ
以上、「るろうに剣心北海道編【第19話】」のネタバレを紹介しました。
漫画は実際に絵も含めて読んだ方が間違いなく面白いです。
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