漫画「愚者の皮~メグリ編~」は草野誼先生の作品です。
☆前回のあらすじ☆
メグリに敗北した蘇芳と瑠璃に変化が現れた。
兄弟たちが、母性を求めて迫ってくる怪物のように見えてしまうのだ。
兄弟たちのキモさに耐えかねて離れに逃げこんだ蘇芳は、セキと接触。
セキは「白いコートを着た男を見かけたら教えてくれ」と言い残し去っていった。
瑠璃に母の匂いを感じて付きまとう縹。瑠璃はこれを拒絶。
縹は涙に暮れながら、「メグリさえ出てくれば元通りになるはず」だとメグリを連れ戻すことを胸に誓った。
\31日間無料&600Pで今すぐ読める!/
目次
愚者の皮~メグリ編~【第10話 鼻腔】のあらすじ・ネタバレ・感想
ネット上の広告でも見かけるので気になった方はご覧になって見てください。
愚者の皮~メグリ編~【第10話 鼻腔】のあらすじ・ネタバレを紹介しますのでご注意ください!
愚者の皮~メグリ編~【第10話 鼻腔】のあらすじ
セキ「多芸志か。うむ、これから帰る」
セキは車の中で、多芸志と通話していた。
多芸志「親父さんの消息つかめたか?は、無駄足?気になったのはそれだけじゃなかったんだろう?」
セキ(弟たちよ…)
――
一方、岩戸の中で
メグリは壁走りを習得しようと修業に明け暮れていた。
メグリ「忍者みたいに壁を走れたら、攻撃の幅だって広がるはずだ」
朽葉「絶対に無理とは言わないけど…大ケガしたらどうするの?」
メグリ「アタシはもう見たくないんだ!おっぱい求めて泣き叫ぶ兄さんたちを!
共感覚の暴走なんかに頼らなくても戦える自分になりたい!本物の力がほしい!」
床に身体を打ち付けて突っ伏すメグリに、諭すように語りかける朽葉。
朽葉「メグリくん…きみは無力なんかじゃない」
愚者の皮~メグリ編~【第10話 鼻腔】のネタバレ
朽葉「メグリくん、きみはちっとも無力じゃない。僕は気づいたんだ」
朽葉は気づいていた。
メグリには共感覚が芽生え始めていることを。
メグリ「あるわけないだろ!!共感覚なんて特別な人だけが…」
朽葉「こんな話を知ってるかい?人は誰でも生後数か月は共感覚を持っているって」
メグリ「……誰でも…共感覚を?」
味覚・嗅覚・聴覚・触覚・視覚…
赤ちゃんの脳はまだ未分化で、すべての感覚が一つながりの感覚となっている。
メグリは、その「一つながりの感覚」を手に入れた(というか、取り戻した)。
兄たちのように母に与えられたものではない。
メグリは極限状態の中で、自力で取り戻したのだ。
『花』を求め『母』を求める、兄たちの押し付けを感知できる共感覚を。
これを駆使して蘇芳や瑠璃の勝手な思い込みをへし折り、ショックで暴走する彼らを自滅させ撃破してきた。
鉄壁の守りから敵を混乱させて攻撃に転ずる――
偶然かもしれないがメグリの戦法は、孫子の兵法にもあるすぐれた戦術なのだ。
朽葉「メグリくん。きみはたった1人で母さんの負の遺産と戦っている。
心の奥にあるバイアスが彼らを蝕むのを、きみがこの岩戸で食い止めている…心から尊敬する」
メグリ「エヘヘ…やっぱすごいや朽葉兄さんは!!ひとのモチベーション上げまくる天才だ!!」
和やかな会話を打ち破る警報。
『接近 接近 今宵の『蝶(パロパロ)』 『花』へ接近中』
やってきたのは縹だった。
朽葉「えーと…メグリくん…きみの共感覚まだ未知数だから…」
メグリ「ああ、浮かれたりしないよ。それにアタシは1人で戦ってるわけじゃない、朽葉兄さんがそばにいてくれてる」
――さぁ来い縹兄ィ。どんな攻撃も受け切ってやる――
手製の武器を構えて感覚を研ぎ澄ますメグリ。
おかしい。縹は一向に攻めてこない。欲圧を少しも感じない。
縹「メグリ、オレを撃て。岩戸のプレートは11枚、オレの体の幅はプレート3.5枚分…
1/3の確率でどこかにあたるはずだ。少しでも体を掠めたら、何もしないで帰ってやるよ」
メグリ(罠だ…罠に決まってる)
朽葉と仲良くしていることをバカにしてメグリを挑発する縹。
熱くなって武器を振り回すメグリだが、攻撃はまったく当たらない。
縹「お前は1/3の確立を『3階に1回は当たる』と勘違いしてねぇか。
扉が閉まるたびオレの位置はリセットされて、外れくじがもう一度くじ箱に戻されるのと同じになるのさ。
疲れてくりゃ確率はもっと落ちるぜ。1/3、1/9、1/27…どんだけオレを有利にさせてくれんだよ!!」
メグリ「バカにするなー!!」
ついにメグリの攻撃が縹の額にヒットした…が、これも縹の作戦のうちだった。
蘇芳と瑠璃の失敗から得たデータ。
この攻撃から得たメグリの最新データ。
それを『鼻腔』に乗せて、放つ。
縹「できればこの技は使いたくなかったんだけどな!…でもこれがオレの導き出した答だ!!」
縹の共感覚が、メグリに向かって解き放たれた。
メグリ「なんだ…この匂いは…」
\31日間無料&600Pで今すぐ読める!/
愚者の皮~メグリ編~【第10話 鼻腔】の感想
「アタシはもう見たくないんだ!おっぱい求めて泣き叫ぶ兄さんたちを!」
そーだよな気持ち悪いもんな。
そして朽葉兄さんかわいすぎ、控えめに言って天使。
そしてメグリにもスタンド…ならぬ共感覚が発現。
危険察知?のような能力みたいですが、これをどうやってバトルに生かすのか楽しみです。
結局、 アミバ 縹は負けると思うんですが、その過程でおっぱいゾンビ化するんでしょうか…
そろそろ踊る赤ちゃん人間は食傷気味ですし、ほんと気持ち悪いんでやめてくれないかなぁ。
まとめ
以上、「愚者の皮~メグリ編~【第10話 鼻腔】」のネタバレを紹介しました。
まだ読んでいない方、ぜひご覧になってみてください!
サービスの内容を細かく紹介しています。
▼31日間無料&600Pで今すぐ読める!▼
コメントを残す