ピッコマ無料連載中の「悪女の定義」を読みました。
以下ネタバレとなりますので、ご注意ください。
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悪女の定義【第82話】あらすじ
シャルティアナ「きゃああああっ!」
皇太子と同じ馬に乗っているシャルティアナは悲鳴を上げながら、絶対に離さないでとお願いしています。
後ろからシャルティアナを支える皇太子は、しっかりつかんでいるから安心するように諭すのです。
速すぎるのであれば少し速度を落とそうかと彼は言ってくれるのですが、シャルティアナは怖いと言いながらも大丈夫だとそのままの速度で馬に乗るのです。
シャルティアナ「はあ・・・とっても楽しかったです!」
皇太子「怖がっていたじゃないか」
ここでシャルティアナは怖いのが面白いんだと理解が難しいことを言い出すのです。
皇太子も久しぶりに楽しめたと笑顔を見せます。
紅葉狩りスポットへ到着し馬から降りるのですが、シャルティアナは皇太子の手を借りて降りることにしました。
皇太子「ダロンは大きいからな」
ダロンとはこの馬の名前で、馬小屋の中でも最も力の強い馬を選ぶとどうしても大きな馬になってしまったのだそうです。
シャルティアナ「あの・・・私の事をそんなに重たいをお考えなのですか・・?」
すこしイラつきながら話すと、彼は2人で一緒に乗るから気を使っただけだと、そんなことはないと言ってくれました。
悪女の定義【第82話】ネタバレ
椅子に座ると、木なのに柔らかくて驚くシャルティアナ。
皇太子「そなたはときどき魔法の事など何も知らない者のような発言をするな・・・」
シャルティアナ「ま・・・魔法なのですね!うっかりしていました!」
ひとまずごまかすシャルティアナ。
ここでカイロン家ではあまり魔法を使わないのかと質問されます。
いいえととっさにごまかしますが、それよりもきちんとお茶の準備が進んでいくテーブルに目が行くのです。
皇太子がお茶を淹れてくれる様子をみながら上手だと話すと、彼はこれくらい常識だと何事もないように答えます。
皇太子「…見ていたのなら少しくらい手伝ってくれても良かったのではないか?」
シャルティアナ「あっという間におひとりで全て行われてしまったんですもの~」
内心は権力者をこき使うのは快感だと、楽しそうです。
お茶はおいしく、話は続きます。
皇太子「そなたは今まで紅葉狩りをする時、どこへ行っていたのだ?」
シャルティアナ「紅葉狩りですか?あ・・・」
実は紅葉狩りになんて一度も行ったことが無く、バイトや勉強に追われていてそんな余裕などありませんでした。
お花見には現世で一度だけ行ったことがあるのですが、そんなことはなすことができません。
シャルティアナ「そ・・・そうですね、あまり行ったことがなくて・・・」
言葉を濁すと、皇太子は意外だとだけ言いそれ以降はこの話について聞いてくることはありませんでした。
話題を変えようとしてくれているのだろうか?それともただこの風景を楽しんでいるのだろうか?
風に揺れる彼の黒い髪に、思わず視線が引き寄せられました。
そしてアンニュイな黄金色の瞳がこちらに向けられます。
微笑む皇太子と目があったシャルティアナは、その瞬間心臓が大きく跳ね、そのまま激しく鼓動を打ち始めました。
いったいどうしちゃったんだろう?
そんな自分にひどく困惑しますが、前と同じ様にあの整い過ぎた顔のせいにしてしまえばそれでいいのに、おかしなことに胸の鼓動はなかなか収まりませんでした。
結局穏やかな秋の午後のおしゃべりに集中できるようになったのは、それからしばらく時間が経ってからのことでした。
帰り道も来たときと同様に森の中の広場から入口まで、ダロンに乗って走りました。
森の入り口から宮までは馬車で移動する予定で、絶叫マシンのような乗馬もこれで終わりだと思うと少し残念に思います。
そして馬車まで到着し、シャルティアナの目は回ってしまっています。
シャルティアナ「すごく楽しかったです!乗馬を学んでみたくなりました」
皇太子「本当にそなたはかわっているな」
ここからは降りて歩こうと彼は提案し、ダロンも休ませなければならないからと付け加えます。
ですがシャルティアナはもう少しくらい大丈夫じゃないかと、もっと乗っていたいと伝えるのです。
皇太子「気に入ったようだな、また今度乗りに来ればいいだろう」
シャルティアナ「は~い、わかりました」
そして皇太子の手を借りてダロンから降りようとしたところ・・・体がクラついてしまうのです。
皇太子がシャルティアナの体を支えてくれる前に馬から降りてしまったようで、バランスを崩してしまいます。
それは乗馬の楽しさに気を取られていたせいであり、ここまではよくあることなのです。
誰だって最初は落馬を経験するものですから。
それ自体は全く大したことではなく、次にの瞬間に起こったこととは・・・映画やドラマでよく目にしたシーンでした。
それは絶妙なタイミングで起こる偶然。
現実では絶対にありえない、見ていることらが恥ずかしくなるようなシーンで、その中でも最高峰と言えばやっぱりこれでしょう。
一緒に倒れ込んだ2人の唇が触れてしまう偶然。
見ている側はふざけているとしか思えないシーンです。
そんな偶然が実際に起こってしまうとは・・・。
倒れ込んだ2人は、歯が折れることもぶつかってけがをすることもなくキスをしてしまったのです。
それさえも驚くべきことなのですが、この状況はこれだけではおわりません。
皇太子はシャルティアナの背中を抱き寄せて、そのまま唇をなめてきたのです。
彼の手はシャルティアナの腰をなでており、この状況に思考が止まり何も考えられなくなります。
「殿下!ご無事ですか!?」
侍従たちが駆けつけてくる音で我に返り、とっさに起き上がるシャルティアナ。
二人は赤面しており、これは一体どういう状況なのかよく飲みこめずにいるのです。
悪女の定義【第81話】感想
後半の説明が面白かったです。
そうですよね、こんなこと絶対起きないだろうと私でも思います!
本当にそうなってしまった場合には、何も考えられなくなるでしょう。
皇太子は何を考えて舐めたのか・・・(笑)
続きが気になっって仕方ありません!
まとめ
以上、「悪女の定義」のネタバレを紹介しました。
無料で読めるサービスとしてU-NEXTやFOD・music.jpなどがありますが、2019年9月時点では未配信でした。
上記のサービスは無料で単行本が読めるサービスでのチェックしておくと、好きな作品を読めるかもしれませんね。
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