よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る【第45話】のネタバレ・感想!

「よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る」はAhBin先生の作品です。

これまでの告白や誤解などを経たカナリアはセザールとの仲が進展していきますが、皇后から不信感を抱かれ始めます。

オスカーからの提案により、恐ろしい命令を下されるのですが・・・!?

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よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る【第45話】のあらすじ・ネタバレ・感想

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よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る【第45話】のあらすじ・ネタバレを紹介しますのでご注意ください!

よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る【第45話】のあらすじ

これまでのことを経てセザールと仲良くなっているカナリアを見た皇后が不信感を抱き始めます。

皇后「あの子はいったい何を考えてるのかしら?なるほど!お前が言う通り、カナリアは私を裏切ったのかもしれない」

側にいるオスカーに対して言うものの、確実な証拠がありません。

オスカー「カナリア妃をお試しになっては!?」

そう言いながら小さな小瓶を取り出しますが、その中にはアンドラシアの花から抽出された毒が入っているのです!

皇后「私は毒殺などと稚拙な真似はしない」

さらにセザールには生まれつき、毒に耐性があることも知っています。

オスカー「毒殺するためでは、ありません」

彼はこれを使ってカナリアを試そうと提案してきます。

 

 

この日は帝国による収穫祭が行われる日です。

皇家が神殿に入って儀式が行われますが、帝国で一番肥えた土地のワインを飲んで感謝を捧げる流れとなっています。

この儀式には毎年皇家の人たちが交互に担当しており、今年はセザールとカナリアが行うことになったため、二人とも白い衣装を身に纏ってはいります。

しかしカナリアには、どうしても気がかりなことがあったのです。

 

 

時は当日の朝まで遡ります・・・。

皇后がカナリアを呼び出して何か忠告しようとした矢先、使用人がアンドラシアの毒が入った小瓶を持ってきます。

皇后「効果は確かだろうね?」

使用人「一滴だけで全身麻痺して死に至ります」

カナリアの前で恐ろしい会話を彼女にも聞こえるようにしてきますが、彼女もまたアンドラシアはこの世界で一番強い毒であることを知っています。

しかし、カナリアにとって本当に踊らされたのは次の会話でした!

皇后「神官に指示して、第一皇子が飲むワインにこれを混ぜなさい」

使用人「はい、皇后陛下」

カナリア「セザールに!?この状況はいったい何なの!?」

カナリアもまたセザールが毒への耐性を持っていることや皇后が毒殺という手段を嫌っていることを知っており、なおさら疑念を抱くのです。

 

そんなカナリアに対して、皇后からの忠告が告げられます。

皇后「神殿で何が起きても慌てずに、私側の者の指示に従いなさい!それがあなたの身のためよ」

カナリア「かしこまりました」

表面上では素直に返事しますが、カナリア自身もまた皇后から疑われ始めていることに気づきます。

カナリア「私はまだ彼女の手下なのか、それともセザールの味方になったのか・・・」

 

そして時は現在に戻り、二人で神殿に入っていきますが・・・!?

よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る【第45話】のネタバレ

セザールと一緒に神殿に入ってからも、皇后から受けた忠告が頭から離れません。

皇后の目的は毒殺などではなく、あくまでもカナリアが裏切ったのか否か確かめたいだけなのです。

儀式の時にセザールが毒入りワインを飲まなかったら、カナリアは確実に裏切り者とみなされます。

反対に黙っていれば疑いは晴れるものの、セザールがいくら毒への耐性を持っているとはいえ、アンドラシアの毒を飲んでしまえば無事で済むはずがありません。

 

 

一人で歩きながら悩むカナリアを察してセザールが声をかけてくれます。

セザール「どうした!?」

カナリア「これからは私の言うことをちゃんと聞くって約束したよね!?」

そして頷くセザールに対して皇后が毒殺ん目論んでいることを、そのまま暴露してしまいます。

セザールからすれば、どうしてカナリアがそんなことを知っているのか疑問を抱きますが、カナリアもまた自分が皇后の手下であることを再び認識させます。

カナリア「とにかく危険だから、絶対に飲んじゃダメ!」

セザール「分かった」

カナリア「ありがとう」

二人で約束をかわしてから神官の前に立ちます。

 

 

そして儀式はすぐに始まり、神官からセザールに毒入りワインが渡されました。

皇后の恐ろしさを分かってはいるものの、カナリアにとってはセザールを危険にさらすなど出来ません。

カナリア「皇宮に戻ったら対策を考えないと・・・」

小説を読み返せば、きっと良い策が見つかることを信じます。

カナリア「だから、あなたはそれを飲まずに・・・あれ!?」

先ほど交わした約束を破棄したかのように、セザールはワインを一気に飲んでしまいます!

カナリア「どうして!?セザール!!」

ワインを飲んだと同時に苦しみながら座り込んだセザールをただ見つめるのです・・・。

よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る【第45話】のみんなの感想

オスカーからの告げ口も手伝って、カナリアの恐れていたことの一つが起きてしまいましたね!

それでも自分が裏切り者とみなされることを厭わずに皇后の企みを教えたカナリアの気持ちに反してワインを飲んでしまったセザールですが・・・もしかして彼もまた自分の生命を危険に侵してまで彼女のことを守ろうと思っての行動なのかもしれませんよね!

まとめ

「よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る」のネタバレを紹介しました。

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