光と影【第64話】光のネタバレ・感想!

漫画「光と影」は原作 RYU 先生、漫画 ひおん先生の作品です。

ウィリアム子爵邸宅の女中、 エドナは子爵の娘、アナの代わりに戦争英雄だが、 平民出身の貴族であるイーライと結婚させられる。

しかし、その嘘はすぐにバレ、エドナは生き残るため イーライに立ち向かうことになる。

そんなエドナの姿にイーライも興味を持つようになるが…。

>>「光と影」のネタバレ一覧はこちら!

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光と影【第64話】光のあらすじ・ネタバレ・感想

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光と影のあらすじ・ネタバレを紹介しますのでご注意ください!

光と影【第64話】光のあらすじ

キアンはエドナを探して森の中を、馬を走らせています。

なかなか見つからないので、苛立ちがこみ上げてきます。

 

キアン(俺はこの感覚を覚えている)

(昔一度経験した感覚。守るべきものを守れなかったあの時の――)

 

 

まだ若かりし頃のキアンに、ある女性が話しかけます。

椅子に腰かけ、本を読んでいる一人の男の子を見ながら・・・

 

女性「いいわね、キアン。」

「あなたはあのお方に生涯忠誠を誓いなさい。」

「あなたが騎士として任命されたその瞬間から、あなたは命をかけてあのお方に仕えるのです。」

 

最初は義務だと思っていたキアンでしたが、時間が経ち一緒に居る時間が長くなるほど、輝きを増していく姿を見ていると、太陽のような存在になっていたのです。

 

しかし、その命を守ることが出来ませんでした。

 

キアン(弱々しくて無能な王子だと言われていたけど、それはあの方の本当の姿ではないと僕は知っていた。)

(あの方は自分の「光」を隠そうとしたが、それでも、隠しきれない光が瞳に溢れていた。)

(―俺は、あの光を守りたかった。)

 

キアンが仕えていたのは、イーサンだったのです。

 

光と影【第64話】光のネタバレ

デュケイン3世のもとに仕えていたキアンは、反乱を起こしたイーライたちによって捕えられてしまいます。

宮殿には軽々突入出来たにも関わらず、王妃がいた離宮は最後まで抵抗が激しかったと、腕のいい手下たちが8人も犠牲になったと、イーライが訪ねてきました。

 

イーライ「なかなかやるじゃないか。」

「俺はお前みたいな奴が好きだ。俺の部下になれ、キアン。」

「お前のおかげでこっちは人手不足なんでね。俺の手下になれば名誉や地位は与えてやれないが、命だけは助けてやるぞ。」

 

それまでずっと俯いていたキアンがやっと顔をあげます。

 

話しているイーライの顔は、逆光ではっきりと見えませんでしたが、その瞳だけは、イーサンを彷彿とさせる光があったのです。

 

そうしてキアンはイーライの手下となったのでした。

 

 

本当は自分がイーサンという虚像を追っているということくらい分かっています。

けれど、最初の主君をすでに失った彼には、なんとしてもエドナを守らなければならないのです。

こんなにも似た人が死んでしまうのは、もう二度と見たくありません。

 

 

 

エドナは次々と敵に立ち向かっていきます。

鞭を器用に使い、相手から奪った武器で応戦しています。

けれど、一人だったらなんとか突破できたとしても、剣すら持ったことのない寄せ集めの住民たちが一緒で全然前へ進めません。

 

人数が多くてなんとか応戦していますが、エドナがいなくなればひとたまりもないことは分かっています。

 

どうしようと頭を悩ませていた時「後ろから騎士たちが来ています!!」という声が聞こえてきたのです。

後方の敵を倒しながらこちらに向かってきているそうです。

 

エドナ「ああ。捨てる神あれば拾う神あり、か・・・。」

「緊張を緩めるな!このまま戦線を張っていく!」

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光と影【第64話】光のみんなの感想

キアンがエドナに対して、複雑な様子だった理由が明らかとなりました。

てっきり、イーサンやデュケイン3世のほうへの恨みかと思っていましたが、なんとイーサンに仕えていた人物だったのです。

あの戦の際に、イーサンを守れなかった自分のことをずっと悔やんでいたんですね。

他人の空似だと分かっていても、エドナを失いたくない一心で、馬を走らせていました。

一方で、エドナの方はなかなか前に進めず苦戦していました。

けれど騎士たちがこちらに追いついてきていると知り、一気に活気を取り戻したようでした。

あとは合流し、敵たちに立ち向かうのみですね。

 

まとめ

以上、「光と影」のネタバレを紹介しました。

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