砂漠に降りそそぐ龍の雨【第18話】のネタバレ・感想！

「砂漠に降りそそぐ龍の雨」第18話を読みましたのでネタバレを紹介します。

SUMMER先生の作品です。

若旦那をレンが黙らせ２人は帰りを急いだ。

助けたのにお礼を言われなかったことに拗ねるレン。

一方でサハラが目を覚まして、スウがいないとこに気づいてしまった。

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砂漠に降りそそぐ龍の雨のあらすじ・ネタバレ・感想

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砂漠に降りそそぐ龍の雨のあらすじ・ネタバレを紹介しますのでご注意ください！

砂漠に降りそそぐ龍の雨【第18話】のあらすじ

目を覚ましたサハラはベットから立ち上がった。

それを知らないスウとレンは話しながら歩く。

「…公子様、本当にお怒りになられたんですか？　レン公子様。あの公子様。ジルド家のレン様」

チョコチョコとレンの後ろを追いかけるスウ。

しかしレンは全く反応をしない。

「…レン」

レンは足を止めてスウを見る。

振り返ったレンを見て、スウは続けて言葉を出す。

「…と蓮の花は違うものだと言いますが、どのように違うのかご存知ですか？博識な公子様、どうか教えていただけませんか」

スウは笑ってレンに聞く。

レンは少しだけ笑って、彼の質問に答える。

「水面より上に茎を伸ばすのが蓮の花で、水面に花と葉を開くのがスイレンですよ」

「なるほど。すごいですね」

「…スウは人を言いくるめるのが本当に上手ですね」

「褒めていただいているんですよね？ありがとうございます」

「たしかに…珠江のシオン家などは、初夜に捧げるべき人物ではないですね」

レンは納得する。

スウはそれに返事をして付け足す。

「はい。人には相場というものがあるので。初夜などはなおさら…誰でも人生でたった一度ですから。もっとも価値の高い時に売らないと損なんですよ」

「それでスウはいくらだったんですか？」

砂漠に降りそそぐ龍の雨【第18話】のネタバレ

「恐れ多くも私は……まだ身体だけは潔いままです！」

レンの問いかけにスウはキラキラしながら答える。

「信じられません」

スウの顔を見てすぐに答えるレン。

それにスウは目をつぶって、少しだけ話をする。

「本当です。今までこれといって、受けるに値する条件がなかったので。通常、奴隷の初夜権は主人にあって、主人が望めが断れないのが原則ですが…私はシオン家の奴隷でもなく自由民でしたから」

「スウの基準を満たさなかっただけで、申し出自体はいろいろあったようですね」

「…どうしてそんなに詳しくお聞きになるんですか？もしかして買おうとお考えだとか？公子様に買っていただけるのであれば、喜んでお売りしますよ」

スウは冗談でレンに言った。

レンはその話に乗るかのように聞く。

「いくらで？」

「うーん…金貨で…五…両？」

それを聞いてレンは歩いていた足を止めて、スウの方に振り返って聞き返した。

「…五両…ですか？」

（高く言い過ぎたか？）

「うむ…回数や体位の制限はありますか？ほんのわずかな時間でコト（？）を済ませなければいけないとか…」

「あ、あの…もう一度考えてみます」

あまりに詳しく聞くレンにスウは戸惑い、彼の話を止めた。

「ははは。スウは何と言うか…本当に予測がつかない人ですね」

レンは笑ってスウ言う。

そして忠告をした。

「しかし、スウはこれまでただ運が良かっただけですよ。世の中には望むものなら、何でも奪って手に入れることができる者がいます。スウのやり方は基本的な取引の常識が通じない相手には無意味でしょう」

レンはスウに目隠ししながら続けて話す。

「例えば、スウをどうにかしてやろうと考えるのが、理性のない狂人であったり、人気のない場所で出くわした刃物を持つ盗賊であったり、その地の全てを手にする皇帝であったり。スウを手に入れる事以外、何にも興味をもたない存在であるとしたら、スウはどうしますか？」

目隠しした状態でレンはスウに問いかける。

スウはそのまま手を顎に持っていき考える。

「…そうですね。逃げるのではないでしょうか？」

その答えにレンの目は冷たかった。

「主君」

２人の横からレンを呼ぶ者が現れた。

そして謝りながら、２人にサハラ様が目を覚ましたことを伝えた。

「お許しもなく参りまして申し訳ございません。少し前にサハラ様が目を覚まされました。急いで神宮へ戻られた方がよろしいかと」

サハラの部屋にある花瓶が割れていた。

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砂漠に降りそそぐ龍の雨【第18話】のみんなの感想

スウさんウソついていましたね。

若旦那に。

スウさんは話すのが得意なのでしょうね。

怒っていた？レン様を振り向かせて、話を聞いてもらえるようにできるんですから。

レン様も笑って答えていましたし。

運が良かったとレン様は言ってましたが、たしかにそうですよね。

手段を選ばないで、必ずものにしようとする人は必ずいますから。

そんな人に出会っていないだけでしょう。

逃げても執着してくるでしょうし。

さて、サハラ様が目を覚ましてしまったことを知った２人ですが、どうなるのでしょう。

最後に花瓶が割られていたのは意味があるのでしょうか？

何か良くない事でも起きるのかもしれませんね！？

まとめ

以上、「砂漠に降りそそぐ龍の雨」のネタバレを紹介しました。

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