「よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る」はAhBin先生の作品です。
グレイシー主催のパーティーにセザールと一緒に出席したカナリアは飲み過ぎにより、二日酔いの状態で目覚めます。
ノアへの手紙を書いて、ひと段落できたと思えたのも束の間・・・皇帝陛下からの呼び出しを受けてしまうのです!
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目次
よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る【第38話】のあらすじ・ネタバレ・感想
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よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る【第38話】のあらすじ・ネタバレを紹介しますのでご注意ください!
よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る【第38話】のあらすじ
昨晩のパーティー会場で飲み過ぎたカナリアは翌朝になって、やっと目覚めますが、完全に二日酔いの状態です。
そんな中でも脳裏に浮かぶのはセザールの存在です。
社交界では自分とノアの噂が広まってしまっている状況の中でも信じ続けてくれるセザールですが・・・
カナリア「それでも私を信じるなんて・・・セザールはいつもそうだった」
幼少期の頃、皇宮でどうにか生き残ろうと必死だったカナリアには何も聞かず、ずっと側にいてくれたことを思い出し、それが自分にとっての大きな力となっていたことに気づきます。
カナリア「だから、もうすぐ皇宮を離れるとしても最後までセザールの力になりたい!」
気を取り直して、ノアへの手紙を書き始めます。
手紙の内容はやはり自分たちに関しての噂話のことであり・・・
「私たち当分は会わない方が良いと思うの」
ノアに対してはセザールが無事に皇位を継承してから、ちゃんと説明しようと心の中で誓います。
その書き上げて封までした手紙を送ろうとしますが、自分が酔い潰れて寝ていた寝室には今は誰もいません。
廊下に出てからも二日酔いの影響で倒れそうになりますが、通りかかったオスカーが支えてくれたのです。
オスカー「大丈夫ですか?」
カナリア「この手紙を第二皇子に渡してもらえますか?」
彼がノアの付き人であることを知っているカナリアは、その手紙を渡してお願いしたのです。
ノアへの手紙を送る手配も済んで、ひとまずホッとできたのも束の間・・・
メイド「お目覚めですか?では急いで、お出かけの仕度を!」
カナリア「どうしたの!?」
メイド「皇帝陛下が、今すぐ太陽宮へくるように命じられました!」
そう聞かされた途端、カナリアの背筋も一気に凍りつきました・・・。
よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る【第38話】のネタバレ
すぐに太陽宮に向かったカナリアですが、皇帝陛下からの話とは、以前セザールがグレイシーとの結婚を拒否した理由についてでした。
セザールが話していた3つの理由とは・・・
①時期早尚
②グレイシーの方に結婚する気がない
③離婚したくない
しかし皇帝陛下からすれば、これらの理由を理解できず、セザール自身がこれほどにまでにカナリアとの離婚を拒む理由に思いあたるフシを聞いてきます。
カナリア「そ、それは・・・」
セザールが自分を心配するために離婚を拒んだことはカナリア自身も察知していたものの、これは皇帝陛下が望む答えではないことも分かっていたために、言葉に出すことも出来ません。
そんなカナリアをよそに皇帝陛下の方はセザールについての話を進めていきます。
皇帝陛下「築き上げた功績を見て確信した。あの子(セザール)には安定的に率いる力があると!」
以前までは必ずしもセザールが皇位を継承する必要性を感じていなかったものの、今ではその気持ちや見方が大きく変わっておりますが、皇帝陛下にとって気がかりなのは、セザールには「貴族たちの支持が足りない」ことなのです。
皇帝陛下「ここまで言えば、私の思いは十分に伝わるだろう・・・」
カナリア「かしこまりました。陛下にご心配をおかけすることのないよう、細心の注意を払います」
皇帝陛下「そうかい、期待してるよ」
そこで謁見は終わり、廊下へ出ますが・・・皇帝陛下が結局は何を言いたいのかと言うと「私の息子と別れてくれ」ということなのです!
皇帝陛下の機嫌を損ねた者は冤罪で幽閉されるか秘密裏に殺されることを分かっているカナリアにとっては、まさに絶対絶命な状態に落とされてしまったことになります。
すぐにセザールと話したいと思ったカナリアは同行してきたメイドに対して、呼ぶようにお願いするのですが、その必要はないと軽く拒否されます。
メイド「もしかして今日が何の日か、お忘れですか?」
カナリア「何の日だっけ!?」
メイドから今日が「セザールが戦争から戻ってきてから初めて迎える房事の日」であることを教えられます。
カナリア「すっかり忘れてた・・・このタイミング、ひどくない!?」
皇帝陛下からの呼び出しの時に続いて、またしても凍りついてしまうのでした・・・。
よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る【第38話】のみんなの感想
せっかくノアに対して書いた手紙をよりによって、あのオスカーに頼んで渡してしまうなんて・・・さらに皇帝陛下から直々に呼び出されては二日酔いも覚めるというものですよね!
そして皇帝から直接セザールと別れるように言われた直後に彼の房事の日だったことを思い出すとは・・・今回のカナリアはまさに悪いことばかり重なってしまった日ですよね。
まとめ
「よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る【第38話】」のネタバレを紹介しました。
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