漫画「とりかえっ婚」【第18〜20話】のあらすじ・ネタバレ・感想!

Comicoで配信中の「とりかえっ婚」を読みましたので、ネタバレを紹介します。

前回17話では、順子の策略に美咲と大地がはまってしまいました。

大地は順子に脅され順子と付き合うことになり、大地と順子がHをしてしまったと思っている美咲は、もともと大地のことを好きじゃなかったのに順子との関係をもったことを思い出すとイライラが抑えられません。

そんな二人はどうなるのでしょうか…気になる続きをどうぞ!

>>「とりかえっ婚」のネタバレ一覧はこちら!

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「とりかえっ婚」【18話~20話】のあらすじ・ネタバレ

【第18話:やっちまったな】

順子との食事をして別れた後、家に戻った大地を待っていたのは、嬉しそうな陽菜の笑顔と、美咲のイヤミでした。

順子との関係を誤解しないで欲しいという大地の言葉には耳も傾けず、陽菜をそそくさと寝かしつけるためリビングを出ていく二人。

その態度に大地はソファに膝を抱えて落ち込んでしまいます。

 

そして、その日以降、大地の帰りの遅い日が続きます。

毎日のように友人のとの食事があるといってメッセージを送ってくる大地でしたが、順子との浮気をしていると確信している美咲はそのメッセージで誤魔化そうとしていると思い腹が立って仕方ありません。

憂さ晴らしに陽菜と一緒に食事に行こうとしますが、陽菜は帰りの遅い大地と遊べない日が続きつまらなさそうです。

 

そんな陽菜の様子に申し訳ない気持ちが少し湧きおこります。大地の浮気にしても元々は順子に相談した自分が発端ではあるのですから…。

ただ、どうしても順子と寝てしまったという事実を思い出すと美咲は大地を許す気になれませんでした。

あんな最低な男とはさっさとわかれて早く大空と結婚したい、それが美咲の本音でした。

 

一方大地はというと、本当に友人の家にのみに行っていました。

友人のケンとはは結婚前良く飲んでいましたが、見張っていないと逃げてしまいそうな美咲が心配で、飲む回数が減ってしまい疎遠になりかけていた友人でした。

ケンが料理の準備をする間、ソファに座って深いため息を吐いていると、そんな大地に家のみに参加していた友人のナベが声をかけました。

 

元気がなさそうな様子を心配していたナベですが、大地の話を聞いて、ナベは呆れてしまいます。

そしてその話を聞いていたケンも最低だと大地のことを言い放ちます。

よくある展開ではあるものの、脅してまで付き合いたいなんて相当想われているんだなという言葉に、大地は困り果てます。

 

それにしても…と大地。

「興味のない女性と一緒にいるのがこんなにも苦痛だったなんて、好きでもない自分と4年も一緒にいてくれた美咲さんは神だ!」

と改めて今回の件で美咲の良さを実感した大地なのでした。

 

そして、美咲との離婚を尋ねられ大地は強く否定します。自分は美咲以外は選ぶ気がないと。

その一途な大地にケンは以前からの疑問をぶつけます

「なんで美咲にそこまで固執するのか、と…。

【第19話:片想いの始まり①】

どうして美咲にそんなに固執するのか、と訊かれた大地は恥ずかしそうに誤魔化そうとしますが、二人はそれでは許してくれそうになく大地は観念して美咲のことを好きになったきっかけを話し始めます。

それは、大地と大空が自分の会社に入社して2年目の春のことでした…。

 

美咲の入社初日、初めてみた瞬間美咲の周りだけ優しい日差しがこぼれているように見えた大地の美咲に対する第一印象は春みたいな子、というものでした。

ただ、その時はまだニコニコしている美咲の笑顔をみても何も感じるどころか、むしろその笑顔が少し気に入らないくらいでした。

 

将来会社の後を継ぐ予定の大地には結果がすべてで、笑顔には何の意味もないとしか思えなかったのです。

そして、トラブル対応に奔走して帰社したある日、疲れて机に突っ伏す大地に美咲が笑顔で声をかけてきました。

ニコニコ成人のお出まし…程度のイヤミを考えながら振り向くと、そこには笑顔でいつも大地が飲んでいる銘柄のコーヒーをもった美咲が立っていました。

 

仕事のミスが多い美咲でしたが、ぼーっとしているようで他人の好みを把握していたりと気配りのできることを知り、笑顔だけでは仕事は進まないけれど、癒し効果はあるんじゃないだろうか…とさっきいからのイライラが嘘のように癒されているのに気付いた大地は、考えなおすとともに美咲が気になる存在になったのでした。

 

そんなある日――

会社に大地の大きな声が響き渡りました。

「申し訳ありません!」

【第20話:片想いの始まり②】

大地の謝罪の言葉が会社に響きわたります。

それは、お客様の理不尽な怒りに向かっての謝罪でした。

いくら説明を尽くしても納得してくれないお客様の怒りを抑えるため、応接室でひたすら頭を下げて我慢を強いられている大地。

そこに美咲がお茶をもって入ってきました。

 

いつものように笑顔でお茶を置く美咲。

目のまでは怒りに身を任せて怒鳴り続けるクレーマーが。

 

彼は建設工事現場近くに住む住民で工事の騒音がうるさくて昼寝もできないしテレビも見れないと怒鳴り込んできたのでした。

その話を聞いて、美咲は笑顔でお客様の気持ちに賛同してみせ、そしてもう少しで終わらせるように頑張るので、お客様ももう少しだけ我慢してくれませんか?と可愛くお願いしてみせます。

 

頭に血が上っていたお客様も、美咲とのやり取りで落ち着き、なるべく音を立てない様にと言い捨てて帰っていきました。

どんなに自分が言葉を尽くしても頑なだった気持ちをあっさりと溶かす姿をみて、大地の心は揺さぶられます。

依頼、親しく口を利くことはなかったけれどいつも目では美咲を追ってしまっていた大地だったのです。

 

そうしているうちに美咲への気持ちが日増しに大きくなっていくのを自覚する大地。

目が合うだけでドキドキしてしまう始末です。

しかし、うまく美咲と会話できない大地は、美咲と親しげに話している大空を見てうらやましく思います。

 

何を話しているのか…とモヤモヤひとりでしている間に、美咲は大空と付き合い始め諦めようとします。

結婚することはかなわなくても義理のあにとして一生そばで見守れる…と悟りを開いていたら…。

大空のドタキャンで棚ぼた敵に美咲の夫になれてしまったのでした。

 

こうなったからには一生美咲を守っていくしかない、そう心に誓っていると熱弁をふるう大地に、二人はこっぱずかしそうに大地を揶揄います。

その初恋の相手でもある美咲の笑顔を見ると、なんでも許せるぞ、俺は!!」

そんなに好きならさっさと家に帰ればよいのに…という友人の言葉に、現実を思い出した大地は肩を落とします。帰っても塩対応だろうということが予想できます。

 

それにしても…酒に強い大地がビール1杯程度でつぶれるのも信じられないし、やることやってるのに記憶も残ってないなんておかしくないか?

ケンに言われ、大地は考え込みます。

(まさか――)

>>「とりかえっ婚」のネタバレ一覧はこちら!

「とりかえっ婚」【第18話~20話】の感想

ようやく問題の夜の状況が不自然であることに気付きましたね!

でも順子の件が嘘だと分かったら美咲が順子になんと相談してたのかバレてしまうということでもあり…。

大地にしてはバレなくても地獄、ばれても地獄ということなのでしょうか。

想像以上に大地が純情で一途ということが分かってどうにか幸せになって欲しいと思います。美咲もいい加減に冷静に周りを見て欲しいですね。

大地が何に気づいたのか…続きが気になります!

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今回の「とりかえっ婚」はコミコにて連載されている作品で、単行本化はまだされていませんでした。

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