捨てられた皇妃【第9話】のネタバレ・感想!美優は選ばれし子だった?

漫画「捨てられた皇妃」はiNA先生の作品です。

モニーク侯爵家に神のお告げにより産まれた「アリスティア」

未来の皇后として育てられた彼女だが、ある日異世界から やってきた少女「美優」の出現で皇后ではなく皇妃として 迎えられることに…

そんな中反逆罪に問われ心血を捧げた甲斐もなく儚く散り逝くのだが…

>>捨てられた皇妃のネタバレ一覧はこちら

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捨てられた皇妃【第9話】のあらすじ・ネタバレ・感想

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捨てられた皇妃のあらすじ・ネタバレを紹介しますのでご注意ください!

捨てられた皇妃【第9話】のあらすじ

アリスティアは、ビタ神殿にて突然聞こえた声に驚いています。

 

アリスティア「誰がしゃべってるの?!」

声「私は万物に生命を与える者 そなたたちは私を「ビタ」と呼ぶ」

アリスティア(嘘でしょ!?誰かのイタズラ!?)

声「16のそなたと今のそなたどちらが本物か知るためにここへ来たのだろう」

アリスティア「ど・・・どうしてそれを・・・!?」

声「私はすべてを知っている」

「16のそなたも今のそなたも どちらともそなたである」

アリスティア「そんなことがあり得るの?」

「時間が逆戻りしたってこと!?」

声「その通り」

「そなたに与えられた命の権限により時間が巻き戻ったのだ」

アリスティア「・・・どうして!?」

声「あまりにも多くの者たちの運命がねじれてしまったから 私の選びし子によって」

アリスティア「選びし・・・子?」

声「あの子はこの世界に生まれる運命であったにも関わらず 次元の歪みにより他の世界に生まれてしまった」

「急いでまたこの世界に呼び戻したが、そなたを含む多くの者の運命を変えることとなった」

アリスティア(他の世界・・・美優…!美優が選ばれし子だったの!?)

捨てられた皇妃【第9話】のネタバレ

アリスティア「・・・それなら美優が現れるというお告げを新たに下されればよかったじゃありませんか!」

アリスティア(もっと早くこの世界に美優が現れるということを知っていれば 私だって彼を諦められたかもしれないのに・・・)

声「そうはできなかった―」

「選びし子が他の世界に行ってしまったゆえそなたも彼も長い長い運命の糸で結ばれてしまったから」

アリスティア「そんな・・・それじゃ・・・」

「わ・・・私と彼の縁は美優がいない間の穴埋めでしかなかったってことですか?」

「私の恋は・・・あれほど胸を痛めた私の恋は私の意思ではなく・・・運命により決められた感情だったってことなんですか!?」

「あれほど努力したのに振り向いてもらえなかったのも美優が現れるまでの代用品でしかなかったからなんですね!?」

「私はただ・・・神が愛した選ばれし子のためだけに・・・」

声「その通り」

 

アリスティア「笑わせないで!そんなことで苦労した挙句彼女に何もかも奪われたなんて!!」

「万物を平等に扱うと言う神が選ばれし子を作ってどうして好き勝手干渉するの!」

声「そなたたち人間に与えられた避ける事のできない決定事項 それが運命だ」

アリスティア「いやよ!!そんな運命!!」

声「人間は運命に背を向けることなどできない」

 

アリスティア(私は一度も優しさを見せてくれたことのない彼を心の底から愛し、皇后である彼女の代わりに激務をこなしてきた)

(国民たちから悪女だと後ろ指を指されたって恨んだことなんてない)

(「神がこのような試練を私にお与えになったのは私を強くするためよ」「神は公平だから辛い思いをしただけ幸せを運んでくれるに違いない」 ―そう思っていた)

(それなのにまさか意思を否定され運命と言う名のもと強制的に彼に尽くす女となりお父様の愛も知らずに生きてきたなんて!!)

 

声「そなたのことは哀れに思っている しかしこれもそなたの運命」

「代わりにそなたの運命が歪んでしまったことへの償いをしよう」

アリスティア「償い・・・?」

「わかった・・・どんな償いなのか見せてもらうわ だけど勘違いしないで!私は決してあなたを神だと思っていないし感謝もしない!」

「私はもう神の存在なんて信じないんだから!!絶対に!!あなたの存在を否定してやる!!もう神なんてあてにしない!」

声「・・・いいだろう」

「好きなようにするがいい」

「そなたのことは私が見守っている そなたは運命に背を向ける者 そなたが選ぶ道はそなたの運命 そなたが望むことがそなたの道」

「そなたは運命を切り開く者」

「アリスティア フィオニア ラ・モニーク」

 

アリスティア(何のために生きてきたんだろう 私という存在は一体何・・・?)

(今思えば・・・私なんてなんでもなかった)

(・・・・・・あぁ)

 

憂鬱な気持ちでいるアリスティアを呼ぶ声がどこからか聞こえてきます。

放っておいてと思い、耳を塞ぎます。

 

アリスティア(私を呼ばないで私を探さないで もう私には何も残ってないんだから)

(私の努力、私の誇り、私の涙 そして私の恋)

(結局私の存在まで否定しておいて今度は何が欲しいというの?)

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捨てられた皇妃【第9話】のみんなの感想

ビタの神殿で神の声によって聞かされたのは、衝撃の運命でした。

美優が選ばれし子であったにも関わらず、生まれる時代を間違えたことによって、それまでの繋ぎとしてアリスティアは利用されたような形になってしまっていたのです。

そして悲惨な終わりを迎えてしまった16歳のアリスティアへの償いとして、9歳の頃の自分自身に戻る権利が与えられました。

ここからどのように運命を切り開いていくのか、またずっとアリスティアを呼んでいた声の正体も気になります。

まとめ

以上、「捨てられた皇妃」のネタバレを紹介しました。

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