漫画「捨てられた皇妃」はiNA先生の作品です。
モニーク侯爵家に神のお告げにより産まれた「アリスティア」
未来の皇后として育てられた彼女だが、ある日異世界から やってきた少女「美優」の出現で皇后ではなく皇妃として 迎えられることに…
そんな中反逆罪に問われ心血を捧げた甲斐もなく儚く散り逝くのだが…
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目次
捨てられた皇妃【第100話】のあらすじ・ネタバレ・感想
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捨てられた皇妃のあらすじ・ネタバレを紹介しますのでご注意ください!
捨てられた皇妃【第100話】のあらすじ
アリスティアは思いだしています。
9歳に戻ってしまい、パパの愛情に甘え、殻にこもっていた自分の前に、現れた一人の少年のことを。
アレンディスと別れたあと、部屋にこもってしまったアリスティアを心配して、リナたちがドアを開けるようお願いしています。
パパ「ティア、私だ。何があったのだ?ドアを開けなさい」
そう何度も名前を呼びますが、アリスティアからの返事はありません。
部屋の中で一人涙を流しているアリスティアは、パパの声に反応はするものの返事はしません。
パパ「・・・私にも、話せないことなのか?」
それでも返事がないので、パパはみんなにしばらくアリスティアを一人にしてあげるようお願いし、その場を離れました。
捨てられた皇妃【第100話】のネタバレ
アリスティアは一人部屋で、アレンディスの事を思いだしています。
眩しいエメラルドの瞳が、自分を見つめていた日のことを今でも覚えているのです。
アレンディス『はじめましてアリスティア、アレンディス・デ・ベリータです』
そう、一人ぼっちだったアリスティアは手を差し伸べてくれたのです。
彼はアリスティアにとって初めてできた「お友達」でした。
アレンディスは一緒に誓いをかわしてほしいとまで言ってくれていましたが、にとっては家族のような唯一のお友達。
温かく包んでくれる大切な存在で、互いに依存してしまっていました。
ですが結局、砕けてしまったのです。
アリスティアは久しぶりにアレンディスに会ったとき、自分の世界が彼を中心に回っていないことに本当は気づいていたのです。
一人で歩み出すことでいろんな人に出会い、いつの間にか世界は広がっていました。
アリスティアはアレンディスがいて幸せでしたが、彼を異性としてみたことはなかったのです。
あの告白の後・・・
アリスティア「ごめん、ごめんねアレン・・・」
何度も謝りますが、アレンディスはやめてと言いながらアリスティアの血がにじんでいる唇を心配してくれています。
アレンディス「家まで送るね、それくらいはさせてよ」
アレンディスの心の方がよっぽど痛いはず、自分は彼の前で泣く資格などないのに、涙を流してしまったことを後悔したのです。
アレンディスの気持ちを知りながら、なんてひどいことをしてしまったんだと、アリスティアは自分を責めます。
アリスティアの部屋の前にはパパがいます。
「ごめんね、アレン・・」と言いながらアリスティアが泣いていることに気づき、アレンディスと区切りをつけたことを悟ります。
部屋で泣いているアリスティアは、月の明かりで揺れているチェスの駒の影がまるで生きている見たいだと感じます。
アリスティア(お昼に観た、影の演劇のようだわ)
剣術の訓令後に、アレンディスとよくチェスをしていました。
このビショップはいつもアレンディスの駒だったと、駒を触りながら思いだすのです。
まだ幼かったころ、アレンディスが78戦78勝だと喜んでいました。
数をまだ覚えていたのかと、アリスティアは驚きます。
アリスティア「どうして私は勝てないのかしら?アレンみたいに天才じゃないから?」
アレンディス「う~ん、理由はそれだけじゃないと思うよ」
そう言って、アリスティアの癖を見抜き、それだと一生勝つことが出来ないことをおしえています。
それを聞かされてショックを受けたアリスティアは、あと何回負ければいいのかと時悲しくなりました。
アレンディス「ほかの駒ももっと積極的に活用するのはどう?」
自分の様にビショップをつかったり、他の駒よりも強いクイーンを使ってみることを教えます。
アリスティア「アレン!もう一勝負よ!」
そして結果は・・・
引き分けとなったのです。
79回目にして初めての引き分けだと、アリスティアは喜びます。
アレンディス「言っただろう?他の駒を使うだけでこんなにも変わる」
これからはこれがティアの武器になるかもしれないと、クイーンの駒を渡しました。
そんなことを思いだしながら、私にはこの駒は相応しくないと、クイーンを握りしめています。
私なんかが触れていいものじゃない。
誰が来ても微動だにせず崩れることのない城壁のような、ルークだけだと考えています。
本物の「クイーン」が来るまで、ボードの隅にいる一生日の当たらない場所で暮らしていこうと決めたのですから。
こんな卑怯な私をどうしてアレンディスは好きになってくれたんだろう、不思議に思いました。
アレンディスも一人考え事をしています。
手にはチェスの駒が握られているのです。
アレンディス「ティア、僕は、君さえいればそれでよかった」
そう口に出しながら、目の前見える幼いころのアリスティアを見ています。
初めて会った日、アリスティアの瞳の奥には子供らしくない歪んだ感情を隠していることがわかったのです。
自分と同じものをアリスティアへ見つけたあの日から、のどから手が出る程彼女が欲しくてたまらなくなったのです。
捨てられた皇妃【第100話】のみんなの感想
アレンディスは傷ついているでしょうが、おなじようにアリスティアも傷ついています。
二人の関係性が今後どうなるのかはわかりませんが、今まで通りにはいかないのでしょう。
まとめ
以上、「捨てられた皇妃」のネタバレを紹介しました。
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1巻972円なので、残念ながらお試し期間の無料ポイントで読む事はできません。
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