漫画「捨てられた皇妃」はiNA先生の作品です。
モニーク侯爵家に神のお告げにより産まれた「アリスティア」
未来の皇后として育てられた彼女だが、ある日異世界から やってきた少女「美優」の出現で皇后ではなく皇妃として 迎えられることに…
そんな中反逆罪に問われ心血を捧げた甲斐もなく儚く散り逝くのだが…
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目次
捨てられた皇妃【第41話】のあらすじ・ネタバレ・感想
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捨てられた皇妃のあらすじ・ネタバレを紹介しますのでご注意ください！
捨てられた皇妃【第41話】のあらすじ
受取った手紙には、金のライオンが描かれており、皇室からであることは明らかです。
皇室からの手紙というだけで、アリスティアの気は重くなってしまいます。
心配したカルセインが「どうしたんだ？何かよくない知らせか？」「なんで暗い顔してんだよ？」と訊ねます。
アレンディスは全て理解しているようで、この時期に皇室から来る手紙といえば、皇太子陛下の成人式のことだろうと呟きました。
ルブの成人式は、帝国でたった一人の後継者が成人するとあって、今や国の一大イベントと大陸中の国々が注目しています。
手紙は、その成人式に婚約者として参席するようにとのものだったのです。
アリスティア（ついに陛下との約束のときがきてしまった）
（どうしよう パパもまだ戻って来ていない）
（私一人でうまく伝えられるかしら？）
（家を継ぐと・・・）
捨てられた皇妃【第41話】のネタバレ
アレンディスはアリスティアの隣に座ると、優しく肩を抱いてくれました。
その温かい手に励まされるアリスティアですが、事あるごとにくっつくなとカルセインが間に入って来てしまうのでした。
それからほどなくして、成人を祝うために首都カスティーヤには大陸中から大勢の人がやってきました。
凶年によって、国の財政状況は思わしくなかったものの、皇室はいつになく宴の支度に力を入れているようです。
救援や暴動の鎮圧に出向いていた人々も続々と舞い戻っていました。
ただ、連絡を絶ったパパは戻ってきません。
城内の人から呼ばれる度に、パパが戻ってきたのかもと期待するものの、帰って来ずアリスティアは元気がありません。
ドレスの採寸にでかけていくアリスティアの後ろ姿に、カルセインは「成人式じゃなくて死刑台にでも連れていかれるような顔してるじゃん」と心配しています。
カルセイン「今年に入ってやっと元気になったと思ったのに」
「あれじゃまた倒れそうだ」
アレンディス「また・・・？僕のいない間にティアが倒れたのか？」
カルセイン「そうだけど」
アレンディス「どうして？」
カルセイン「なんかあいつ急に家を・・・継ぐとかどうとか・・・」
少しむっとした様子のアレンディス。
倒れた時の状況を詳しく聞きたいものの、カルセインもそれ以上は何も聞いていないのでした。
思わず、カルセインに「つまりのところ何も知らないってわけね そりゃそうか君にティアの何がわかる」とケンカを売ってしまいます。
お互い言い合いになりますが、その場を収めたのもアレンディスでした。
アレンディス「今君が敵視すべき相手は僕じゃないと思うけど？」
カルセイン「あ・・・そうだよな殿下の婚約者・・・」
アレンディス（チッ）
カルセイン「あークッソ 雑草なんかに体力消耗してる場合じゃないってのに！」
アレンディス「浅はかすぎるんだよ君は」
カルセイン「いちいちムカつく野郎だな」
アレンディス「こっちのセリフ」
二人は相変わらず、分かり合えないままなのでした。
成人式前日――
パパはまだ帰って来ません。
遠征に出てた人たちはほとんど戻ってきたのに、連絡すらないのが不思議でなりません。
戦場でもなく帝国各地を視察に行っただけだというのに、不安で仕方ありません。
アリスティア（パパ・・・早く帰って来て 一人で打ち勝つ自身がないの）
暗い部屋の中でソファに横になっていたアリスティアのもとに、アレンディスがやってきました。
二人でお茶をしながら、明日の話をしています。
そしてアレンディスは、カルセインから聞いた話をし始めました。
アレンディス「僕のいない間体調を崩してたってこと」
「それと何かに追われているかのように焦って見えたってことも」
アリスティア「そう・・・だったの・・・」
アレンディス「もしかしてと思って手紙を送ったんだけど、役に立てなかったみたいだね」
アリスティア（アレン・・・遠く離れた場所にいたあなたにまで心配をかけてしまっていたのね）
アレンディス「こんなときだし時期尚早だってこともわかってるけど・・・お願いがあるんだ」
「もう少し ほんの少しでいいから 僕に心を開いてくれない？」
捨てられた皇妃【第41話】のみんなの感想
アレンディスとカルセインは相変わらず分かり合えないままでしたが、アリスティアを心配する気持ちは一緒でした。
成人式にむけてどんどん追い込まれていっている様子が気になって仕方がありませんでした。
陛下と約束した、結婚しない理由を告げるべき時が近づいていて気が気じゃないようでしたね。
こんな時にパパがいてくれればまだ心強いのですが、なぜかパパだけ帰って来ないという展開に・・・
他の人たちは帰って来ているのにと思うと不思議でなりません。
次回そのあたりが明らかになることでしょう。
それにしても、アレンディスに心を開くといけない気がするのは私だけでしょうか・・・
まとめ
以上、「捨てられた皇妃」のネタバレを紹介しました。
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