漫画「捨てられた皇妃」はiNA先生の作品です。
モニーク侯爵家に神のお告げにより産まれた「アリスティア」
未来の皇后として育てられた彼女だが、ある日異世界から やってきた少女「美優」の出現で皇后ではなく皇妃として 迎えられることに…
そんな中反逆罪に問われ心血を捧げた甲斐もなく儚く散り逝くのだが…
目次
捨てられた皇妃【第17話】のあらすじ・ネタバレ・感想
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捨てられた皇妃のあらすじ・ネタバレを紹介しますのでご注意ください!
捨てられた皇妃【第17話】のあらすじ
ラス公爵と夫人であり皇帝の妹であるエルニア・シャーナ・デ・ラス第一皇女のもとへ、大きな音を立てやってきたのは次男のカルセイン。
新しい馬を買って来てくれると約束した兄の帰りを待っています。
夫人は公爵一族の子として、もっとお行儀よくし、言葉づかいに気を付けるよう叱っています。
セインは都合の悪いことは聞こえないようです。
ラス公爵が、兄であるカイシアンの帰りが今日は遅く、馬ならば先に送ると言っていたからそろそろ到着するころではないかと言うと、セインは「楽しみすぎて死にそう!!」と言って駆け出しました。
家の中を走らない!言葉遣い!などと走り去る背中に叫びますが、全く聞こえていない様子です。
ラス公爵が「健康なのはいいがヤンチャが過ぎる」といって苦笑いしていると「誰に似たのかしら」と流れ弾となるのでした。
ラス公爵の妻であり、皇帝の妹である妻の、ガミガミ言うあたり皇族にはなかなかいない逸材ですよね。
こういうハッキリしたところも、皇帝やルブに似ている所かもしれませんね。
捨てられた皇妃【第17話】のネタバレ
しかしセインならば、ルブの良い遊び相手になると思うんだがなとの言葉に、とても恐ろしい表情で「・・・今の本気で言ってるの?」と言っています。
ラス公爵は、セインと皇太子はいとこに当たるが故、誰かの顔色を伺う必要はないだろうと、その理由を話すと、誰が誰の顔色を伺うのかと、追及します。
そうやってムキになることも分かっていたかのように、ラス公爵はニヤッと笑うと「違うのならたまには皇宮に行ってみたまえ」と告げるのでした。
夫人はルブのことが嫌いな様子でした。
親戚でありながらあの嫌い様は何か過去にあったのかもと思ってしまいますね。
皇宮の回廊を歩く夫人。
夫がだんだんと兄である皇帝に似てきたような気がして、本当に嫌だと思ったり、セインをルブの遊び相手にするなんてふざけたことを言わないで欲しいなどと考え事をしながら歩いていました。
そこにちょうどルブが現れ、夫人はとりあえず挨拶をしました。
ルブにどんな要件で尋ねてきたのかと聞かれ、挨拶をしに来ただけですぐに帰ると適当な返事をしています。
後ろに立つ男性の手元に分厚い本が数冊抱えられているのが目にとまります。
大人でも理解するのが難しい歴史書にも関わらず、全て読むんだろうかと聞くと「この程度の書物は読み慣れていますので」とサラリとかわされてしまいました。
続けてその男が、これで皇室図書館の制度書すべてを読破したことになるなどという自慢を付け加えるのでした。
二人の間には、非常に上辺の関係といった空気が流れていて、見ているこちらがヒヤヒヤしますね。
夫人は表情一つ変えず、立派な事だと褒めました。
しかし「読むだけでしたら・・・」と何か言いたげな様子です。
一度言葉をひっこめた夫人でしたが、ルブは自分と叔母の関係ではないかと話すように催促し、夫人は口を開きます。
夫人「では叔母として言わせていただきましょう」
「この程度の書籍を読んだだけで満足されているとは なんて情けないのでしょう 誠に失望いたしました」
男「今なんと・・・!」
ルブ「・・・そのようにお考えですか?」
夫人「はい 陛下がまだ殿下ほどの年頃だった時は読書だけではなく文武両道でいらっしゃいまいた。帝国を治めるにはそのくらいは基本だと口癖のように言っておられましたよ」
「殿下はもう少し努力が必要なのではないでしょうか 先に逝かれた皇后陛下の恥とならないように」
「あの世でさぞかし嘆いていらっしゃることでしょう 殿下は皇后陛下の一人息子ですから」
恐ろしい目で、夫人を見つめるルブ。
夫人はさらに話を続けます。
夫人「ですが幸いな事に殿下の婚約者であるモニーク家の令嬢が秀才だそうですね 奢侈税を考案したのも彼女なのでしょう?」
「殿下を補佐する未来の皇后が有能で さぞかしホッとしていらっしゃることでしょう」
「本当によかったですわ」
悔しさから強く拳を握りしめるルブに、男は気にしないようにとフォローしますが、劣ると言われたことに腹が立って仕方ないようです。
一日たりとも比べられない日などないと、肩を落としているようにも見えました。
ルブは一体、アリスティアと自分との違いは何なのか、考え始めていました。
捨てられた皇妃【第17話】のみんなの感想
夫人とルブのバトルは、ひやひやする場となりました。
確かに夫人の言っている事は正論ですが、どうしてこんなに戦い合う程、ルブのことが嫌なんでしょう。
皇后の話を出したりもしていましたが、過去に何かトラブルがあったのかもしれません。
毎日これだけ周りからプレッシャーを与えられていたら、ルブがアリスティアのことを嫌いになってしまうのも頷けます。
ただ、環境が変わっている今、また違った未来になる可能性も十分あると思うと続きが気になって仕方ないですね。
まとめ
以上、「捨てられた皇妃」のネタバレを紹介しました。
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