漫画「捨てられた皇妃」はiNA先生の作品です。
モニーク侯爵家に神のお告げにより産まれた「アリスティア」
未来の皇后として育てられた彼女だが、ある日異世界から やってきた少女「美優」の出現で皇后ではなく皇妃として 迎えられることに…
そんな中反逆罪に問われ心血を捧げた甲斐もなく儚く散り逝くのだが…
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目次
捨てられた皇妃【第109話】のあらすじ・ネタバレ・感想
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捨てられた皇妃のあらすじ・ネタバレを紹介しますのでご注意ください!
捨てられた皇妃【第109話】のあらすじ
「捨て駒が逃げ出すとは何事だ。臆病な愚か者、よくも余計なことをしてくれた」
ゼナ公爵は、アレンディスがいなくなったことで怒りをあらわにしていました。
「少しまわり道になったが当初の予定通り、進めるしかない。皇太子を、我ら貴族の操り人形にしてやる」
「いましたか?」
「いえ、箱の中を確認しましたがどこにもいません」
「まさか急に迷子探しをする羽目になるとは」
アリスティアにお願いされて、皆で「迷子」を捜しているようで、どうもいなくなったのはカルセインのせいのようです。
カルセイン「撫でてやっただけだって!」
ですが首根っこを掴んでいたようで、それだと逃げてしまうのはあたりまえだと言われてしまいます。
アリスティア「まだ子供なので、そう遠くまで行けないはずです」
アレンディスがここをた発った翌日、「この子をよろしく」という彼からの手紙と一緒に、小さなかごが届いたのです。
そしてこっそり騎士団に連れてきたまでは良かったのですが、アリスティアが団長室に行っている間に逃げ出してしまったのです。
アリスティアが外に出て探していると、怒鳴り声が聞こえてきました。
「たわけたことをいうでない!・・・だと、帝国中に知らしめろというのか!」
誰だろうと耳を澄ますと、その声が陛下の声であることに気づきました。
こんなに荒げた声を聞くのは初めてだ・・・そこには一緒に皇太子もいました。
皇太子は陛下に、今年は厳しい暑さになるから夏の別宮を先代の皇太子たちも使ってきたと説明しています。
皇太子「父上も今年はあちらで・・・」
陛下「愚か者!人に弱点を見せるものではないと何度言えばわかる!」
暑さくらいでくたばるわけがないから行かないと、怒鳴り拒否しています。
その話を茂みの中で聞いているアリスティアは、今のが親子の会話だなんてまるで君臣だと感じるのです。
仲睦まじい親子ではないということは知っていましたが、今思えば陛下が彼に優しく接するのを見たことがありません。
それは一体どうしてなのか・・・?
疑問が浮かびますが、アリスティアは動かずにしゃがみこんでしまいました。
皇太子がため息をついているのを聞きながら、この話は聞かなかったことにしようとその場から立ち上がったところ、「カサっ」と音を立ててしまうのです。
捨てられた皇妃【第109話】のネタバレ
皇太子「誰だ!!」
茂みの方を振り向かれアリスティアがびっくりすると、彼も驚いています。
皇太子「アリスティア!?ここで何しているのだ」
アリスティア「あ・・・えっとその!さ・・・探し物を・・・!」
慌ててそう言いますが、皇太子にあいままでの会話が聞こえていたのかと気づかれてしまいました。
アリスティア「い・・・いえ!わ・・・私は何も聞いていません殿下!」
慌てるアリスティアをみて、皇太子は「君は嘘が下手だ」と言います。
皇太子「そんな姿で一体何を探しているのだ?まるで茂みに隠れていた子猫のようではないか」
そして優しく、アリスティアの髪の毛についている葉っぱを取ってくれました。
昔彼が同じように、頭についた葉っぱを取ってくれたことをうっすら思いだします。
二人はそのまま見つめ合い、皇太子が恥ずかしそうな表情に変わります。
アリスティア「殿下、夏の別宮というのは、冷気魔法がかけられているところのことですか?」
と話を切り出します。
約千年前まで、魔法も神聖力もごくありふれたものでした。
現在では難しいその存在に疑問を抱く学者も多いのですが、帝国には今も3つの魔法が残っています。
1つ目はモニーク一族の血から血へ伝わる皇族との言約。
そして2つ目は夏の別宮である。
カスティーナ帝国第11代皇帝は、愛する皇妃の為に宮中の魔法使いに夏の暑さから宮を守るように命じました。
魔法使いは日差しを遮るため大きな木で宮を覆いましたが、皇帝と魔法使いの関係に亀裂が入り、魔法使いが皇宮を去ってしまい、彼の魔法が残ったままの皇宮では冬を超えることができなくなってしまいました。
結局皇帝は新しい首都を制定し皇宮を移し、夏の別宮はそれ以降歴代の皇帝たちの避暑地となったのです。
皇太子「父上は一度も夏の別宮にいかれたことがない。今年は猛暑になるとのことだから、今からの移動を提案してみたのだが・・・」
帝国の混乱を鎮め、今日まで皇宮を守って来た陛下は、弱い姿をみせるわけにはいかないとかたくなに拒んでいるのだそうです。
だがアリスティアは、このままここで過ごすのは身体に悪いと考えます。
アリスティア「殿下も同行されてはいかがですか?」
皇太子「いや僕は・・・」
カルセイン「あー!マジでどこ行ったんだよ!豆粒みたいなやつがいっちょ前に隠れやがって!」
話しの途中でカルセインが現れ、何ともいえない3人の空気が流れました。
カルセイン「・・・なんだよ、迷子探しはもうやめたのか?」
皇太子「久しぶりだなカルセイン卿。怪我の具合はどうだ?」
ご覧の通りかなりよくなり、ここまでなったのも殿下があの神官を送ってくれたおかげだと感謝の意を伝えますが、なんだか冷たく見えます。
皇太子はやはり体力があると治りも早いようだと褒めますが、天才剣士だからと自分でいうカルセイン。
カルセイン「それでは殿下、モニーク卿を連れて行ってもいいですか?今探し物をしてて忙しいんです」
そう言いながらアリスティアを引っ張ります。
アリスティアは殿下に無礼だとこそっとカルセインに言うのですが、あの猫はおまえの言うことしか聞かないから仕方ないと、必死に引っ張ります。
すると皇太子にも聞こえていたようで・・・
皇太子「なんだ、猫を探していたのか」
二人はきょとんとします。
皇太子「僕の執務室に見慣れない銀色の猫が飛び込んできた。君の猫だったのか」
そして執務室に行くと、その猫は気持ちよさそうに横になっています。
アリスティア「ルナ~♡」
ディマルク卿は首輪をしていたから飼い猫だと思い、保護してくれていたのです。
ルナがお世話になったことを伝えると、ディマルク卿はこれと言って何もしてないですよと優しく言ってくれますが、後ろに猫じゃらしを隠しています。
ディマルク卿「あまり人になれていないようですね」
カルセイン「そうなんだよ!さすが草頭が置いてった猫だ!」
皇太子には草頭がよくわからず、不思議そうな顔をしています。
カルセイン「差がしただろ!」
と猫のルナの首をつかむと、思いっきり引っかかれまた逃げてしまいます。
アリスティア「ルナ!!」
カルセイン「ただでさえ暑いのにいい加減にしろって!!」
牙をむくルナは皇太子の足元へ行ってしまいます。
アリスティア「ルナ良い子だからこっちにおいで」
そんなアリスティアそ姿を見た皇太子は「似ている」と思い、ふっと笑みを浮かべます。
ルナは何かに気づき、そのまま皇太子に抱かれてもおとなしくしているのです。
そして皇太子はルナをアリスティアへ渡しながら「先程の話のことだが・・・」と話し始めます。
皇太子「夏の別宮は涼しくて静かなところだから、きっと過ごしやすいはずだ。心配いらない」
アリスティア「はい・・・」
だがさっき陛下はかたくなに拒んでると言っていたのに・・・まるで自分を夏の別宮に送り出すようなことを言っているように感じるのです。
隊長は皇太子に警備の人員を再配置するのかと確認しに来ていました。
せっかくだからこの前の模擬戦闘でいい結果を出した者たちを、陛下の宮の警備にあたらせようと考えていることを皇太子は伝えます。
建物の中には近衛隊とこれまで警備を担当してきた騎士がいるからと、アリスティアたちがいる第1騎士団第13部隊に野外警備を任されることになったのです。
捨てられた皇妃【第109話】のみんなの感想
陛下のことも気になりますが、なんだかルナのお陰で和みましたね。
個人的に気になるのは、ゼナ公爵の言葉です。
皇太子を操り人形にしてやると言っていますが、どんなことが起こるのか・・・なんだか心配ですね。
アリスティアが夏の別宮にいる間に、問題がおきないといいのですが・・・。
まとめ
以上、「捨てられた皇妃」のネタバレを紹介しました。
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