ピッコマ無料連載中の「悪女の定義」を読みました。
以下ネタバレとなりますので、ご注意ください。
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悪女の定義【第30話】あらすじ
今は皇太子との恒例の食事の時間です。
相変わらず愛想もなくもくもくと食事をとる皇太子を目の前に、この前の馬車では少し言い過ぎてしまった気がするとシャルティアナは感じています。
でもどう思われようと関係ない、そう考えを改めて食事を続けていると皇太子がこちらをじっと見つけていることに気づきました。
シャルティアナ(でも今日は、下手なことしないほうがよさそう・・・)
そう思いながら目をそらして黙っていると、皇太子はきちんと感謝の気持ちを述べさせて欲しいと言ってきたのです。
悪女の定義【第30話】ネタバレ
真顔の皇太子と目が合うシャルティアナ。
皇太子「そなたの提案のおかげで干ばつ問題を解決することができそうだ」
いつものむすっとした表情ではないのて、違和感を感じます。
そしてシャルティアナに、樹木についての研究の結果効果がありそうだったことや、満場一致で提案が議会を通過したことを伝えました。
まもなく緑化事業が始まるそうです。
結局皇太子を手助けする形になってしまったシャルティアナは、干ばつの問題が解決しそうなことは幸いではありますが、少し腹立たしさを感じています。
なのでこの話になんて答えていいのか困ってしまっているのです。
皇太子「そなたがどう思っていようと、私は感謝していると伝えたい。私のためではなくとも・・・」
「帝国の民のためにそなたの知恵を分け与えてくれたのだから」
その真剣なまなざしに、本気で言っていると確信したシャルティアナ。
それであれば計算しながら発言をする必要はないと、笑顔でただ思いついたことを話しただけだと伝えました。
すると皇太子は、今までに見せたこともない優しい笑顔でシャルティアナを見つめているのです。
顔が赤くなってしまい、慌てて下を向いてしまいました。
少しの沈黙の後、皇太子はエストゥスにどこか行きたいところはあるのかと聞いてくれました。
皇太子「礼だと言えばそなたは嫌がるだろうが・・・そなたが行きたいところならばどこへでも行こう」
エストゥスの事で、ピオゲルが水晶宮を進めてくれたことを思い出しました。
シャルティアナは何となく予想はしていましたが、避暑とはいえただの旅行であるはずがありません。
どこに行くのが自分にとって有利になるのかを考えて決めなければならないのです。
きっとピオゲルが水晶宮を進めてくれたのもそのためであり、特別な場所を決めた方がいいとのことだったのでしょう。
ですがシャルティアナは水晶宮がダメなわけではないのですが、何か引っかかってはいたのです。
シャルティアナ「西部地域へ行きたいです」
「緑化事業の状況や西部地域の実態をこの目で見てみたいのです」
その言葉に皇太子やピオゲルは驚きを見せました。
危険が伴うと言う皇太子にシャルティアナは、私が行きたいところであるならどこでもいいと言ってくれたことを確認したのです。
皇太子「ダメだとは言っていない。しかすエストゥスの避暑地としてそんなところを選んだレジーナは今までいなかったぞ」
シャルティアナ「ここにいるではありませんか」
すると皇太子は、西部地域の別宮へ行こうというわけではないシャルティアナへ、市民の中に混じって過ごしたいということだと提案するのです。
それならば日程は最小限にした方がよさそうだと、どんどんエストゥスの話が進んでいきました。
皇太子「気づかれずに紛れ込めるように、周到に準備をしなければな」
思い付きで言ったことではありましたが、自分の提案により変わっていく地域だと思うとその様子を見てみたいと思ったのです。
シャルティアナになる前の自分であれば、こんな経験は絶対にできなかったのです。
食事が終わり、席を立って帰ろうとしたところで皇太子あシャルティアナへ手を差し出してエスコートしてくれました。
するとそのまま、レジーナ宮の方向へと進んでいったのです。
シャルティアナ(こっちはレジーナ宮の方向だけど・・・まさか送ってくれるつもりなの?)
そして手を繋いだまま進んでいると、アイリーンと鉢合わせてしまいました。
皇太子がシャルティアナを送っている状況を見て、おどろくアイリーン。
アイリーン「皇太子様ご機嫌よう、カイロン公女も」
シャルティアナ「ご機嫌よう、ステナ令嬢」
するとアイリーンはわざわざ、皇太子殿下との食事はレジーナの義務だと言ってきたのです。まるでレジーナであればみんなすることなので、調子に乗るなと言ってきているような口ぶりです。
シャルティアナ(あんな純粋そうな顔で、平然とそんな嫌味を言ってくるなんて・・・負けてっれない!)
そう思うと、皇太子の方へ身体を寄せました。」
その行動に明らかに苛立ちと不安を見せるアイリーン。
アイリーン「ところで・・・殿下たまに頭痛がすると仰られてましたよね?」
「頭痛に効き目のあるグランウェルティー準備いたしました。ちょうどお食事も終わられたところですし、私の部屋でお茶を召し上がられませんか?」
皇太子が恋人であるアイリーンからの誘いを断るはずはありません。
そうなればここに残されてしまう自分はどんだけ惨めか・・・それは反則だと感じるシャルティアナ。
しかも侍女などのこんなに大勢にられているのですから。
悪女の定義【第30話】感想
ピオゲルが提案していた水晶宮は、何か特別に感じる場所というだけで特に深い意味はなさそうですね。
それにしても、皇太子の変化があまりにもありすぎて・・戸惑ってしまいます(笑)
もしかすると今まで冷たい態度をとっていたのには、アイリーンが関わっていたのかもしれません。
そんなこともしそうな感じですよね!
皇太子とシャルティアナの距離がどんどん近くなっては行きますが、アイリーンは面白くない様子。
ましてや目の前で、シャルティアナを送り届けようとしている皇太子を目撃してまったのですからなおさらでしょう。
ここでアイリーンにぎゃふんと言わせてしまうような発言を皇太子がしてくれれば・・・(笑)期待してます!!
まとめ
以上、「悪女の定義」のネタバレを紹介しました。
無料で読めるサービスとしてU-NEXTやFOD・music.jpなどがありますが、2019年9月時点では未配信でした。
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