双星の陰陽師【第71話】のネタバレ・感想!

漫画「双星の陰陽師」は助野嘉昭先生の作品です。

天馬に宿る式神・貴人の力が死亡した双星の女性たち「太陰」に由来することから、ろくろとの間で双星の秘技・共振が発動可能になりました!

二人はこれによって、悠斗に大ダメージを与えますが、異変が起こり始めます!

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双星の陰陽師【第71話】のあらすじ・ネタバレ・感想

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タイトル名のあらすじ・ネタバレを紹介しますのでご注意ください!

双星の陰陽師【第71話】のあらすじ

ろくろと天馬の共振を受けて、大ダメージを負った悠斗はケガレから人間の菅谷戻ります。

 

そんな中で、物語は悠斗の幼少期の頃に遡ります。

土御門有馬で妹の紅緒や他の子供たちと一緒に、ケガレを倒せるようになるための鍛錬を積む生活は大変でありながらも、大切な家族を守るために頑張っていたのでした。

しかし紅緒の帽子が風に飛ばされてしまい、それを取ってあげたことが災いの始まりとなってしまうのです。

帽子を取ってあげた場所が崖の上で、彼がいる先端部分が突然くずれると同時に、悠斗も一緒に落とされてしまいます!

すぐに搬送されて、長時間にわたる手術を受けますが、意識は戻りません。

泣き叫ぶ紅緒や泣きながら彼を見守り続ける両親の側で眠り続けている彼は夢の世界でさまよい始めます。

始めは皆と一緒に楽しく遊んでいる、いつもと同じ風景ですが、他の子供たちが何故かケガレの姿に変わっていると同時に、一斉に多くの人間を惨殺し始めます。

悠斗「これは夢?現実!?」

そして大人の陰陽師たちが奮戦しながら叫んだ「ケガレの王」という言葉が強く印象に残ると同時に疑問を持ち始めます。

ケガレたちはさらに暴れるようになり、崩壊した街の中で死者も増える一方でした。

悠斗「知らない現実?それとも、これから起こる未来!?」

苦しむ悠斗の前に全身傷だらけの状態で紅緒の首を持っている、もう一人の自分からも死の宣告をされてしまいます。

傷だらけの悠斗「次は君たちの番だね」

それによって気が狂ったかのように泣きながら笑い叫ぶ中で意識を取り戻して、現実の病室で目を覚まします。

 

ちなみに悠斗が病室で寝ながら悪夢にうなされていた期間は半年間にも及びます。

彼が半年間も見続けていた悪夢の内容など、家族や病院の者達には知る由もありませんが、医者の見立てでは彼がい目を覚まして一命を取り戻したのは、奇跡としか言いようがなかったのです。

 

しかし退院してからも、悪夢に悩まされる日々が続きます。

身体は治っても精神の方は悪夢に蝕まれ続け、そのことが表情にも表れ始めると紅緒からも心配されますが、そんな時に起こってしまった、あまりにも突然な両親との死別により、兄妹の仲にも亀裂が入り始めます。

 

両親の死別から数日後も泣き続ける紅緒に対して、苛立ちを隠せなくなってしまった悠斗は、とうとう紅緒を殴ってしまいます!

悠斗「泣いてたって、何も元には戻らないんだよ!どうして僕を困らせることばかりするんだ!!」

その状況を目撃した使用人たちから抑えられることで、その時は何とか怒りも暴力も治りますが、その夜もまた悪夢にうなされます。

しかし、その時の悪夢は今までのものとは少し異なり、数名の陰陽師たちが首を失った陰陽師を拘束しながらの人体実験を行なっている風景・・・

首を失った陰陽師がケガレの姿に変わると同時に周りの者たちが慌てて退治します。

そんか光景を見た悠斗は、それがケガレ落ちの一つであることを理解すると同時に、崖から落ちた事故をきっかけに自分の中で眠っている呪護者の力が目覚めたことに気づきます。

悠斗「できるよねー、紅緒を守るためならば、ケガレに身を染めるなんて・・・」

歪んだ顔つきで他界した両親への手紙を書き続ける悠斗を見限った使用人たちが家の名を貶めないために、彼だけを本土の分家へと送ったことで、紅緒とも離れ離れにさせてしまいます。

 

悠斗の新しい住所となった石鏡家では優しい義姉や義父に恵まれているにも関わらず、彼はそんな人達をもあっさり殺してしまいます!

そして彼女たちがいなくなった途端に、またしても狂った表情になりながらも、一人で儀式を続けていきます。

悠斗「待っててね紅緒ー、強くなって必ず迎えに行くからねー!!」

 

次の住所は石鏡家に近い雛月寮となり、他の同年代の子供たちの前で自分を紹介されますが、悠斗にとっては同年代の子供たちも「実験材料」でしかなく、瞬く間に殺害してしまいます。

その子供たちの死体の山の上で、さらに狂った表情になりながら叫びますが・・・

悠斗「あれー!?どうして僕は強くなりたかったんだっけー!?」

殺していくたびに強さを増す悠斗でしたが、その代償として過去の思い出や大切なもの記憶を失ってしまうのでした。

そんな彼が死体の山の上を歩く先に出会った存在とは・・・!?

双星の陰陽師【第71話】のネタバレ

悪夢にうなされ続ける中での両親との死別がきっかけで、自分の中の力に目覚めた悠斗は自分を引き取ってくれた石鏡家の人達や雛月寮の子供たちをも殺し続けていきます。

狂気のあまりに、自分の目標さえも見失ってしまう彼の前にいたのは、久しぶりに会う紅緒でしたが、彼女もまた悠斗の犠牲にされて、脚を失った状態で涙を流しながら倒れ込んでいました。

悠斗「あれー?どうしたの、その脚・・・」

 

あまりにも悲し過ぎる妹との再会までで回想は終わり、時間はろくろ達と激闘中の現在に戻ります。

前回でろくろと天馬による共振の攻撃を受けて大ダメージを負い、ケガレから人間の姿に戻ったものの、様子が急変していきます!

ろくろ「白い玄胎・・・」

天馬「どうやら俺たちの検討違いだったみたいだぜ!」

悠斗の急変に驚く天馬は、悠斗が自分勝手な思い込みで運命に立ち向かおうとしていたものという解釈が全く違っていたこと、そしてケガレ落ちなどとは、次元が全く違うものであることに気づきます。

天馬「あれはもっと・・・俺たちが触れたらやべぇもんだ!!」

そして白い玄胎の姿に変わった悠斗が、またしても攻撃してきます!

天馬「欠片でも出し惜しみすれば、即殺されるぞ!全て出し切れ!!」

ろくろに忠告すると同時に、彼もまたすぐに迎撃態勢に入ります!

お互いの力がぶつかり合うものの、あまりにも桁違いに強くなった悠斗の攻撃に押され始めてしまいます。

これはもう押し切れないと見抜いた天馬が身を挺して、ろくろの盾となって悠斗からの攻撃を一人だけで受けてしまいます。

その後に、ろくろが見たのは・・・悠斗からの強大な攻撃を受けたことによって、腕を失ってしまった天馬の後ろ姿でした!

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双星の陰陽師【第71話】の感想

崖からの転落事故が悠斗の不幸・・・というより残酷な人生の始まりだったんですね!

目覚めた能力とはいえ、あまりにも多くの人達を殺してしまった悠斗に救いなどあるはずはないのですが、彼もまた妹や両親を思うあまりに悪夢にうなされてしまったことがきっかけで、そうなってしまったのだから、決して彼だけを責めることもできないところが悩ましいところですよね・・・。

そして、ろくろと天馬の共振によって決着がついたかのように見えた矢先で悠斗が出してきた強大な攻撃は、もはやチート級になってしまったのでは、ないでしょうか?

まだ読んでない人は是非無料で読んでみてください!

まとめ

以上、「双星の陰陽師【第71話】」のネタバレを紹介しました。

漫画は実際に絵も含めて読んだ方が間違いなく面白いです。

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