漫画「先生のやさしい殺し方」は反転シャロウ先生の作品です。
殺人鬼である佐藤先生と教え子であるリコによる奇妙な関係・・・今回の標的は、植物を愛するあまりに狂ってしまった、プランター連続死体遺棄事件の真犯人!
リコと三月先生のコンビプレイが光る第7話の開幕です!
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目次
先生のやさしい殺し方【第7話】のあらすじ・ネタバレ・感想
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先生のやさしい殺し方【第7話】のあらすじ・ネタバレを紹介しますのでご注意ください!
先生のやさしい殺し方【第7話】のあらすじ
ネットでも話題になっている日本庭園で庭師の男性が手入れをしていると、以前から彼が手入れしている樹に関心を持っていた少女・ひなたが話しかけてきます。
すると庭師は「この庭園を壊そうとする輩がいる」ことを話し始めます。
庭師「全く、芸術の分からない人種には手を焼くよ」
しかし・・・彼が言う「壊そうとする輩」は、既に彼の手によって殺害されてしまっていたのでした!
その男性の遺体は、まるで植物の怒りを買って、許しを乞う罪人のような姿にされてしまっていたのでした。
リコもこの連続殺人犯のことを追っており、「プランター連続死体遺棄事件」の犯人であり、「死体園芸家」とも呼ばれて、既に3人が同じような手口で殺されしまっていたのでした!
家庭教師の三月先生も「被害者の身体には食中植物のハエトリグサが埋め込まれている」と告げた後に、このことから犯人の意図を読み取れるか否かを問います。
リコ「虫けら・・・被害者を虫けらと思うほど、強く憎んでいた」
そして遺体の扱われ方を見て「アートに取り憑かれたことにより、自らを芸術家と盲信する人物」とも答えます。
その答えに対して、三月先生が「被害者の共通点」をつけ足してきます。
被害者には「廃屋敷の解体関係者」であることが分かります。そして、リコが導き出した犯人の犯行動機が「この美しい庭園を守りたかった」という点にたどり着きます。
そんな彼女に花言葉を告げながら自分の想いを語る三月先生・・・
三月先生「リコさんの善良さが僕を陽気にさせてくれるんです」
リコ「私の目的は殺人犯を殺すこと・・・あなたも、その中に含まれているんです!心を許してるつもりは、ありませんので」
そう言うリコに対して、自分を佐藤先生と同列に見てくれていると感じた三月先生は、さらに微笑みます。
三月先生「君の手で殺人鬼を殺しましょう」
そう言ってリコの手をやさしく握るのでした・・・。
しかし、そんな三月先生も佐藤先生の前では、少し不機嫌な表情で接してきます。リコと早く仲直りすることを忠告した途端に彼の前から去っていくのでした・・・。
しかし、その頃にはもう、冒頭で犯人と話した少女・ひなたは彼の手によって殺害されてしまっており、彼女の死体は犯人が愛している桜の木の下に埋められてしまっていたのでした!
そんな桜の木を狂ったように愛でる犯人の背後に、リコと三月先生が現れます。
ひなたの死体が既に埋められている事実は突き止められた三月先生でしたが、犯人の方はさらに上を行っていたのでした!
犯人「それ以上でしょうか。この桜の下のひなたさんを始め、この庭園のそこら中に・・・彼らも本望なんじゃないかな、植物の塊として還元されたんだから」
この庭園のそこら中に死体が埋められている事実を聞かされたリコは衝撃を受けますが、三月先生は自分の推理を冷静なまま話し始めます。
埋められている死体のリン酸により、この庭園に生えている朝顔と紫陽花は「赤色」の花ばかりであること、そして埋めた死体の頭蓋骨を隠すために使用した「マルダイゴケ」の部分が異様にでっぱっていることをつげます。
その後に「100点」と犯人に対して作品作りのこだわりの強さを褒めますが、彼が出してきたのは伐採用の二枚ばさみであり、彼らを完全に殺そうとしてきます!
犯人「あんた達は歓迎だ!この俺の庭園の一部として」
リコと三月先生は美に狂いすぎた、この犯人を仕留められるのでしょうか?
先生のやさしい殺し方【第7話】のネタバレ
美に狂いすぎた、この犯人は二枚ばさみを持って、リコと三月先生の殺害にかかります!
しかし、リコも負けじと気迫を見せます!
リコ「私が興味あるのは、殺人犯を殺すことです」
その気迫を買って、三月先生は外野に回り、犯人が襲いかかってきます!
間合いを詰めながらの攻防戦の中・・・
リコ「ようやく殺人犯を殺せる!佐藤先生が自分の楽しみを優先するのなら、私は私で・・・殺す!!」
ナイフで犯人を徐々に追い詰めながら、かすり傷まで負わせて、優勢に見えたものの、犯人が投げつけてきた死体の頭蓋骨を避けた後から、異変が起こります。
いきなり逃げ出してしまった犯人の後を追うリコですが、それは犯人よって仕組まれていた罠だったのでした!
追っている最中に急にリコの手足が激痛により、動けなくなってしまいます。そんなリコの背後に姿を現した犯人から告げられます。
犯人「お嬢さんが通ってきた道に生えていたのは、イラクサという多年草だよ」
生身で踏むと激痛により、動けなくなってしまうことを聞かされた後、二枚ばさみの先端でリコの首を突き刺そうとした瞬間・・・三月先生が頭蓋骨を投げて彼の持ち手にぶつけたことで、持っていた二枚ばさみも吹き飛ばされるのでした!
さらに、話していた時とは、まるで別人のような冷たい表情に変わった状態でした!
三月先生「これでは、0点ですね。そう、あなたはご自分で定めた美学に反した」
そう言った直後に、犯人が持っていた二枚ばさみを自分の手で持ち、犯人への攻撃が容赦なく、始まります!
三月先生「先ほど、あなたは庭石を投げて壊した!-20点」
二枚ばさみの先端で犯人の脇腹を突き刺します!
三月先生「そして、ここにおびき寄せるために、草花を踏み荒らした!-30点」
突き刺された脇腹からの出血多量によって、犯人は立てなくなり、倒れこみます。
そんな犯人の目を二枚ばさみで切って傷を負わせて視界を奪ってしまいます!
三月先生「あなたは気づかなかった。尊い自分の美学を壊していたことに・・・-50点」
二枚ばさみの刃を開いて、犯人の首を挟みます。
三月先生「保身に走ったあなたからは、美学も残虐性も感じません!よって、0点です」
そのまま犯人の首を切り離してしまうのでした・・・。
翌日、犯人を仕留めた三月先生は、いつもの爽やかな笑顔に戻ってましたが、リコは何もできなかったことに対して、落ち込んだままでした。
そんな彼女に四つ葉のクローバーを差し出す三月先生・・・
三月先生「君は殺しの知識を得ているにも関わらず、未だ残虐性が見えない」
そして、クローバーの花言葉である「豊かな愛」と告げた後に、そのためにリコの家庭教師になったことも話します。
完全に納得できたわけではないものの、今回の事件は彼女にとっても、佐藤先生の授業では経験することができなかった貴重な体験だったのでした。
少しだけ良い雰囲気になったと思えたのですが、そんな状況の中で歩いていた佐藤先生と目が合ってしまうリコだったのでした・・・。
先生のやさしい殺し方【第7話】のみんなの感想
佐藤先生の出番があまりなかった故に物足りなさを感じたファンもいたかもしれませんが、三月先生が犯人を仕留める時の攻撃と台詞まわしが抜群にカッコ良く、必要以上に補ってくれてましたね!
三月先生への見る目が少しだけ変化した、リコのこれからの行動や心理変化にも期待ですね!
まだ読んでない人は是非無料で読んでみてください!
まとめ
「先生のやさしい殺し方【第7話】」のネタバレを紹介しました。
漫画は実際に絵も含めて読んだ方が間違いなく面白いです。
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