さよなら私のクラマー【第48話】のネタバレ・感想!

漫画「さよなら私のクラマー」は新川直司先生の作品です。

インターリーグ決勝戦が終わってから翌朝を迎え、また新たな日々が始まろうと思われた矢先、あと一歩のところで興連館高校に惜敗したワラビーズのメンバーたちは負けた悔しさをまだ完全には払拭できていませんでした。

こうした今の状況の中で深津監督はまだ選手として活躍していた頃の能見監督の姿を思い出しますが・・・!?

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さよなら私のクラマー【第48話】のあらすじ・ネタバレ・感想

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タイトル名のあらすじ・ネタバレを紹介しますのでご注意ください!

さよなら私のクラマー【第48話】のあらすじ

インターリーグ決勝戦も終わって、メンバーたちはそれぞれの学校生活に戻ります。

決勝戦のことは学校じゅうで話題になっており、夏季講習の席で男子生徒たちから泣かされる者や大怪我により頭に包帯を巻いていながらも元気に動き回っている者と、本当に様々です。

 

職員室では朝早くから出勤した深津監督が競馬雑誌を読みながらも昨日の試合風景が頭から離れません。

そんな中で能見監督も出勤してきますが、すぐに昨日の夜に言いすぎたことを謝罪してきますが・・・

深津監督「お前は正しい」

彼女に対しては何も間違ってなどいないことを静かに諭して終わります。

 

 

夕方になり、今日の仕事が終わった深津監督がスクーターで帰宅している最中、河原でキャプテンの田勢が制服と革靴のまま、一人で練習しているところを目撃して声をかけます。

今日は決勝後の完全休業となっており、練習は完全に休みの中で練習する田勢に対して、以前は恩田も同じように練習していたことを明かします。

そして田勢から昨日の決勝戦の話題に入ってきますが、彼女は最後のPKを自分が蹴るべきであったと悔やんでいるのです。

田勢「私、逃げたんです」

皆が同じように足の疲労で苦しんでいるのに、それを言い訳にして候補しなかったことを話しますが、彼女自身もまた、自分で蹴ることが怖く全責任を恩田に押しつけてしまった罪悪感に悩まされていますが、そんな言い分を深津監督が頭を軽く叩くことで否定します。

深津監督「あの敗戦はお前でも恩田のものでもない!」

そう告げながら、昨晩に能見監督から言われたセリフの数々が脳裏に蘇り始めます・・・。

さよなら私のクラマー【第48話】のネタバレ

一人で練習に励んでいる田勢に声をかけた深津監督は昨晩、決勝戦が終わってから一緒に帰っている能見監督から言われたセリフの数々を思い出します。

能見監督は自分が脳筋であり感覚的なことが多いため、指導者として適正でないことを自覚しており、深津監督はそんな自分などとは違うことも認めています。

敵の戦術を分析した上で最適な手を打ち、メンタルも整えた上で選手たちを送り出しています。

能見監督「そして何より、あの子たちをよく見ていて試合でその長所を引き出してあげている!」

深津監督をとても優秀な監督であることを以前から認めているのですが、だからこそ余計に苛立っていたのです。

そして普段から積極的に指導していれば、決勝戦の展開や結果も、もう少し違うものになっていたかもしれないことを指摘してきます。

能見監督「なんで?そんなに女子サッカーは嫌ですか!?」

沈黙を始める深津監督に対して、能見監督は以前に彼から言われたことを返してきます。

それは「女子サッカーに未来はあるのか」についてであり、初めて聞かれた時は返答出来なかったのですが、ワラビーズの選手たちと一緒に過ごしてきた四ヶ月の間で彼女自身の考え方も変わっていたのです。

能見監督「あの子たちこそ、日本女子サッカーの未来だ!」

そして、その未来をダメにするのが・・・

能見監督「無責任で無関心なあんた達だ!!」

涙を流しながら告げて去っていきました・・・。

 

 

時はまた現在に戻り、田勢と話す中で能見監督から言われたことが大きく響き、彼女の言うことは正しいと改めて認めます。

深津監督「全ての責任は指導者たる俺にある・・・」

そして今度は田勢に対して質問します。

深津監督「田勢は何故サッカーをするんだ!?」

田勢から出た返答は「好きだから」や「楽しい」と一言でハッキリ伝わる内容でしたが、最後の一言が重くのしかかってくるのです!

田勢「私たちが頑張らなかったら・・・日本女子サッカーは終わってしまいます!」

そのセリフを聞いたことで、自分が過去に見た放送を思い出します。

 

 

その頃に放送されていた中継には、まだ選手として活躍していた頃の能見監督が試合後のインタビューを受けております。

能見監督「女子サッカーが抱える問題を知って欲しいのです!」

この時の彼女は試合で勝利した喜びの表情などは見せてなく、女子サッカーが抱えている問題内容に関して、悲しそうな表情で話し続けているのです。

ちなみに、この放送をまだ幼少期の妙や茜そして後に興連館高校の得点王となる未加も見ていたのです。

深津監督「そうか、お前が受け取ったバトンは次の世代へと渡ったんだな」

そのことを本当に実感しながら、今の世代で活躍している高校生選手たちが浮かんできます。

 

そして翌日になると二日ぶりの練習となります。

練習前のアップに勤しむ選手たちの前にも深津監督も入ってきます。

深津監督「アップ終わったか?トレーニングを始めるぞ!」

いつもと変わらぬように見えても、今までとは少し違う印象に変わった監督による練習が始まります。

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さよなら私のクラマー【第48話】の感想

今回は決勝戦を終えたワラビーズのメンバーたちというよりは深津監督と能見監督がメインの回だったのでは、ないでしょうか?

こうしたスポーツ漫画で選手でなく、監督の方にここまで大きくスポットが当てられるケースは今まであったように見えて実はなかったように見えたので、かなりレアな回と感じましたね!

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まとめ

以上、「さよなら私のクラマー【第48話】」のネタバレを紹介しました。

漫画は実際に絵も含めて読んだ方が間違いなく面白いです。

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