砂漠に降りそそぐ龍の雨【第46話】のネタバレ・感想!

「砂漠に降りそそぐ龍の雨」第46話を読みましたのでネタバレを紹介します。

 

SUMMER先生の作品です。

スウの話で彼がレンと一緒にいる事を知った第二妃。

そしてスウはやっとダンのところに行くことができた。

賄賂を渡して、中に入ったスウにダンは「また何かしたのか?」と問いかけた。

 

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砂漠に降りそそぐ龍の雨のあらすじ・ネタバレ・感想

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砂漠に降りそそぐ龍の雨のあらすじ・ネタバレを紹介しますのでご注意ください!

砂漠に降りそそぐ龍の雨【第46話】のあらすじ

ダンを見て一度止まったスウ。

「ひとまず傷から見よう。第二妃様が時間を稼いでくれるって仰ったから、今日明日すぐに処分が下される事はないはずだ。

心配するな。その間に俺が何とか…」

スウがダンの手をとって、傷を見ようとしたが、彼がバシっ!と振りほどいた。

「どうしたんだよ…見せてくれないと薬も塗れないだろ。熱もあるみたいだし、肩も怪我してるんじゃないのか?意地張ってないで…」

「カルナ様との関わりは、珠江で全部終わらせたって言ってたのもウソだったのか。

俺を公主部に移動させたのも、カルナ様からもらった代価か?一体何をやらされてるんだよ」

「…分かった。とりあえず怪我の手当が終わってから話すから、今すぐ話さなきゃいけないほど、重要な事じゃないだろ。

その代わり、お前も狩猟祭で一体何があったのか俺に全部話せよ。そうすれば俺も対策を立てられるから。状況が分かれば、お前を助けられるんだ」

そんなスウにダンは冷静に聞いた。

「どうやって?またあんな事するつもりなのか?」

砂漠に降りそそぐ龍の雨【第46話】のネタバレ

「大旦那様だけど、以前はあんなにランカの事ばかり可愛がってたのに、もう今は見向きもされないみたいだな。お前知ってたか?」

幼い頃のダンともう一人一緒に働いていた少年が話をしている。

「え?そんなにランカの事可愛がってらっしゃったか?」

「何で知らないんだよ。そのせいで第3婦人がランカの事、すごく嫌ってただろ。嫁にも行かずに、そばに置いておくって言って…」

「そうか…それじゃやっと相手を探してやるつもりなのかな」

「でも皆それがスウのせいだって言ってるんだ。お前あいつと親しいだろ。何か聞いてないか?」

少年は噂の真意をダンに聞こうとしていた。

「いい加減やめろよ。皆家で何かある度に、スウのせいにするじゃないか。この前だって…」

「あいつが生意気なせいだろ。俺たちなんかとは話もしないくせに、毎日大旦那様とばっかりさ…」

その時、ガシャン!と大きな音と「待てって言ったでしょ!!」と声が聞こえた。

「ランカの声だ。またスウに八つ当たりしてるみたいだな。気持ちは分かるけど、ランかもきついよな…」

「俺先に行くから」

ダンはその場を後にした。

 

 

「勝手に茶葉をいじるんじゃないわよ!!私の言う事が聞けないわけ!?なにしてるの?早く謝りさないよ!」

幼いスウは頬を抑えながら、黙ってランカを見ている。

「この…!!」

ランカが手を振り上げた。

ビシッ!

スウに当たる事なく、ダンが庇ったのだ。

目を見開くスウ。

「ダン…!」

「ランカどうしたんだよ。スウはまだ俺たちの言葉を知らないんだから、そんな風に怒っても分かるはずないだろ」

ダンがランカを見て言う。

「…あんたがそんな風にかばうから、いつまでたっても一言も覚えないのよ!

だってそうでしょ⁉ラハンに来て、一年以上経つのに、まだ言葉も聞き取れないなんておかしいじゃない!!」

「分かったよ。俺がちゃんと話すから。これやるから落ちついて。スウの事は許してやってくれよ」

怒っているランカにダンは、落ち着かせようとした。

「…かんざし?どうしたのこれ」

「市場に行った時におまけでもらったんだ。ちょっと傷があるけど、使うには問題ないから」

「本当にくれるの?後で返せって言わないでよね」

それを見ていたスウは急に立ち上げ、その場を離れた。

その行動を見たランカはまた怒る。

「何あれ…あんたにお礼も言わないでさ!ダンあんたももう放っておきなさいよ!

あんな子どうなったっていいじゃない!!」

スウを追いかけたダン。

「スウ!待てって!」

スウの肩を掴んで、顔を向かせるとスウは泣いていた。

「スウ…スウ泣くなよ!ランカはただ自分の状況が気に入らなくて、八つ当たりしてるだけだって!

だからもう泣くな!」

「ᄒᄳᄒᄒ휴ᅥᇔᆲᆠᆠᇃᇄ」

「え?ちょ…泣かずにゆっくり…」

泣いていて何を言っているか分からないダン。

スウは泣きながら、地面に絵を描く。

”かんがし(絵)=ハート?!”

「なんだこれ…?」

「かんざい(絵)!!」

スウは絵が超絶下手だった。

「…スウまさかアレが痛いのか⁉見せてみろ!!」

「!!(いらいら)」

(…なにが言いたいのかは分からないけど、スウはかわいい)

結局わからなかったダンだが、泣いているスウを見てダンは思った。

そしてダンはスウに口づけをしていた。

泣きやんだスウはダンに抱き着く。

(とりあえず早く言葉を覚えさせなきゃな…。そうすれば皆のスウへのご愛も解けるだろうに)

 

牢屋でスウはダンにいった。

「ダン一体…いつまでぐちぐち言うつもりなんだよ」

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砂漠に降りそそぐ龍の雨【第46話】のみんなの感想

またすこしだけ幼い頃の話が描かれていましたね。

幼い頃はダンさんもスウさんもお互いが、純粋に好きだったんでしょうね。

守らなきゃいけないスウさんと頼りになるダンさん。みたいに。

大きくなるにつれて、どこか変わってしまうのでしょう。

 

カルナ様やランカさんとありますが、関係性が分かりませんね。

珠江にいたころの仕える人だったのでしょうかね。

でもまだダンさんの言う「何か」が出てきませんので、分かりません。

 

果たして、ダンさんと話す事ができるのでしょうか。

そしてスウさんは昔何をしたのでしょうか!!

 

まとめ

以上、「砂漠に降りそそぐ龍の雨」のネタバレを紹介しました。

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