漫画「光と影」は原作 RYU 先生、漫画 ひおん先生の作品です。
ウィリアム子爵邸宅の女中、 エドナは子爵の娘、アナの代わりに戦争英雄だが、 平民出身の貴族であるイーライと結婚させられる。
しかし、その嘘はすぐにバレ、エドナは生き残るため イーライに立ち向かうことになる。
そんなエドナの姿にイーライも興味を持つようになるが…。
目次
光と影【第43話】二律背反のあらすじ・ネタバレ・感想
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光と影のあらすじ・ネタバレを紹介しますのでご注意ください!
光と影【第43話】二律背反のあらすじ
エドナにキスをして「どうして、こんな心配ばかりかける奴を好きになってしまったんだ・・・。」と困った様子のイーライ。
エドナは自分がイーライに愛されているんだと知り、ものすごく嬉しくてなりません。
嬉しさのあまり、ボロボロと涙が溢れ出てきます。
その涙に驚いていたイーライですが、少し考えてから涙の意味を訊ねます。
イーライ「嬉し涙なのか、それとも― 俺に好きと言われるのが泣くほど嫌なのか。」
エドナ(違うと言いたいけど― 言えない。)
(言ってしまったら彼への想いを認めることになる。私は彼を愛してはいけない。―愛されてもいけない・・・。)
(だって私は――)
光と影【第43話】二律背反のネタバレ
イーサンとして生きて来た過去がある分、自分が幸せになることが許せないエドナは、嬉し涙だと認められずにいます。
しかし何も答えないでいるので、イーライは黙って強く拳を握りしめているのが目にとまります。
エドナに断られたと思っているのか、悲しそうな顔をしているイーライに、またさらに涙があふれるのでした。
それからイーライの手に触れると、エドナは答えられない訳を説明しはじめます。
エドナ「私達は身分が違いすぎるの。だから―」
イーライ「身分?そんなのは関係ないと言ったじゃないか!お前がアナじゃないのは何の問題にもならない!!それに、お前と俺はもう夫婦の誓いを交わしている。俺たちには誰も口出しできないんだ。だから・・・!」
エドナは無表情なまま、また涙を流しています。
イーライはぐっと言葉を飲み込み、エドナの手を握ります。
イーライ「だから― お前が俺のことを好きになれるまで待っている。」
その優しさにエドナはますます心が苦しくなるばかりです。
エドナ(ごめん。本当にごめんね、イーライ。)
(でも、あなたは私を好きになってはいけないの。いつでも、どんな時でも私を捨てられるようにしなきゃいけない。)
こんな時にも、母がエドナを守るため火を放った時のことが忘れられません。
熱いと訴える声が聞こえてきます。
煤と焦げ臭いにおいが、周りから消えないのです。
ポーリット伯爵邸。
モンドは伯爵のもとを訪れ何度も頭を床にぶつけるように謝罪しています。
頭からは血が流れています。
ポーリット伯爵「馬鹿者が!そんなことを命じた覚えはない。誰の真似だ?まったく品のない・・・。」
モンド「どうかもう一度だけ、チャンスをくださいお父様―」
「俺にもできます― 俺、あの野郎どもをぶっ殺したいです!必ず、やってみせますから。」
光と影【第43話】二律背反のみんなの感想
イーライの気持ちが嬉しくて涙していたエドナでしたが、素直に自分の気持ちを伝えられないのには理由がありました。
過去にイーサンとして生きていたこと、自分だけが生き残り、周りにいたすべての人を犠牲にしたこと、あの時の記憶が今でも鮮明に蘇るのでした。
もう充分に反省や後悔の気持は味わったかと思われますが、エドナの素直さゆえでしょう。
その覚悟が伝わったのか、イーライも無理強いをせず、時間を与えてくれました。
彼もまた噂とは違い、とても心優しい人だと思えました。
そしてポーリット伯爵低では、なにやら恐ろしい話が進められていましたね。
まとめ
以上、「光と影」のネタバレを紹介しました。
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