箕野希望先生の作品で、『恋と弾丸』のプロトタイプ作品で読み切りとなってます。
表紙の拳銃を舐めるメガネ男子からも危険性を感じますが、ヤクザと気の強い女性の危なく激しい恋愛を描いています。
紳士的でストレートでキザな男と、気が強く口の悪い女がどうやって結ばれるのか・・・
色んなドキドキが止まらない恋愛ストーリーの始まりです!!
聖夜狂恋【第1話】のあらすじ・ネタバレ・感想
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作品名のあらすじ・ネタバレを紹介しますのでご注意ください!
聖夜狂恋【第1話】のあらすじ
旅館の仲居をしている“樹里 (じゅり)”。
今日も『クリスマスプラン』のご利用のカップル客を出迎えていた。
休憩室―――
「なによリア充!! うらやましいなコンチクショー!!」泣きながらミカンを握り潰す樹里に口が悪いと笑う同じ仲居の“トモカ”。
樹里は合コン連敗中で、この前の合コンでも「メイクが濃すぎね!?」「ハリキリすぎウケる!!」と笑う男たちの口に焼き鳥を突っ込み「それでも食って黙っとけと!」と凄んだ。
樹里は恐ろしく気が強よかった。
休憩室で話していると「お得意様もう来るから表に出てー!」声をかけられ、出迎えに向かうと・・・
表には黒塗りの高級車が―――
小声で樹里が「お得意様って政治家とか?」と聞くと、「・・・あんたは口堅いと思ったからこのバイト紹介したんだからね・・・」とトモカの意味深なセリフ・・・
そして、車からスーツ姿の男が降りて来た―――
「いってらっしゃいやせ。若頭!」と『堀川組』の“龍 (りゅう)”が現れた。
そんな龍に声をかけてくる男。
「これは、これは堀川組んトコの若頭さんじゃないですか~ 同じ宿でクリスマスを過ごせるたぁ運命ですなぁ、お相手しましょうか?」と別の組の者が絡んできた。
女将は娘のトモカが間違って別の組の人の宿泊を受けてしまった事を詫びるが、龍は何度も電話で謝ってもらったと、とくに気にしていない様だった。
だが「けど少し我儘を言わせてもらえるなら・・・こちらの女性を俺の部屋につけてもらえるかな?」と樹里を指名する。
聖夜狂恋【第1話】のネタバレ
トモカの母親の女将に「『仲居指名』されるなんて初めてで私も驚いてるわ。 でも紳士的な方だから変なことにならないから。 とにかく失礼のない様にね!」そう言われ、樹里は龍の部屋付き仲居となった。
《ていうか新人バイトにヤクザ任せないでよ! それにトモカ!後で殺す!》と内心思っていた。
そんな樹里に「君に一目惚れした、宿泊の間だけ俺の相手をしてほしい。」と言い出す龍・・・
「お、お相手と申しますと?」樹里が恐る恐る聞くと「体のお相手」と堂々と答える龍。
「君と出会えた奇跡を無駄にしたくない。 君と過ごせないなんて考えただけで苦しくなる。 どうか・・・仕事が終わったら君の眠る場所は俺の隣にしてほしい。」
真顔で口説いてくる龍―――・・・
《何が紳士よ!! ちょーヤバイ人じゃん!》
樹里はその場から逃げた。
ヤクザなんか怖くて相手に出来るワケないじゃん・・・
イケメンだけど絶対無理!
そんな事の考えながら樹里が仲居の業務をしていると、「あんた堀川お抱えの仲居だろ?」と龍に絡んできた他の組の男が声をかけてきた。
よく見ると、もう1人の男がビデオカメラを手に回している・・・
ゾッとした樹里だったが、男が襲いかかってきた。
必死に抵抗する樹里だが、男の力は強く―――・・・
その時「撃ちぬくぞ、こら!」男の頭に拳銃突き付ける龍。
「女一人のことでチャカなんか出してみっともねぇ・・・」と言う男に「いつ殺されるかわかんね~世界に居んだ。 気に入った女のことで熱くなって何が悪い。」
そのセリフに《ドクン・・・》気持ちが揺れる樹里。
トモカと女将は樹里に謝り、仲居を辞めてもいいと言うが、樹里は悪いことしてないのに逃げるみたいでいやだと仲居を続けることにした。
「そういったお相手は無理ですが・・・ 別の形でご恩返しをさせていただきたいんですが・・・」助けてもらったお礼をいう樹里に「義理堅いねぇ。 ますます好きになってしまう。」龍はそう言って背中を流してもらうようにお願いする。
「私は火遊びなんかできません!」と断る樹里だが「とにかく俺は今夜も君を待つだけだ―――・・・」穏やかな表情で言う龍。
あんなアプローチ初めてだから本当に調子狂わせられる―――・・・
樹里は龍を意識するようになっていた。
龍の宿泊の最後の日―――
《私がバイトを辞めなかった理由がハッキリとしてしまった・・・》
龍の寝室の襖を開け「・・・火遊びはできなかったんじゃなかったの?」という龍に「気が変わったんです!」と力強い目で伝える樹里。
ベットに向かおうとする樹里に「今日はホワイトクリスマスだよ?」と、雪の舞う部屋に付いている露天風呂で激しいキスをし、樹里の舌を噛む龍・・・
「忘れられない火遊びにしてあげる」龍は拳銃をとり出し、銃口を樹里の胸に押し当てる・・・
興奮する樹里―――・・・
《こんな男に関わったらきっとロクなことにならない・・・分かってる・・・》
そう思いながらも、興奮し快感をえながら「私とまた『火遊び』してよ。」と激しく感じる樹里。
そんな樹里の表情に「好きだよ樹里・・・っ 本当に・・・ 殺したいくらいに君が好きだよ―――」と激しく樹里を抱く―――・・・
それでもいいって思ってしまった―――
聖夜狂恋【第1話】
まさかのヤクザとの恋愛・・・
最初は樹里もそんなことありえない感じだったのに、龍のストレートでキザな感じ、そしてカリスマ性に徐々に惹かれていってしまうんですね。
草食系男子が多くなっている時代にこういう男に惹かれる女性も多いんでしょうね。
しかし、樹里のいきなりの決意と、Hの時の豹変っぷりにビックリです!
逆のギャップに龍もメロメロでしょうね。
この危険な恋愛・・・
次話が気になります!!
実際に絵も交えて読むとなお面白い作品なので、是非、下記の記事で紹介している「好きな漫画を無料で読む方法」からお試しください!
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