「砂漠に降りそそぐ龍の雨」第23話を読みましたのでネタバレを紹介します。
SUMMER先生の作品です。
サハラの毒にやられていたスウは中毒症状がでていた。
レンの膝の上で目を覚ましたスウは、なにか大事な話があったのに内容を忘れていた。
スウたちはどこにむかっているのでしょう!?
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目次
砂漠に降りそそぐ龍の雨のあらすじ・ネタバレ・感想
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砂漠に降りそそぐ龍の雨のあらすじ・ネタバレを紹介しますのでご注意ください!
砂漠に降りそそぐ龍の雨【第23話】のあらすじ
(一体どうしてこんな事になってしまったのだろうか)
「スウはもちろんこちらを選びますよね?」
「スウ!!俺が選んだのにして!!」
「……」
スウの目の前でレンとサハラが、彼に向って問いかける。
「あら~!お二方ともお目が高いですわ!両方とも大陸の果ての国である、パヤの貴重なシルクで作られたものですよ!」
―半時辰前
「近頃やけに力が出ないでしょう?いつもより睡眠時間も長く、そして頻繁に眠るようになり、風邪でも引いたかのように、ずっと身体が気だるいでしょう」
馬車の中でレンはスウに問いかける。
「同じ一日の中でも時間によって思い出せる事と、思い出せないことがあり、食欲がなく、食事もろくに喉を通らない」
「そ、その通りです!!一体何が原因でしょうか!?」
レンの的確な症状の指摘に、スウは身を乗り出して聞く。
「他はいいとしても、記憶があったりなかったりするのは、おかしいじゃないですか。皇子様に前夜祭をお見せする約束をした事も、全く思い出せなくて…もしや、ち…痴保…などでしょうか?まれに若者でも発症する場合があると言いますが…」
スウは袖を口元に持っていき、戸惑いながら聞く。
「いつ馬車に乗ったのかも思い出せないのです。今までこんな事一度もなかったのに…」
手を握りしめているスウの両手は震えていた。
砂漠に降りそそぐ龍の雨【第23話】のネタバレ
「スウ。落ち着いてください。私が見る限り、それはただの…先日の脳震とうの後遺症ですよ」
ほんわかとレンはスウに伝いえた。
「それはいつの事ですか!それも思い出せません」
スウはそれすら覚えていなかった。
しかしレンはそれに動じることなく、その症状の出方を説明する。
「本来そのような怪我の後遺症は、徐々に現れるものです。戦争から無事に帰って来た兵士が、故郷に戻ってすぐ急に亡くなる事があるように」
「…よくある事なのですか?」
「もちろん。数え切れな程 目にしました」
スウの質問にレンは目をつぶって答えた。
「…公子様も戦争に行かれた事が?」
「…何年か前に少し長くは行っておりませんが。話がそれてしまいましたね。食事などの基本的なお世話は仕方ありませんが、当分の間は、サハラ様との接触は避けていただく方が良いかと思います。まだ幼いため行動が荒く、スウの回復を遅らせるような事があってはいけませんから」
レンはサハラをキッと見ながらスウに伝える。
サハラもレンをキッと見た。
「サハラ様。そのように窓に乗り出して、落ちでもしたら死んでしまいますよ」
レンはサハラの後ろ首をを掴む。
「キャアア!!」
「死にたくなければ、きちんとお座りください。スウの具合が悪いと皇子様のお世話をする者がいませんので、自身でも体調には気を付けてください」
「ウウ……」
「意地っ張りな皇子様が、他の侍従は嫌だと駄々をこねられますので」
(時々、あからさまに皇子の事を嫌っているように感じる事があるけど…)
スウはレンとサハラを見て思う。
「私もお手伝いしますから。スウが完全に治るまで私が診て差し上げます。必要であれば処方も行いましょう。全ての病は早いうちからの対応が大切ですから」
「いえいえ、公子様にそこまでして頂くわけには…」
--グウウウウウウッ
レンの申し出を頃割ろうとしたとき、スウのお腹が盛大になった。
顔を隠すスウ。
「…なに今の!?」
サハラは衝撃とばかりに、スウに乗りかかり興味津々に聞いた。
スウは恥ずかしながら答えた。
「わ…私の腹の音です。皇子様…。突然お腹が空いて…」
「降りましょう。まずは空腹を満たさねばなりませんね」
スウの言葉を遮って、レンは外を見ながら言った。
馬車を下りたスウたちは祝祭の前夜祭の中に居た。
「スウ!!スウと手繋ぐ!!」
「そうしましょうか」
「私がお連れしますよ、皇子様。行きましょう」
スウと手を繋ごうとしたサハラ。
しかしレンがそれを止め、自分とつなぐようにした。
「やっ!!やあっ!!レン嫌!!」
食ってかかりそうなくらい嫌がるサハラだった。
「……。あの…手くらいは繋いでも大丈夫です。皇子様に楽しんでいただくために出てきたのですし…」
嫌がるサハラを見て、スウは申し出た。
スウの服を掴んで、サハラはレンにベーッとしている。
「それではこちらの手は私と繋ぎましょう」
「ええっ!?」
レンはスウの空いているもう片方の手と繋いだ。
「人も多いですし、見失っては大変ですから」
「あ…それもそうですね」
驚いたスウだったが、理由に納得をした。
それを見ていたサハラは少しむくれた様子だった。
「行きましょう」
スウたち3人は祝祭を楽しんでいた。
(帝都の祝祭は華やかだな…)
スウはそんなことを思った。
「スウ、あちらで買ってきました。どうぞ」
「そんな大きなものを!!」
レンはスウのために食べ物を買ってきた。
クンクンといい匂いがするそれをスウは食べることにした。
「それでは…失礼します。 ガブッ!」
スウはレンが持っている状態で、それにかぶりついた。
きょとんと驚いた様子のレン。
「?」
「手で持って食べるかと思ったので。いえ…何でも」
「あっ申し訳ありません」
レンの言葉にスウは謝った。
「あっ!」
―ドンッ!
おんぶをしていたサハラが声を出し、スウはレンの方に少し動いた。
「あっ……」
その拍子にスウの袖に、彼がかぶりついた食べ物がべったりとくっついてしまった。
「スウらしくない失敗ですね」
それを見てレンは笑っていた。
「申し訳ございません。慌ててしまって、無礼を…」
再度、申し訳なさそうに謝るスウ。
「気にしないでください。まずはスウの服を買いましょう」
「そんな!大丈夫です!」
「私が一緒に歩きたくないので」
「……」
レンの言葉に黙ってしまったスウ。
砂漠に降りそそぐ龍の雨【第23話】のみんなの感想
どうなるのかと思いましたが、スウさん元気そうですね!!
良かったです!
中毒症状がでているとは、レン様もいいませんでしたね。
言ったらサハラさまのこともバレてしまうからでしょうけど…。
素直に受け止めすぎですねスウさん。
そこがいいところでしょうけど!
普通にお祭りを楽しんでいるようでいいですね。
受け取らずに食べ物をスウさんが食べたのには、レン様も驚いてましたが、驚きますよね。
だって上下関係を気にしているスウさんが、やるなんて思いません。
でもそれくらい楽しいのかなと思いますね!!
まとめ
以上、「砂漠に降りそそぐ龍の雨」のネタバレを紹介しました。
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