「砂漠に降りそそぐ龍の雨」第24話を読みましたのでネタバレを紹介します。
SUMMER先生の作品です。
記憶が所々、思い出せなくなっているスウに、レンは「前に頭をぶつけた時の脳震とうの後遺症」と話した。
納得をするスウ。
そんなスウたちは、3人で祝祭を楽しく回っていた。
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目次
砂漠に降りそそぐ龍の雨のあらすじ・ネタバレ・感想
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砂漠に降りそそぐ龍の雨のあらすじ・ネタバレを紹介しますのでご注意ください!
砂漠に降りそそぐ龍の雨【第24話】のあらすじ
「スウそのような中途半端に赤いシルクは品がなく見えますよ」
「スウは品がなくても、美味しいから大丈夫!!」
スウの洋服選びで、レンとサハラは言い合う。
「ほらご覧なさい。自分が何を言ってるのかも、分かっていない子供でしょう」
「違う!!俺、子供じゃない!!」
「それではこちらで支払いを」
「あのお二人ともやめてください…決めましたから。あちらの緑色で」
「「……」」
スウは二人を止めて、選んでいたのではないものを選んだ。
レンとサハラは黙り込んでしまった。
「ああ。あの緑もいいですわね!最近流行の…。皆さまご兄弟では…ないようですね。お友達…でもないようですが、お三方ともと~っても素敵です!」
「ははは…接客がお上手ですね…」
「そんな恐縮ですわ。それではこちらにお召し替えください」
服の売りのおばさんがスウたちを褒める。
少し待っているとスウは着替えて出てきた。
「あら、もう着替えられたのですか?」
「ええ。服の構造はほとんど把握しているので」
「そうなんですね。とてもよくお似合いですわ!赤や青とは違って、落ち着いたかんじですね」
少し照れくさそうにするスウ。
「スウ!!カワイイ!!」
サハラはスウを見て目を輝かせた。
「赤と青も一度着てみられます?」
「いえ、これで十分です」
服売りのおばさんの提案を断るスウ。
まだ照れくさそうにスウはレンを見る。
「よくそんなに目立たない色をみつけましたね。少し子供っぽい気もしますが、悪くないです」
「脚が出ているせいですよね。まあ動き回るにはちょうどいいので…」
サハラはスウの後ろにぶら下がっている。
「戻りましょう。寄るところがあるので」
「寄るところですか?」
「行けば分かります」
スウたちは服屋を後にした。
砂漠に降りそそぐ龍の雨【第24話】のネタバレ
「あの…服の代金は、宮に戻ってからお渡しします。いくらか教えていただければ…」
スウは前を歩くレンに申し訳なさそうに言う。
レンは前を向いたまま答える。
「気にする必要はありません」
「いいえ。今まで公子様から頂いてばかりいますので…。ご親切はありがたいのですが、このままでは公子様に一方的に借りを作るようで、心穏やかではないのです。私の体面のためにも、お返しさせてください。いくらですか?」
いらないと言っているレンに対して、スウはそうはいかないと払おうとする。
「ふむ…そこまで言われるとは…スウはなかなか頑固ですね」
レンはスウを見ていった。
「ありがとうございます。それでいくらなのですか」
スウはレンの言葉など物ともせず、もう一度値段を聞いた。
「金貨で六両でした」
「金貨で六…それは絶対騙されてます!!」
値段を聞いたスウは驚く。
スウはレンの服を掴む。
レンは動じることなく笑っている。
「スウより高いですね」
「そんな風に使われる金なら、むしろ私を買ってください!!やっぱり何だかおかしい雰囲気だと思ったんです!すぐ戻りましょう!!」
「大丈夫です。このような祝祭の日には、商人たちも普段より高い値で売りたがるものですから」
「それならなおさら、このような高価な品を、そのまま頂くわけにはいきません。気になって…」
「スウ」
レンはスウの言葉を遮った。
「何か思い違いをしているようですが、私がスウにあげるものは全て、取るに足らない些細なものですよ。なのでスウもいちいち、気にかける必要はありません」
スウは少しだけ笑った。
「あ…はい。それならば有難く頂戴いたします」
「分かっていただけたなら幸いです」
レンは笑顔でそう言うと、前を向いて歩きだした。
その背中を見つめるスウ。
「スウ……そんなに強く握ったら、手痛い…」
「はっ申し訳ありません!思わず…」
サハラと手を繋いでいた手に力が入っていた。
「ようこそいらっしゃいませ。ご主人様は奥の部屋でお待ちです。ご案内いたしますのでこちらへ」
(何だろう。寄るところがあるって神を祀る神堂…?もしくはただの占いの店か?気味が悪いな)
部屋の中を見渡すと、お面が飾られていた。
「スウ。スウはここで待っていてください」
「分かりました。私の事はお気になさらず、ごゆっくりどうぞ」
「スウ行ってくる…」
「いってらっしゃい」
レンはスウを置いて、サハラだけ連れて奥の部屋へ向った。
「行きたくない…」
「さっさと歩いてください」
(疲れた……。このシルク…安物ではないけど、そんなに高い値に見合うものでもないのに、もったいない…)
椅子に腰かけ、頂いた服の袖を見ながらスウは思った。
(ジルド家のレン…いまだに何を考えてるのか分からないな。どうして俺に不必要に親切にするのか?自分が仕える皇子が俺を気に入っているから?そこまで皇子に対する忠誠心があるようには見えないが)
スウは一人考え込む。
(もしくは本当に俺の事を気に入って?実権もない幼い皇子より…ジルド家に気に入られた方が、俺にとっても好都合ではあるが…。シオン家のあいつのように、転がしやすい人間なら良いのに…)
スウは自分を買おうとしていた主人を思い出す。
「お待ちしておりました。これはこれは…たしかお二人の方がいらっしゃるとお聞きしていましたが、人であるのはお一人だけのようですね」
奥の部屋に案内されたレンとサハラを見て、占術師は言った。
「フフ…。人より長い歳月を生きてみると、今日のような日もあるのですな…。気高く尊い方たちが、揃いも揃って…この卑しい老いぼれの元へいらっしゃるとは」
砂漠に降りそそぐ龍の雨【第24話】のみんなの感想
スウさんが選んだ服は可愛らしいですね。
レン様とサハラ様の服も気になりましたが、スウさんの選択は間違っていませんね!
レン様はサハラ様に気を取られているスウさんへの、申し訳なさがあるのではないでしょうか。
それだけではないと思いますが…。
レン様はサハラ様が”龍”だと、気づかれないようにしてますが、スウさんもそのうちきづくのではないでしょうか。
さて、占術師のところにやってきたレン様ですが、なにをするのでしょうか!?
前代未聞のサハラ様の存在についてなのか、”龍”の生体についてなのか。
気になりますね!!
まとめ
以上、「砂漠に降りそそぐ龍の雨」のネタバレを紹介しました。
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