皇子よ そなたの願いを叶えよう」はAnt Studio先生の作品です。
カイトと食事中、ワインの好みに関しての食い違いがきっかけで、自分へ送られた手紙がペラトが書いたものであったことに気づいたミトラレン王女ですが、彼女もまたカイトに対して、思いがけぬ物を手渡してきます！
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目次
皇子よ そなたの願いを叶えよう【第33話】のあらすじ・ネタバレ・感想
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皇子よ そなたの願いを叶えよう【第33話】のあらすじ・ネタバレを紹介しますのでご注意ください！
皇子よ そなたの願いを叶えよう【第33話】のあらすじ
自身の辛い過去を回想した後、カイトとの食事を済ませたミトラレン王女ですが、ワインよ好みによる食い違いにより、気まずいムードになってしまいます。
カイトもまた、明日も仕事が多いために自身に与えられた部屋に戻ろうとすると、ミトラレン王女の方がテーブルを強く叩くと同時にいきりたってしまいます！
ミトラレン王女「ここまで空気を読めないとは思いませんでした！」
カイト「ほう・・・」
ミトラレン王女「野心まで空っぽな皇子様とは思いませんでした！」
そして自らをカイト自身の夢叶えることができる救済者であることを強く主張します。
自分の夢をご存知なのかと嘲り笑うカイトですが、ミトラレン王女の方は語り始めるのです。
病魔に倒れたペアラッセンの皇帝と三人の息子・・・ペアラッセンの経済を動かす第一皇子オートン、軍事力を握っている第二皇子ヴァイン、そして荒れた土地のボロい城に住んでいる第三皇子カイトですが、彼だけが次期皇帝の話に上がることは、ありませんでした。
すると、カイトから忌まわしい義理の姉であるプロッシュの名前も出てきますが、ミトラレン王女にとっては今の話の中では、どうでも良いこと・・・
ミトラレン王女「これをご覧ください」
そして、筒状の紙を手渡してくるのですが・・・！？
皇子よ そなたの願いを叶えよう【第33話】のネタバレ
カイトもまた、ミトラレン王女から渡された筒状の紙を解いてすぐに見始めますが、まるで何かの設計図でした。
ミトラレン王女から、それは弓矢の一種である「石弓」であり、ミトラレンの中でも本人や女王陛下と数人の者たちしか知らないほどの機密文書であることを告げられます！
そこまで重要なものを自分に見せられたカイトは大きく疑問を持ちますが、その武器は一般の兵士が持てる大きさのものから、数十人がかりで巨大な矢を装填できる攻城武器まであると言います。
ミトラレン王女「その巨大な矢が飛んできたら、どうなるでしょうね！？」
不敵な笑みを浮かべながら話す彼女の話し方は、説得から脅迫に変わり始めますが、カイトもまた屈しません。
それでも説明を続けますが、その攻城武器一台あるだけでも、他国を脅かすほどの威力を持つものの、ミトラレンのような強大国に囲まれた小国では配置できないのです。
さらに平和と安全を追求するブランカ女王からは、この武器の製造を無期限中止にされているのですが・・・
ミトラレン王女「ですが・・・私は愛する夫のためなら、いくらでもこの設計図を渡すつもりです」
そう言いながら背後からカイトに寄り添いながら、次期皇帝の有力候補に戻るように諭されますが、軽く突き飛ばされて床に尻餅をついてしまいます！
カイト「俺はそんなものがなくても皇帝になれる。そして愛してもいない女性と結婚など考えたくもない」
ミトラレン王女「ハッ！愛！？」
愛など浅はかなものであることを叫ぶ彼女に対して、それでも自分は愛を信じていることを告げるように席を外して、部屋へと戻っていきます。
ミトラレン王女「よくも私を・・・あの田舎のカッペ皇子ごときが！絶対に許さない・・・見てなさい、一生後悔させてやる！！」
カイトのあまりな対応に対して涙を流しながら悔しがります・・・。
同じ頃、ペラトからの質問に対して走りながら逃げた唯は、かなり離れた位置まで来てしまい、兵舎への道のりが分からなくなってしまいます。
そんな中、何かが自分を通り過ぎるのですが・・・
唯「魔物！？」
突然の遭遇に驚いてしまいます！
皇子よ そなたの願いを叶えよう【第33話】のみんなの感想
怖い本性がどんどん判明してくるミトラレン王女ですが、ついにはカイトにまで見放されてしまったようで、少し可哀想にも思えますよね。
しかし涙まで流しながらも、まだ諦める様子を微塵も見せてない打たれ強さには、ある意味では感服するべきとところでしょうか・・・。
まとめ
「皇子よ そなたの願いを叶えよう【第33話】」のネタバレを紹介しました。
漫画は実際に絵も含めて読んだ方が間違いなく面白いです。
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