悪女の定義【第66話】のネタバレ・感想!

ピッコマ無料連載中の「悪女の定義」を読みました。

以下ネタバレとなりますので、ご注意ください。

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悪女の定義【第66話】あらすじ

どう考えてもおかしい・・・ラブエルと歩きながら考えます。

本来、常に同じような条件の穀倉をレジーナたちに振り分けていたのです。

それにさっきの皇太子の様子はどこかおかしく、何か気に入らないことがあったような、彼の望みとは違う結果になってしまっていることを伝えたい表情だったのです。

シャルティアナ「この件に関与することができるのは、皇帝陛下と皇后陛下そして皇太子殿下だけ・・・まさか皇后陛下が・・・?」

ラブエル「やはり、そう考えるしかないようですね」

皇帝は関与しないと言っていたことはわかっているので、残るは皇后だけです。

秋の救貧は本来皇后陛下の管轄で、当然皇后陛下の息がかかっていると考えられることをラブエルは教えてくれます。

シャルティアナ「上で何があったのか、知ることはできるかしら?」

ラブエル「調査してみましょう」

 

悪女の定義【第66話】ネタバレ

そして向かったのは国務庁。

中に入ると一人の男の人が担当してくれました。

「・・・カイロン公女様!?こんなところまでいらっしゃるなんて、どうなさったのですか?」

きょうパパは登庁されていないと教えられますが、シャルティアナは父に会いに来たのではないことを伝えます。

 

西穀倉の管理という最悪な任務をやり遂げるには、有能な仲間が必要です。

ここで会いに行ったのは、ミハイル・ジェドモンでした。

シャルティアナ「ご機嫌よう、ジェドモン卿。連絡もなしに急にお伺いして申し訳ありません」

宰相であるパパでさえも補佐官であるミハイルに頭が上がらないほど、有能で隙のない帝国最高の優秀な人材です。

挨拶もほどほどに、お茶を用意してくれました。

ミハイル「本当にお久しぶりですね、本日はどういったご用で?」

シャルティアナ「卿へお願いしたいことがるのです。この度レジーナとして、帝国民を救貧することになりましたの」

ミハイル「ああ、西穀倉を任されることになったとお聞きしましたよ」

もう知られている・・・そして彼は、シャルティアナを探るような眼をしています。

きっととんでもない条件だと思っていることでしょう。

シャルティアナ「ええ、私の能力を高く評価して頂いたようでありがたくおもっています」

その言葉にミハイルは面白いと言い、この危機を機会だと考えているシャルティアナを称賛しているようです。

シャルティアナ「そうですね、どうせ避けることはできない問題ですし、それならはくよくよ悩むより解決策を見つける努力をすべきでしょう?」

ミハイル「容易くはないでしょうね」

そう言われて、ジェドモン卿は思ったより気弱な方なのねと挑発しました。

シャルティアナ「仰る通り簡単ではないでしょう。でも不可能ではありませんわ」

自信満々のシャルティアナの表情を見て、ミハイルはそうでしょうか?と疑問を投げかけます。

ミハイル「自信をもっていらっしゃる姿を見ると可能性があるような気もしてきますね。今まで公女様のことを誤解していたようです」

笑顔でその褒めの言葉に対してお礼を言います。

シャルティアナ「でも・・・私一人では確かに難しいでしょう。なので私の手助けをしてくれる優秀な人材が必要なのです。まさにジェドモン卿のような人材が」

 

 

からっぽの穀倉を満たす方法は、1つだけ。

他の穀倉から支援を受けることです。

そのためには交渉能力と人脈の利用が必要不可欠で、これこそが最もミハイルの得意とする分野なのです。

それにミハイルとカイロン家は血縁関係や婚姻関係にない人物で、家門の力に頼らなくても問題を解決できることの証明にもなるのです。

ミハイル「なかなか魅力的なご提案ですね。挑戦心をくすぐられる任務に時期皇后との協力作業とは」

「しかし・・・ご提案に乗るには・・・あまりにも私の仕事が多すぎるのです」

彼の机に置かれているのは、山のような書類。

言葉に詰まるシャルティアナに、恨むのであればカイロン公を恨んでくださいと、ミハイルは笑います。

シャルティアナ「仕方がありませんね。それなら別のお願いをさせて頂いてもよろしいですか?」

ミハイル「私にお手伝いできることであれば、喜んで」

そしてこの問題解決の力になってくれそうで、ミハイルのように優秀な人を紹介して欲しいとお願いしました。

ミハイルがダメなら、彼の人脈だけでも利用しようと考え、さすがにこれなら断れないとシャルティアナは考えます。

ミハイル「私の様に有能は人材を見つけるのは大変でしょうが・・・公女様と非常に近いところに1人適任者がいるではありませんか?」

シャルティアナ「え?」

ミハイル「公女様のお兄様である、カイロン公子様ですよ」

今はパレストゥラにいるそうなのですが、そろそろ帝都へ戻ってくる時期だというのです。

 

シャルティアナの兄、アルテミル・セイン・カイロンはカイロン公爵家の長男でありシャルティアナの実の兄。

現在は学問の都市、パレストゥラに留学中で手助けを頼むのは難しそうなのです。

そして兄を慕っていたシャルティアナとは違い、アルテミルの彼女に対する態度は冷淡でした。

妹が病に倒れて死にかけている時も、会いに来なかったほどに。

それに問題はほかにもあります。

シャルティアナ「兄の助けを受けると、家門の力を借りることになってしまいます」

皇后になれば家族の者を取り立てるともりだと非難を浴びてしまうことを心配しているのです。

するとミハイルは、代々の皇后も皆自分の家族や親せきを高官に立てていることを教えてくれました。

ミハイル「何もおかしなことではありませんよ。出身家門は最も重要な支持基盤になりますから」

シャルティアナ「それはそうですけど・・・」

いけないことだと思い込んでしまっていましたが、ここの人にとってそれが当たり前だということがわかりました。

皇后の家族や親せきをコネで高官に登用したばかりに、国が滅ぶはめになった歴史ばかりを学んできたので、皇后が家族の力に頼ることは良くないと思い込んでしまっていたのです。

ミハイル「パレストゥラの学生はパレストゥラにのみ所属することになります。他の身分は全て排除される、その点を利用するのです」

カイロン公子にもきっといい経験にあるだろうから、とてもいい機会だとミハイルは勧めてくれます。

ミハイル「未来を長い目で見据え、皇后になられたときに備えて、有能な協力者を作っておくのです」

 

 

国務庁を出たシャルティアナ、ラブエルにどうだったか聞かれます。

シャルティアナ「うーん・・」

確かにミハイルの言葉は正しく、問題は自身とアルテミルの関係が思わしくないということ。

でもそれも避けては通れない問題で、留学を終えればまた顔を合わせることとなります。

ぶつかってみるしかない・・・そう心に決めました。

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悪女の定義【第66話】感想

まさかのあのミハイルでした!(笑)

ですが協力は得られず・・・残念ではありましたが、兄を勧められることになりました。

いつかはどうにかしなければならない問題。

ここでうまく解決へとみちびかれるといいのですが・・・。

まとめ

以上、「悪女の定義」のネタバレを紹介しました。

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