捨てられた皇妃【第108話】のネタバレ・感想!

漫画「捨てられた皇妃」はiNA先生の作品です。

モニーク侯爵家に神のお告げにより産まれた「アリスティア」

未来の皇后として育てられた彼女だが、ある日異世界から やってきた少女「美優」の出現で皇后ではなく皇妃として 迎えられることに…

そんな中反逆罪に問われ心血を捧げた甲斐もなく儚く散り逝くのだが…

>>捨てられた皇妃のネタバレ一覧はこちら

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捨てられた皇妃【第108話】のあらすじ・ネタバレ・感想

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捨てられた皇妃のあらすじ・ネタバレを紹介しますのでご注意ください!

捨てられた皇妃【第108話】のあらすじ

アレンディスが怒りの表情をしていると、カルセインは何か知っているとわかり聞いてみますが、そのまま彼は部屋から出て行ってしまうのです。

 

アレンディスが向かったのはゼナ公爵の元。

アレンディス「公爵殿下!モニーク侯爵令嬢になんてことをされたのですか!彼女は神に選ばれし子なのです・・・!」

ですがゼナ公爵は、神託などは形式的なものにすぎないと冷静です。

ゼナ公爵「モニーク一族だけは何が何でも消すつもりだ。生かしておけば永遠に我々の邪魔をしてくることだろう」

さらに、アレンディスもモニーク侯爵の失脚を願って組んだのではないのかと言われてしまうのです。

ゼナ公爵「・・・今更手を引けるとおもうな」

そして今日の惨事は「リサ王国の刺客」の仕業なんだろうとし、アリスティアはその場にただ運悪く居合わせただけだというのです。

ですがアレンディスは自分のせいだということがわかります。

アリスティアを手に入れようと必死で周りが見えておらず、彼女の命を狙っている人に手を貸してしまうなんて思ってもいなかったのです。

捨てられた皇妃【第108話】のネタバレ

一方アリスティアは、ディマルク卿にあの刺客はリサ王国だと再度確認しますが、このアリスティアを狙っているという情報は証拠はないが信頼できる筋からの情報なんだそうです。

護衛にあたらせておいてよかったと、ディマルク卿は安心します。

ですがそれが本当だとすれば、フェデン卿もカルセインも自分のせいで危険な目にあってしまったのだと責任を感じてしまいます。

ディマルク卿「くれぐれもお気を付けください。殿下命令で、これからも近衛騎士が侯爵令嬢をお守りします」

 

アリスティアは「何かかわったことはないか」と皇太子が聞いてきてくれたことも、建国祭初日に近衛騎士があんなところにいたのも、模擬戦闘の日にシーモア卿がいなかったのも、全て自分の身を案じての事だったのだとわかります。

ですが命が狙われていたことを知った衝撃と巻き込んでしまった人達への罪悪感で、このときは疑問にすら思わなかったことがあります。

大陸を渡り歩く大神宮の一人があの日こ皇宮にいた理由は、帝国に音もなく歩み寄ってくる激動の瞬間の兆しであるということに。

 

 

一人部屋で考えているアレンディスは、自分にしか見えないアリスティアに話しかけます。

アレンディス「・・・僕だってわかっている。もう他に方法がないってこと」

そして内密に話がしたいと陛下に申し入れ、その場へと向かうのです。

 

アリスティアが二度目の人生で違う生き方を選んだことで、様々な変化をもたらしただけでなく、多くの人の歯車を狂わせていたということに、ここにきてやっと気づき始めます。

それにより、ある日との運命が大きく変わってしまったことにも・・。

そしてルア王国に向かう帝国の使節団が今日出発します。

その中にアレンディスも入っていたのです。

カルセイン「使節団に同行すんだって?行政府を辞めてまで」

アレンディス「うん、いつまでも片腕を吊り下げている君と違って、僕はひっぱりだこなんだ」

カルセイン「ふられたんだろ?」

アレンディスはため息をつき、君のすの鋭さだけは認めると笑顔を見せるのです。

カルセイン「お前の脳みそでも計算できないことってあるんだな」

アレンディス「君だって今みたいにつきまとっているだけじゃ、一生かかっても先に進めないぞ」

ちょうどよかったと、アレンディスは持っていた剣をカルセインに投げ渡します。

アレンディス「僕にはもう必要ないからもらってくれ」

カルセイン「おまえまさか・・・!」

アレンディスの胸倉をつかみますが、ここでアリスティアが現れます。

アリスティア「アレン!!」

彼は冷静に、こんなところでその呼び方をしちゃだめだと制止しますが、アリスティアはそれどころではありません。

アリスティア「ホントに・・・いっちゃうの?」

アレンディスは自分がいなくても元気でねと言い、身体が弱いんだから無理をしないことと、最後までアリスティアの心配をしています。

アレンディス「今年の夏は暑くなるからこまめに水分補給して。冬は身体が冷えないように、僕があげたお茶で温まって。あのお茶は風邪の予防にいいんだ」

アリスティアはもう戻ってこない人みたいなことは言わないでと伝え、任務がおわったら帰ってくるのよね?と聞きますが、それに関しては返事がありません。

 

 

陛下に話があると向かったアレンディスは、重要文書を暗記し貴族派に情報を渡したことを伝えました。

リサ王国と水面下でかわした取引の内容や、隠れ家の事まで入っていたそうです。

陛下「もう少しで秘密部署目録まで貴族派の手に渡るところだった。天才だとは聞いていたが大したものだ」

アレンディスは命をもって償う覚悟でここに来たと伝えます。

アレンディス「そうか私の愚かさ故、危険に晒されているモニーク侯爵令嬢をお助けください」

陛下「やはりあの襲撃は、アリスティアを狙ったものだったということだな!」

そして皇太子にどのような処罰が的確なのか、聞いてみます。

皇太子「ベリータ公子、あらゆる事態を想定の上貴族派と手を組んだはずだ。どうして今になって気が変わったのだ」

少し考えて口を開きます。

アレンディス「これ以上私自身から・・・彼女を守ることができないと気づいたからです」

遠回しに言うこともできたのですが、そう伝えました。

本当の理由を隠すすべならいくらでもありましたが、彼には何を言っても見透かされていたでしょう。

そしてアレンディスには、皇宮の秘密部署に関するウソの情報を貴族派に渡すことともう一つ処罰が下されました。

 

 

アリスティアは帰ってくると言ってほしいとアレンディスに伝えます。

アレンディス「ティア。僕のレディー。君が僕と同じ気持ちじゃないとしても、僕の心のレディーはこれからもずっと君だ、それだけは許してよティア」

これからもアリスティアの事を思い続けることを誓います。

カルセイン「おい草頭!任務が終わったら帰ってこいよ!道中で生きることを諦めたりしたらぶっ殺すかんな!」

返事をしないアレンディスは、生きることを諦めたら死ぬのにぶっ殺すってどういうことだよと、ほんとにバカだと思いました。

ムカつく野郎だとカルセインのことを思っていたのですが、それないり一緒にいて楽しかったなと思いだすのです。

アレンディスは、アリスティアの幸せを、これからも彼女の側にいる人たちに託していくことを誓います。

 

ゼナ公爵「捨て駒が逃げ出すとは何事だ。臆病な愚か者、よくもよけいなことをしてくれた」

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捨てられた皇妃【第108話】のみんなの感想

アレンディス・・・最後はやるべきことをやったかのように去って行きましたね。

ですが正直に言うのは良いことだと思います!

アリスティアは寂しいでしょうが・・・彼女にとっても良かったのではないでしょうか?

まとめ

以上、「捨てられた皇妃」のネタバレを紹介しました。

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