皇子よ そなたの願いを叶えよう」はAnt Studio先生の作品です。
ある日突然、ネット小説家「唯」の前に現れた男アイゼン・カイトですが、彼は唯の書いている小説作品の悪役キャラでした！
小説の世界から飛び出してきたカイトの要求はただ一つ・・・「俺を皇帝にして書き直せ！」
果たして、彼の手により自分の小説の世界へと引きずりこまれてしまった唯の運命は如何に・・・！？
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目次
皇子よ そなたの願いを叶えよう【第1話】のあらすじ・ネタバレ・感想
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皇子よ そなたの願いを叶えよう【第1話】のあらすじ・ネタバレを紹介しますのでご注意ください！
皇子よ そなたの願いを叶えよう【第1話】のあらすじ
ここは真夜中の都会の中・・・ある男が突然、異次元から召喚されて落とされます。
男「くっ！何が起こったというのだ！？ここは・・・一体！？」
翌日、高月唯は休憩時間の最中、昼食を摂りながら悩んでいました。
唯「新作、全然思い浮かばない！今週までには何とか決めないと！頭爆発しそう！！」
そんな悩んでいる彼女に、上司である牧野主任がイヤミを込めて声をかけてかます。
牧野主任「あれ？今日も一人で食べてるなんて、やっぱりジャンヌダルクね！一緒に座ってあげても良いけど」
唯の方はさわやかな作り笑顔で遠慮しますが、牧野主任の方は彼女が会社の仕事も飲み会も、いつも一番早く帰ってしまうことを突いて、皮肉を言ってきます。
ほかの女子社員から「ジャンヌダルク」のことを質問された牧野主任は、唯のあだ名であり、主任から見れば、唯自身がただの変人にしか見えていないのでした。
ちなみに牧野主任は事業部のボス的存在であり、ほかの社員を虐めることを生業としています。
唯にとっては、厄介でうざい存在でしかないはずなのですが・・・
牧野主任「そういえば昨日パソコンの皇子シリーズ、完結したわよね！」
彼女が「皇子シリーズ」の話題を出した途端に同席で一緒に食べている女子社員たちも話題にのりますが、離れた席で食べている唯もピタッと反応を示します。
唯「ふふふ、牧野主任・・・ありがとうございます！」
内心で感謝いっぱいの気持ちになりますが、その理由は唯にとって、決して他人から知られてはいけない秘密と関係しているのでした！
実は唯は、日中はどこにでもいる、ごく平凡なOLですが・・・
その正体はなんと、ファンタジー小説の人気作家バソなのです！
いわゆる女性向けファンタジー小説の入門者にとって必読書である「皇子シリーズ」を執筆と同時にネット小説として流している上に、彼女の作品は70%もの課金率を誇っているのです！
今日もまた定時に退社しますが、帰宅中に編集部から電話がかかってきます。
編集部からの用件は、唯から提出されてきた新作に対しての評価でしたが、編集部内でも反応は良かったとのことでした。
しかし編集部にとっては、これまでに大ヒットを記録した「第一皇子」、「第二皇子」に続くシリーズ最新作を望む意見も出てきて、悪役キャラではあるものの、第三皇子のファンも多いのに、もったいないことを指摘されてしまいます。
唯「今回は女主人公中心の物語を書いてみたいんです！よろしくお願いします」
そこで通話が終わり、唯自身もまた第三皇子の人気ぶりを知っており、もったいない気持ちは同じく持ってはいたものの・・・
唯「もい異世界転生モノはやめたのよ！作家としての成長のために、他のジャンルも書いてみないと！」
強い決心のもとで、改めて小説を作ろうとしている唯の前に現れたのは・・・！？
皇子よ そなたの願いを叶えよう【第1話】のネタバレ
唯が編集部からの電話を終えると、通り道の先に多くの人だかりができており、まるで事故現場のような雰囲気でした。
何が起きたのか疑問に感じる唯に声をかけてきたのが・・・
かなちゃん「せんせー！第二皇子の最終編読みましたー！！」
眼鏡っ娘のかなちゃんは唯が借りて住んでいる部屋の大家さんの一人娘であり、現在は浪人中であると同時に唯一、唯の作家としての正体を知る読者でもあります。
唯がかなちゃんに対して、何が起きたのか聞いてみると「シンクホール」だと返されますが、彼女からはすぐに新作の話へと話題を変えられる上に・・・
かなちゃん「新作の主人公は第三皇子ですよね！？私、大ファンなんです！原案ができたら是非とも読ませてください！！」
やはり彼女からも第三皇子の作品を期待されてしまい、あまりの気まずさに逃げるように離れていく唯ですが、本当の異変は彼女がこの事故現場から離れた直後に起きてしまいます！
男の声によるうめき声が聞こえたために、かなちゃんが振り向いてみた先には・・・なんと、自分の大好きな第三皇子であるカイトが腹部を負傷している状態で現れます！
かなちゃん「あ、あれは！第三皇子そのものじゃない！！」
しかし、その時は本人などとは思わず、誰かがコスプレして完全再現しているだけと思いながら声をかけていきます。
かなちゃん「それって第三皇子ですよね？まるで小説の世界からでてきたみたい！高月先生がきっと喜びますよ！！」
カイト「オイッ！」
かなちゃんからの話にピクッときたと同時に持っている剣でかなちゃんの真横を突き刺さしてきた上に、刺さった壁も砕けてしまい、かなちゃんも驚きと同時に恐怖してしまいます・・・。
カイト「おい！その本は何だ？お前が書いたのか！？」
かなちゃん「いいえ、下の階の高月先生が書いたもので・・・」
あまりの恐怖感により、唯との秘密をあっさり破ってしまったかなちゃんに対して、カイトはその本を見せるように要求してきます！
皇子よ そなたの願いを叶えよう【第1話】のみんなの感想
読んでみる前は、よくある異世界転生モノとばかり思ってましたが・・・
転生されるのが現実の人間でなく、作品の中のキャラクターが現世に転生されてしまう逆転の発想が、なかなか面白いですね！
新作で悩む唯に対して、あまりにも信じられないアクシデントが発生してしまうわけですが、彼女がどうやって乗り越えていくのかが、次回からの注目ポイントになっていきそうですよね！！
まとめ
「皇子よ そなたの願いを叶えよう【第1話】」のネタバレを紹介しました。
漫画は実際に絵も含めて読んだ方が間違いなく面白いです。
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