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駆け引きをする相手がいるとすると、どちらか一方が得をしてしまうとうまくない。
自分も得をするが、相手にも納得できるモノを与えなければならない。
双方納得して初めてWIN-WINな関係性と言えるだろう。
主張するところはビシッと！
譲るところはどうぞどうぞと。
関係にヒビが入らないようにお互いに理解し合った上で取引まで発展する事が望ましいですよね。
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俺だけレベルアップな件【第23話】のあらすじ・ネタバレ・感想
「俺だけレベルアップな件」のネタバレをご紹介しますのでご注意ください。
俺だけレベルアップな件【第23話】のあらすじ
爆発とともに現れたのはやはり右京一味だった。
奴らは、2人が生きてる事、ボスが死んでる事にざわついていた。
2人で倒したのか！？
この蜘蛛はただデカいだけだったのか！？
ショボすぎ！
「確かにあの装備があればC級のボスは倒せるかもなー」
右京「諸菱 賢太なかなかやるじゃねぇか」
側から見たら、D級だけど高級装備の諸菱が倒したと思うだろう。
何か特殊効果でもあるのかも…
E級が役に立つはずもない。
まるで蜘蛛が弱かったかのように誤認識してしまっている。
死んでいる予定の人間が生きていたらバツが悪い。
殺せと命令が下る。
右京「諸菱！いい装備つけてっから検索してみたら親父さんすげぇ人じゃねぇか！」
資産総額1兆円
諸菱建設会長
諸菱 明成
息子を利用して親父にたかろうと企んでいる右京。
右京「お前に機会をやろう。水篠を殺せ…そいつを殺して俺らの共犯になるんだよ。お前が生き残る術はそれだけだ。」
巧みな話術で仲間に引き入れようとする。
右京「何を躊躇ってんだ？どうせダンジョンで起こったことは外部に漏れない。まさかD級のくせにE級が怖いのか？」
しかし、そんな非人道的な事は…
諸菱「水篠さん…」
水篠「大丈夫、気にしないで。弱いから裏切られる、当然のことだよ」
その言葉が心に刺さったのか、水篠側につき構える諸菱。
右京はどうしてもボンボンを利用したい…
仲間たちと水篠を殺そうと囲む気だ。
右京「お前ら、人を殺したことはあるか」
まさに危機的状況…
その時！
ピロンッ
なんだこれは！？
突然システムが！？
『緊急クエストが発生しました』
クエスト案内
［緊急クエスト:敵を倒せ］
プレイヤーに敵意を持つ者があらわれました
全員倒して身の安全を確保してください
これに従わない場合心臓が停止します
残り人数:8人
倒した人数:0人
バァン！
トカゲ一味の魔法攻撃が水篠を直撃する！！
右京「諸菱、そいつは死んだこっちに来い」
攻撃を喰らった衝撃でウィンドウにノイズが走る…
ショックを隠しきれず自問を繰り返す…
どうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうして……
俺だけレベルアップな件【第23話】のネタバレ
どうして忘れていたんだ
ここは
どこよりも弱肉強食の風潮が強い世界じゃないか
そうか
考えが麻痺してたんだ
何度も
何度も何度もダンジョンを周り
生死をさまよい
回復し
またダンジョンに潜るのを繰り返すうちに
ここが安全だと錯覚していってしまったんだ
敵！！！
システムが水篠に殺人を強要する
脅迫！！！
死にたくなければ殺せ？
それとも水篠が死んだら困るという意味なのか？
これは偶然でも好意でもない
システムが必要としているんだ
強い水篠を…
水篠を強くしたいんじゃない
強い水篠を求めているという意図が見えた
水篠「なるほどね。システムは俺を利用し、俺はシステムを利用する」
E級を絶命させるには十分すぎる威力の魔法攻撃を与えたはずなのに立ち上がる水篠を見て、またまたざわつく奴ら。
手加減などしてない…
全力で殺しにかかったのになんで生きてんだ？
魔法がそれたのか？
水篠「人の命を奪おうとしたってことはそれなりの覚悟があるってことだよな？」
敵の空気が一気にピリつく！
血の気の多い奴らから1人立候補して自分が殺ると出てきた。
肩に腕を回し、
「兄さん、状況把握ができてないようだが」
と、その時！
男の首がゴトリと落ちる…
水篠のカサカの毒牙の餌食となったのだ。
水篠「1人目…」
ピロンッ
残り人数:7人
倒した人数:1人
「嘘だろ！？あいついつのまに武器を！？どこに隠しもってたんだ！？」
油断してたとしてもE級相手になんで…！？
俺だけレベルアップな件【第23話】の考察
2人が死んでいなかったという非理想的な事が起こり、イラつきを隠せず睨みつけていますね。
正しい状況把握出来ずにざわついてしまっている。
混乱からなのか、実際とは違う事実を予測してしまう。
勝手に間違えて決めつけてしまった事で真実とは正反対な方向へ思考が動いてしまった。
それが右京の失敗である。
固定観念にこだわってしまった結果、仲間を1人失ってしまうという結果へつながってしまったのだ。
水篠にはお見通しというか計算通りだっただろう。
ただ、自分でもこの世界は安全だと麻痺した考えを持っていたことを改めて、非常になるきっかけが出来たので生き抜く事ができるだろう。
俺だけレベルアップな件【第23話】の感想
何食わぬ顔で戻ってきたトカゲ達。
何度も同じことを繰り返してきたのだろう。
涼しい顔して殺す殺さないという話をしている。
儲け話をあげると命のやり取りに直結する野蛮な世界が怖い…
まるで身代金を用意させる為に利用されろと言わんばかりの言い草にはさすがにイラっとしました。
弱者を弄ぶC級ハンターはタチが悪い。
弱すぎず強すぎず金儲けしか能がないやっかいモノ。
関わりたくないと思っていたトカゲの罠に掛かってしまって運が無いですね。
かかってきた火の粉はパパッと払って次のレイドへ行って欲しいです。
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