奈落の鎖 ~DVからの逃走~【第1巻】のネタバレ・感想!DVの恐怖と逃げられない束縛・・・

思いもよらない結婚直後の夫の暴力・・・
妻が家庭に入るとされに露骨に変貌していく。

子どもが産まれても変わらないどころか、子どものまえでも平気で暴力を振るうように・・・
そんな夫から無事逃げきることができるのか・・・?

数ページの試し読み程度であればいくつものサービスありますが、もっと読みたい方のために漫画が読めるサービスを紹介します!

>>奈落の鎖【第2巻】はこちら!

>>まんが王国で「奈落の鎖」を読む

スポンサードリンク

奈落の鎖 ~DVからの逃走~【第1巻】のあらすじ・ネタバレ・感想

ネット上の広告でも見かけるので気になった方はご覧になって見てください。

作品名のあらすじ・ネタバレを紹介しますのでご注意ください!

奈落の鎖 ~DVからの逃走~【第1巻】のあらすじ

五年前、私は結婚して“高村 沙奈 (たかむら さな)”になった。
夫の“則行 (のりゆき)”は9つ年上のエリート金融マンで皆に羨ましがられていて―――

最初に夫に『殴られた』のは新婚旅行先のハワイのホテルだった・・・
会社の同僚からお祝いと冷やかしのメールが入っていたので、内容を笑いながら見つつ返事を返そうとしていた時―――

 

スッと則行が沙奈の携帯を取り上げ、内容確認すると壁に携帯を投げつけ、沙奈にビンタをし「どういうことだ!? なんで新婚旅行先に男がメールしてくるんだ!?」と腕を強く摑み詰め寄る。

「や・・・やめて・・・ただのイタズラよ。 そんな怒らなくても・・・」と釈明する沙奈に、さらに声を荒げ「イタズラのメールに君は返信するのか!? 僕の気持ちはどうなる!?」激しく詰め寄る。

「ああ、そうか育ちが悪くて父親がいないとこんな女が出来上がるのか?」暴言を吐く則行に、実家のことを悪く言われ悔しい沙奈だったが、せっかくの新婚旅行の楽しい空気を壊したくなかったので、とりあえず謝った。

 

しかし、謝る沙奈に「そんな謝り方でいいのかよ!」と暴力はエスカレートし、蹴り・拳での殴打・・・

《夫がこんな人だとは思わなかった・・・ こんなのおかしい!!》

沙奈の腫れあがる顔・・・

 

なんとか則行を振りほどき「やめて! 警察呼ぶ!」沙奈が部屋の電話の受話器を取ると、「僕をアメリカで逮捕させる気? ニュースになるよ・・・」弱々しく囁く則行の態度に受話器を置く。

「ごめんね沙奈。 嫉妬でどうかしていたんだ・・・ 君が好きで好きで・・・」そう言って涙をぽろぽろ流す則行をその時は信じることにした。

 

そしてキスをし、沙奈を優しく抱く則行―――
殴った後の彼はそれはそれは優しかった。

奈落の鎖 ~DVからの逃走~【第1巻】のネタバレ

結局、新婚旅行の写真は当日に撮った1枚だけになった。
2日目からは写真に残せる顔じゃなかったからだ。

旅行から帰ってすぐに妊娠が分かり、勤務先に産休制度もなく悪阻も酷かったので会社を辞め家に入ったとたん―――

 

料理をしても「貧乏人の娘の料理は食えたもんじゃないな。」とゴミ箱に捨て、生活費は『1万円』しか入れていないのに、「やりくりできないのはお前の頭が悪いからだ!」「料理はデパート地下で買ってこい」「水も電気も使うな」と横暴の限り。

携帯を壊された後、買い替えてももらえず、わずかにあった沙奈の貯金はあっという間になくなってしまった。

 

友人に相談しようとしても「憧れの専業主婦になって~ なに?ノロケ?」と言われ、母親に相談しようとしても「10歳も年上だし亭主関白は仕方ないでしょ~ 私にはよくしてくれるし。」と、どう説明したら分かってくれるのか分からなかった・・・

 

そして月日は流れ―――

 

産まれた子どもは“菜々美 (ななみ)”と名付けられ、4歳になった。

しかし、則行の暴力は年々酷くなり、子どもの菜々美の目の前でもおかまいなしに沙奈を殴った。
そのせいか、菜々美は年の割に口が重く、表情も貧し・・・

 

『子どものため』と思い我慢してきたが、限界を感じ実家に帰る際に母親に話した。

明らかに『夫婦喧嘩』の度を越えてる沙奈の酷く腫れあがった顔を見ても、母親は保険が切れてる時に事故を起こし、賠償金を則行に払ってもらっていると告げ「お願いだから仲良くしてよ」などと言うのです。

 

途方に暮れ、公園で菜々美を遊ばせていると「さーちゃん? “さーちゃん”じゃない?」と、小学校の時の友人“知美 (ともみ)”が声をかけてきた。

しかし、酷い顔を見られたくない沙奈はその場からすぐ離れようとするが、異変に気付いた知美は「アタシも元カレによく殴られたんだ」と元カレの暴力で動かなくなった小指を見せた。

 

そして、沙奈は知美の家で初めて分かってくれる人に会った嬉しさと安堵から、次から次へと今までのことを話さずにいれなかった。

「いつでも来ていいよ、沙奈。 暴力は体だけじゃなくて心まで死んでしまうんだから。」そう優しく見送ってくれた。

 

家に連れ戻されると窓には格子が付けられ、各部屋に外からかけられる錠前が付いていた―――

それから夫の束縛はどんどん激しくなった・・・

買い物すら自由に出してもらえなくなり、玄関を開けると夫のスマホに連絡が入るようになっていた。

 

少しでも外に出たことが分かると、「男でもいるんか!?」とまた暴力を振るう・・・

「男なんてうんざりよ! あなたに触られるたびに吐き気がする!!」 沙奈がそう言うと、則行はビール瓶で殴り沙奈の頭から血が滴る・・・

その時「ガブッ!!」

 

菜々美が則行の手に噛みつき沙奈を庇った。
しかし、則行に敵うはずがなく沙奈と一緒に暴力を受けてしまう・・・

そして沙奈はやっと気が付いた―――
《菜々美が殺される! 心まで死んでしまう前に!!》

 

その夜、菜々美に具合の悪いフリをさせ様子を見に来た則行の背後から椅子で思いっきり頭を叩きつけ、菜々美を連れて家から逃げだした。

「やっと来たね待ってたよ。」 知美は優しい笑顔で迎え入れてくれた。

この日から私の『逃亡生活』が始まった―――

>>奈落の鎖【第2巻】はこちら!

>>まんが王国で「奈落の鎖」を読む

奈落の鎖 ~DVからの逃走~の感想

まさかの夫の豹変と暴力・・・
結婚にますます夢が見れなくなってくるストーリーです。

しかも、相談する先もなく母親さえも則行の味方になっていたなんて、可哀想過ぎる沙奈・・・

束縛も強くなる一方で、やっと味方になってくれる知美との出会いで救われ、なんとか逃げ出すことができたが・・・
則行がこのまま黙って引き下がるわけがありません・・・

感想に加えて、今後の展開や考察を交えると書きやすいと思います。

まとめ

以上「奈落の鎖 ~DVからの逃走~」のネタバレを紹介しました。

実際に絵も交えて読むとなお面白い作品なので、是非、下記の記事で紹介している「好きな漫画を無料で読む方法」からお試しください!

サービスの内容を細かく紹介しています。

>>好きな漫画を無料で読む方法!<<

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です