傷だらけの悪魔【第18話 ~進路~ 】のネタバレ・感想！進学合宿に新たな怪しい雲行き・・・

一時は落ち着きを見せた進学合宿だったが、怪しい雲行きを感じる不敵な笑み・・・

優里亜の優しい一面、静と恵那との友情を感じる３人のやり取り―――
ここからまた悲惨な出来事が起こるのか・・・

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作品名のあらすじ・ネタバレを紹介しますのでご注意ください！

作品の前半部分をあらすじとしてまとめます。

「で、恵那と静はなんて書くの？」と、進路の希望を書く用紙について聞く“藤塚優里亜 (ふじつかゆりあ)”。

“名取静 (なとりしずか)”は明るく「もちろんヒ・・・」言い切る前に、優里亜は「静！　真面目な話し、高校を卒業したらどうする気なの？」真面目な顔で聞く。

「えっと・・・」言葉を詰まらせる静に対し、「アンタのことは本当心配、アンタは空気を読むとか、自分がどういう状況に置かれているか理解する力が足りない。　素直なのはいいんだけどね・・・　あたしや恵那が守ってあがられる間はいいけど～―――」

静を心配し、色々と伝えようとするが、静の脳は理解の限界で煙が出そうな状態・・・

“金谷恵那 (かねやえな)”が「混乱してるよ」と心配すると、「・・・よくわかんないけど、静がんばる！」と満面な笑みに、安心げな笑顔を見せる優里亜だった。

「恵那は美術系に行くんでしょ？　美大は？」今度は恵那の進路について聞く優里亜。

「いや～・・・　専門の予備校行かなきゃいけないし・・・　うち弟いるから経済的にちょっと・・・　浪人もできないしね。」恵那が答えると、「まだ時間あるから後悔ないようにね。」

そんな優里亜の感じに、恵那は「ゆり、今日急に真面目だね。　まあ、ゆりってスイッチ入ると真面目だし、世話好きだもんね。」

「なんだそれ」と照れ隠しに言う優里亜に、恵那は「ゆりのそういうとこ好きだし、あたしも静もゆりには感謝してるんだよ。　あたしたちを助けてくれたのはゆりだもん。」

そんなことを言われて大いに照れてる優里亜なのだった。

「ゆりはどうなの？進路？　おばさん・・・美容師許してくれそう？」恵那が聞くと、優里亜の顔色が曇る・・・

《美容師になりたいから東京の専門学校に行く？　バカ言わないでちゃんと勉強して、大学くらいまともなところに行って！　大体中学受験だってアンタだけ失敗して・・・　上二人は優秀なのに、どうしてアンタだけ出来が悪いの！！》

言われた言葉を思い出してしまう―――

「なにか・・・あったの？　また喧嘩？」心配する恵那に、「・・・大丈夫。　自分のことだもん。　もうちょっと自分で戦ってみるよ。」

そんな話しをしている一方で―――

“葛西舞 (かさいまい)”は書き終え、担任教師の“大瀬戸翠 (おおせとみどり)”に渡していた。
「葛西さん東京の大学目指すの？　親御さんには言ってる？」と聞かれ、舞は「はい。　行かせてくれるって言ってるんで。」と答えた。

そんな２人のやり取りを背にして聞き耳を立てる“小田切詩乃 (おだぎりしの)”は、離れた席のグループで楽しそうに話す優里亜を横目にニヤリと怪しげに微笑む・・・

優里亜、恵那、静の仲いい関係性が垣間見え、ほのぼのした感じで、一見穏やかそうになった進学合宿だったが・・・

優里亜は親に言われたことが頭から離れずモヤモヤしている様子。

そんな優里亜を静かに観察し、なにかを企むような詩乃の様子・・・

嵐の前の静けさなのか、この後なにかが起こりそうな展開を予感させる18話です。

感想に加えて、今後の展開や考察を交えると書きやすいと思います。

以上、傷だらけの悪魔【第18話】のネタバレを紹介しました。

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