「姉妹逆転ゲーム～ずっと嫌っていた美しすぎる姉～」は姫神ヒロ先生の作品です。
ずっと嫌っていた姉のスミレをやっと出し抜いたと思ったノバラ。
しかしやっと手に入れた大好きな伊勢谷との幸せな時間も束の間、今度はスミレから復讐をされてしまいます。
スミレの復讐によって大好きな伊勢谷も仕事も全て失ったノバラはいったいこの先どうしていくのでしょうか——？
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目次
姉妹逆転ゲーム～ずっと嫌っていた美しすぎる姉～【第３話】のあらすじ・ネタバレ・感想
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姉妹逆転ゲーム～ずっと嫌っていた美しすぎる姉～【第３話】のあらすじ・ネタバレを紹介しますのでご注意ください！
姉妹逆転ゲーム～ずっと嫌っていた美しすぎる姉～【第３話】のあらすじ
ノバラとスミレの父親は、小学２年生の頃に家を出ていきました。
ノバラとスミレは母親と３人で暮らしていました。
ある日テストで100点をとったノバラは自慢げに母親にテストを見せます。
一方のスミレは40点で悲しそうな表情。
しかし母親はノバラのことは褒めずに、「女の子は賢いより可愛くないと愛されないわよ」とスミレに声をかけます。
また違うある日には、母親と３人でバスでおでかけをするノバラとスミレ。
スミレはクラスの男の子に告白されたことを自慢げにノバラに話しました。
ノバラは興味なさそうに返事をしますが、後ろの席から母親が意見します。
母親「色気づいて気持ち悪い でもスミレにはそれしか取り柄がないものね・・・ ノバラと違って賢くないし 選ぶものもほんと価値のないものばかり」
母親にそう言われたスミレは買ってもらったウサギのぬいぐるみを恥ずかしそうに紙袋に入れてしまいます。
そんな日々が続いたので、ノバラとスミレは母親と話すときに少し緊張しているようでした。
ある日の夕飯の時間に、ノバラとスミレは遠慮がちに、修学旅行の積み立てがまだだと先生に言われたことを母親に話しました。
母親は「修学旅行に行かないって言えばいい」と言ったため、スミレは思わず「でも・・・っ」と声を出し、そのことで母親は激昂して２人を殴りつけました。
母親「ふざけんじゃないわよ！！あんた達みたいな役立たず 生かしてもらってるだけありがたく思いなさいよ！！」
母親「あんた達さえいなければ私は幸せになれるのに！ 私の人生の最大の過ちはあんた達を産んだことよ 消えろ！消えろ！！」
その後、母親は夜中に階段から足を滑らせて転落し、亡くなります。
母親が死んだことによって、２人はやっと自由になれたのでした。
スミレは芸能界に復帰し、自身が主演として出演する映画の会見に出席していました。
以前のように美しい笑顔で、記者たちのカメラの前に堂々と立つスミレ。
会見終了後、スミレの会見に招待されて見に来ていたノバラと会います。
まるで何も知らないと言った顔で「光さんは一緒じゃないの？」と尋ねるスミレに、ノバラは淡々と会社を辞めたことを説明します。
「誰を好きになろうが私は幸せになれない」というノバラをスミレは顔を赤くして笑います。
スミレ「そうよ アンタは幸せにはなれない だって醜いから メイクしようがセクシーな服着ようが どんなに必死になっても誰もアンタなんかを愛さない」
スミレに言われた言葉を黙って聞いていたノバラでしたが、「たった一つだけ私が幸せになれる方法がある」と言います。
ノバラ「あんたが私より不幸になればいい」
そう言ってノバラはナイフを取り出し——！？
姉妹逆転ゲーム～ずっと嫌っていた美しすぎる姉～【第３話】のネタバレ
ノバラは取り出したナイフでスミレに襲い掛かろうとしますが、すぐにスタッフに取り押さえられてしまいます。
スミレ「甘いよノバラ あんたなんかに指一本ふれさせない この美しい体にはね！ アハハハハハッ！！」
その時、突然男が現れ、スミレの腹をナイフで刺しました。
スミレのドレスがみるみる血に染まっていきます。
男「スミレ・・・ 僕にはわかってるよ・・・その姿が偽物だってこと・・・あのスキャンダルも・・・」
男「すべて事務所の奴らが仕組んだんだよね・・・ 可哀想に・・・でも安心してよ・・・」
男「僕が元の清楚で可憐なスミレに戻してあげるから そのけばけばしいニセの皮をはいであげる！！」
倒れ込むスミレを男はさらにナイフで切り付けていきます。
まさかの狂信的なファンが登場しました。
恐ろしい・・・、スミレへの愛が強すぎて現実が見えなくなってしまっているんですね。
男はすぐにスタッフに取り押さえられ、警察と病院に連絡がいきました。
スミレはすぐに病院に搬送され、その場にいたノバラは事情聴取のために警察へ。
しかし事情聴取の途中で、ノバラはスミレの搬送された病院へと移動させられました。
病院につくと、そこには伊勢谷と司馬の姿がありました。
すぐに医者がやってきて、ノバラに輸血を依頼しました。
スミレの血液型は非常に珍しく、病院にも血液のストックがなかったのです。
ノバラ「お断りします 私さっきスミレを殺そうとしたんですよ」
ノバラ「で？ なぜ光さんがいるんです？」
伊勢谷「そ・・・ それは・・・」
スミレは妊娠しており、時期的に伊勢谷の子だろうということ、このままだとお腹の子も危ないということを司馬が説明しました。
スミレが伊勢谷の子供を妊娠中・・・！
ノバラにとってはきっと面白くないことでしょうし、さらに輸血しなくなるのではないでしょうか・・・。
病院のベッドで横たわり、衰弱したスミレが息絶え絶えにノバラに声をかけます。
スミレ「ノバラ・・・ ・・・今までのことは謝るから・・・ 助け・・・て・・・」
ノバラ「ハァ！？ なにそれ・・・っ そんなんで許されると思ってんの！？」
そう言われ首を横に振るスミレ。
スミレ「でも・・・お腹の子には・・・罪はないか・・・ら・・・」
スミレ「それ・・・に・・・ いらない子・・・なんて・・・いない・・・って・・・証明・・・した・・・い・・・の・・・」
その時、スミレの心肺が停止してしまいます。
ノバラ（スミレが私に頼みごとするなんて・・・）
伊勢谷「頼む月島くん・・・スミレと子供を助けてくれ 助けてくれたらどんなことでもする！」
必死で頼む伊勢谷に、ノバラは笑いながら提案します。
ノバラ「じゃあ私と結婚してくださいよ できますか？ できるわけないですよね」
伊勢谷は少し考えた後、結婚することを了承し、改めてスミレを助けてくれとノバラに土下座します。
ノバラは複雑そうな表情を浮かべたあと、振り切るようにして医者に血液の提供を了承します。
ノバラ（スミレ・・・ あんたはその子を産んで・・・ あの母の呪いを断ち切るつもりなのね・・・）
その後、スミレは芸能界を引退し、ノバラは伊勢谷のマンションで新生活を始めました。
スミレは無事に男の子を出産したようです。
スミレも赤ちゃんも助かったんですね！
よかった・・・！
伊勢谷とノバラは一見幸せそうですが、スミレの出産報告に幸せそうな笑みを浮かべる伊勢谷を見て、やはりノバラは何か思うところがあるようです。
そして春、スミレに以前のような派手さはなく、アパートで椿と名付けられた赤ちゃんと暮らしていました。
一方、この日は伊勢谷とノバラの結婚式の日でしたが、時間になってもノバラは姿を現しません。
式場でノバラを待つ伊勢谷のもとに、ノバラから一通の手紙が届きました。
ノバラ『光さんへ 約束を守ってくれてありがとう。 最後まで振り回してしまって本当にごめんなさい・・・』
ノバラ『あなたに出会えたことは・・・ 私の一生の宝物です どうかお幸せに』
ノバラは、伊勢谷の心が手に入らないまま伊勢谷と結婚してそばにいることよりも、自由を選んだのでした。
海の見える崖で、ノバラは眼鏡を投げ捨てて満足そうに笑いました。
ノバラ「さよなら「ノバラ」」
ゲームオーバーは・・・ 新しい私の始まり——。
姉妹逆転ゲーム～ずっと嫌っていた美しすぎる姉～【第３話】の感想
ノバラとスミレは母親の呪いに縛り付けられて、自らの価値をなんとか見出すためにお互いを蹴落とそうとしていたんですね・・・。
あまりに悲しい過去に、なんだかやりきれない気持ちになってしまいました。
もしかしたら、２人で仲良く成長して、お互いの幸せを願う未来があったかもしれないのに・・・。
しかし、最後には少しお互いを思いやれる結末になったのではないかと思います！
やはり今回もどこか気の毒な伊勢谷でしたが・・・、彼はこの後スミレと子供のもとに行くんでしょうか？
１話ごとに逆転、逆転とハラハラさせられる作品でしたね！
スミレはきっと子供を育てることで自らの価値を見出すことができるでしょうし、ノバラも自由を手に入れたことで幸せを見つけ出すことができるのではないでしょうか。
スミレもノバラも、お互い別の場所で幸せになることができたらいいなと思いますね！
まとめ
以上、姉妹逆転ゲーム～ずっと嫌っていた美しすぎる姉～【第３話】のネタバレを紹介しました。
実際に絵も交えて読むとなお面白い作品なので、是非、下記の記事で紹介している「好きな漫画を無料で読む方法」からお試しください！
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