漫画「彼女が侯爵邸に行った理由」はWhale Milcha先生の作品です。
前回で両親が娘である自分を心から愛してくれていることを知ったレリアナは、決意を新たにして、前々回から延び延びになってしまっていたノアとの取り引きに臨みますが、彼からの反応と返事は小説の物語を知っている彼女ですら、予想外な展開と結果が待ち受けていたのでした・・・。
目次
彼女が侯爵邸に行った理由【第6話】のあらすじ・ネタバレ・感想
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彼女が侯爵邸に行った理由【第6話】のあらすじ・ネタバレを紹介しますのでご注意ください!
彼女が侯爵邸に行った理由【第6話】のあらすじ
前回でノアがレリアナの屋敷にまでお見舞いに来てくれたことは、両親やメイド達だけでなく、他所にも知れ渡ってしまっており、新聞記事として取り上げられてしまっていました。
そのことで心の中では大いに怒りながら、その記事を捨て去るレリアナ・・・
レリアナ「笑わせないで!石油王の娘がシンデレラですって!?ここが現代なら、シンデレラはノアよ!」
しかし、その後は気を取直して、第4話と第5話では事情により(と、言うよりは殆どレリアナの方の都合や不始末が原因で)延び延びになってしまっていた、ノアとの取り引きに臨みます。
今度はレリアナ自身から出向いて、彼の屋敷へと向かうのですが・・・「王位継承序列1位の座」はやはり伊達ではなく、マクミリン家の屋敷などを遥かに凌ぐ大きさと高級感をも兼ね備えた豪邸に冷や汗をかき、言葉も出せない状態の中でも入っていきます。
そして、背中を向けながら、横目で見てくるノアに挨拶するのですが・・・
レリアナ「公爵様、ご機嫌・・・」
ノア「お互い、上辺だけの挨拶はやめないか」
その時の彼は前回で見せた爽やかな笑顔ではなく、前々回のパーティー会場の庭園で見せてきた時以上の冷たい表情でした。
ノア「玉璽の話から」
もう待ちきれないと言わんばかりの態度に対して不快と同時に、かえって好都合と感じたレリアナは冷静さを保ちながら、ゆっくりと話し始めます。
はたして、ノアは取り引きに応じてくれるのでしょうか、それとも・・・!?
彼女が侯爵邸に行った理由【第6話】のネタバレ
冷たい表情で向き合っているノアに対しての取り引きが、ついに始まります!
レリアナが始めに持ちかけたのは玉璽の話から・・・
レリアナ「公爵様が長らくの間、玉璽を探していることは、よく存じております。これをお伝えする理由は、玉璽の場所を知る私を誰よりも公爵様が恐れているからです」
ノア「なぜ、そのような話を!?」
レリアナ「なぜなら玉璽は、公爵様がお持ちだからです」
そう、ノアは旧貴族きっての実力者であり、まさか彼の手に玉璽があるなど誰もが思わないのでしょうが、それこそが王家の狙いであったのでした!
そしてノアもまた旧貴族のエースなどてまはなく・・・王の手先であったのでした!
その事実を知っている者は、公爵家と王家の側近、そして外の世界から転生されてきたレリアナ(凛子)自身のみだったのです!
本来の物語の流れでは、この小説の女主人公がこの事実を知ることになるわけですが・・・
ノア「そのようなことを本気で言っているのか!?全く面白みのない冗談を言うものだ」
レリアナ「え・・・!?」
彼からの全く予想外な反応と返答に内心で驚くレリアナでしたが・・・
ノア「取引は白紙ということで!」
取り乱しそうになることを堪えて、兄弟であるロバートのお墓の場所を言い出しますが・・・
ノア「これ以上は聞くに耐えない。お引き取りを願う」
問答無用といわんばかりに追い返されてしまうレリアナでしたが、ここでむやみに話し続けても意味のないことは本人も分かっていたため、ここでは応じたふりをして出て行こうとします。
玉璽の話には反応して、ここでの台詞も決して本心ではないはずと自分の中で言い聞かせるものの、ノアが引き止めてくれることを切に願います。
レリアナ「お願いだから呼び止めて!本当にこのまま終わっちゃうの!?何か他にできることは・・・」
ドアが開いて退室しようとしたレリアナの視線に見えたチェスボードの上に置かれているコマたちでした。
しかし、そのチェスの置かれ方は普通ではなく、引っかかるものがありました。
キングが一つしかなく、周りに数少ないナイトたち・・・これはまさにチェイモス王国の情勢を表していたのでした!
レリアナ「そのビショップ、右に置いてください」
何かに気づいてノアに告げるのですが、この時のレリアナの話し方は今までの取り引きの話し方ではなく、彼に対して何かを忠告しているような話し方だったのでした・・・。
彼女が侯爵邸に行った理由【第6話】のみんなの感想
小説の物語や結末を知っているレリアナでさえも取り引きを成立できなかったノアの手強さが際立っていた回でしたね!
まあ、たった一度の話し合いだけで交渉が成立するとも思えなかったけど、出て行く寸前にたまたま見かけたチェスボードをきっかけにまた異なる話し方をするレリアナも充分にやり手であり、ノアにも決して引けを取ってはいないはずと思いたいですね・・・。
まとめ
「彼女が侯爵邸に行った理由【第6話】」のネタバレを紹介しました。
漫画は実際に絵も含めて読んだ方が間違いなく面白いです。
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