ママ友がこわい【第3話】（ステージ3）ネタバレ・感想！こんなことで自分をなくすなんてもったいない

漫画ママ友がこわい 子どもが同学年という小さな絶望【第3話】を読みましたので、ネタバレを紹介します！

めちゃコミで配信されていたのを見つけて読みました。

ママ友がこわい 子どもが同学年という小さな絶望【第3話】のあらすじ・ネタバレを紹介しますのでご注意ください！

それでは、どうぞ。

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ママ友がこわい 子どもが同学年という小さな絶望【第3話】のあらすじ

あの人に二人目ができる。

私にはできないというのに。

こんなに惨めな気持ちをしている自分がなぜ不幸せにならなくてはならないのかと、黒いどろどろとした気持ちがわいてくる。

自分を失い、怒り狂ってしまう主人公。

しかし、ある出来事で自分を取り戻すことができる。

こんなことで自分をなくすなんてもったいない。

ママ友がこわい 子どもが同学年という小さな絶望【第3話】のネタバレ

私「いたた」

昨日の心労が祟ったのか、胃の痛みを感じながら私は、憂鬱な朝を迎えた。

私「ミイおきて　幼稚園行くよ」

ミイ「ママどうしたの？おなかいたいの？大丈夫？」

お腹を押さている私を見て、ミイが心配そうに言った。

私「お薬飲めば大丈夫」

ミイを心配させまいと元気そうな声を出そうとしたが、うまくできていなかったかもしれない。

ミイ「ママが病院行くときミイもいくね　心配だから」

私「うんありがとう」

ミイに心配かけていることを情けなく思う反面、幼稚園に行きたくないという気持ちを抑えきることができなかった。

ああいやだ。

行きたくない。

目の前にあの人がいる。

あの背中。

背中がこわい。

怖い怖い…

また胃が痛くなってきた。

薬が効かなくなってきたのかな…？

「おはようございます」

でも、自分が決めたことだから、ミイのためだから、挨拶はする。

当然全く返事は帰ってこない。

薬の量を増やそうか。

幼稚園の先生「ミイちゃんおはよう」

ミイ「せんせーおはようございます」

幼稚園の先生「あら？お母さん大丈夫？顔色悪いですよ」

幼稚園の先生にまで心配されてしまった。

私「あ、大丈夫です」

ミイのお友達「赤ちゃんがいるの？」

子供の無邪気さがさらに胃を痛くする。

私「赤ちゃんはいないよ」

ミイの友達「ののちゃんのママはねー赤ちゃんがいるんだって！」

…

そうなんだ。

私の中に何とも言い難い感情が湧き出てきた。

なんだろうこの感覚。

あの人がおなかをさすってる。

今はっきりとあっちとこっちに離れたのを感じた。

私はあいさつせずに帰った。

家に帰って胃薬のビンを開ける。

これがいくつめのビンだろう。

私はこんなに苦しいのに、つらいのに、アイツは笑ってる。

お腹に赤ちゃんまでいて。

コルクボードに留めてあった私とあの人の仲良さそうな写真を真っ二つに鋏で切った。

残ったあの人の写真を家が燃えないように、シンクの中で燃やした。

知らなかった。自分の中にこんな感情があったんだ。

あんな人あんな人あんな人あんなやつ、いなくなればいい。

自分の中に真っ黒なドロドロしたものが溢れてる。

…

ピ

ピピピピ

ピピピピピピピピピピ。

突如、火災報知器がけたたましく鳴り響いた。

ヤ、ヤバイ！

どうやって止めるかわからなかったけど、とりあえず椅子を下に置いていじってみる。

一応止まったので、胸をなでおろしていると、世界が突然傾いた。

ドスンという衝撃。

椅子から落ちたって、最初はわからなかった。

何やってんだ、私。

…

ただの紙切れ一枚がこんなに燃えることも知らなかった。

…

涙があふれる。

…

ピンポーンピンポーン。

小山田「あのー田中さーん…？今火災報知器なりましたよね？大丈夫ですか？」

小山田「あっ田中さん大丈夫ですか！？」

心労からか、頭を打ったからか、私は放心状態で、隣の大学生の小山田さんが私を心配して様子を見に来てくれたことに、しばらく気が付かなかった。

小山田の彼氏「おい大丈夫？」

知らない男の人も入ってきた。

このままでは大ごとになると思って、慌てて起き上がる。

私「ちょちょっとおなべこがして報知器なっちゃって　止めようと思ったらずっこけちゃって…」

小山田さん達が救急車を呼ぶか話し合っているのをみて、元気そうに振舞う。

私「大丈夫だよ！　なんかすいませんいっつも子供がうるさい上に親までうるさくしちゃって…」

小山田「あの…何かあったら声かけてくださいね」

何とか納得してもらい、帰ってもらった。

小山田さんのネイルキラキラしてた。

いいなぁ楽しそうで。

鏡で自分の顔を見てみた。

なんてカオしてんだろ、私。

…

シンクの焦げ跡を掃除しながら、反省する。

こんなことで自分をなくしちゃだめだ。

こんなことで自分をなくすなんてもったいない。

私がもったいない。

シンクをピカピカにして、黒い焦げをきれいにする。

黒いドロドロなんかに、のみこまれるもんか。

さよなら、リエちゃん。

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ママ友がこわい 子どもが同学年という小さな絶望【第3話】の感想

いかがだったでしょうか。

最後までご覧くださってありがとうございました。

それでは、次回の記事でお会いしましょう。

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