彼女が侯爵邸に行った理由【第36話】のネタバレ・感想!

漫画「彼女が侯爵邸に行った理由」はWhale Milcha先生の作品です。

会食バトルや魔物討伐戦を経て、ビビアンが仕掛けていった罠に気づかぬまま出発して神殿に到着したレリアナは、思わぬ形で大神官ヒーカーとの初対面を果たします。

しかし、ヒーカーを大物と知る由もないレリアナが示す反応とは・・・!?

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彼女が侯爵邸に行った理由【第36話】のあらすじ・ネタバレ・感想

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彼女が侯爵邸に行った理由【第36話】のあらすじ・ネタバレを紹介しますのでご注意ください!

彼女が侯爵邸に行った理由【第36話】のあらすじ

ビビアンが置いていった宝石が何なのかも分からずにノア達と共に出発したレリアナは、早くも神殿に到着しました。

 

既に馬車から降りていた彼女は神殿の近くにある広場を満喫すると共に神官たちによる神力の凄さを少しずつ実感していきます。

レリアナ「あったかい。神官たちの神力によってドームが維持されているって言ってたわよね?だから、こんな薄着でも平気なんだ」

特殊な力が働いているとはいえ、極寒のシークレットとは正反対の暖かさに感心し始めるのでしたが・・・

レリアナ「はあ、逃げ出したい」

穏やかな表情とは裏腹に、かなり辛い気持ちに押しつぶされているのですが、時はレリアナが神殿に到着したばかりの頃に遡ります。

 

神殿に到着したレリアナは、聖火式を案内する神のしもべである女性・ユジニアから案内を受けて、ついていきますが、ここからが思いがけぬ地獄の始まりでした・・・。

聖火を灯す者には、浄化の時間が必要であり、神室へと連れていかれます。

 

そこでの過ごし方となる一日のスケジュール内容が朝・昼・夜の重湯とお清めの入浴の繰り返しなのですが、その重湯こそが得体の知れないものであり、それをしっかり食すように命じられれのです。

金属製のお皿に入った、ドス黒い液体で言葉では例えようのない異臭が放たれてくるのです。

レリアナ「この重湯、何でできているんですか?」

質問しても、ユジニアの方はただ笑顔で見つめるだけで何も答えてはくれません。

しかも、全く食べようとしないレリアナに対して自分が食べさせてあげようとばかりに、スプーンですくって口に入れてこようとします。

レリアナ「こんなものを食べたら浄化どこほか成仏してしまいます。いっそ何も食べない方が身体によいのでは!?」

ユジニア「毒気を取り除くためには、重要な儀式ですので、必ずお召しにならなければなりません」

決死の反論も空しく、ユジニアから言われるがままに食べさせられてしまいます。

レリアナ「イヤアアー!!」

見た目や異臭だけでなく、味も想像を絶する重湯で早くもギブアップしそうに、なってしまうのでした。

 

時は現在に戻り、朝と昼の儀式がなんとか終わって、束の間の安らぎの時間となりますが、レリアナは池の中で溺れている鳥を発見して助け出します。

その後は、この飛べなくなってしまった鳥をどうやって救うか考え始めますが、そんな彼女の後方から木の枝に登ってよりかかっているヒーカーが見ていたのでした!

ヒーカー「あのガキは一体何をしている・・・愚か者め!」

そう呟きながら見つめる先のレリアナは、この鳥が水を飲みすぎたものと判断しては、逆さにして両脚を掴みながら身体を上下に揺らし始めます!

ヒーカー「それは飛鳥だ!」

あまりにも予想外の行動をするレリアナをみていられなくなったヒーカーが声をかけてくるのでした。

彼女が侯爵邸に行った理由【第36話】のネタバレ

あまりにも予想外な行動をしたレリアナに業を煮やしたヒーカーが彼女に呼びかけます。

ヒーカー「それは飛鳥だ!」

反応して振り向いたレリアナに対して、飛鳥は低い気温でしか生きられない生き物であることも教えてくれますが・・・

レリアナ「そう?」

行動だけでなく、自分が与えた助言に対しても平然と反応してくるレリアナに対して、違和感を感じ始めます。

ヒーカー「神殿の人間たちはプライド高く、心が弱い純粋な者たちばかり・・・こうした場面では悲しむはずだが、意味を理解できていないのか!?」

木の枝から降りたヒーカーがレリアナに近づいていきます。

ヒーカー「おい!死ぬと言ってるだろ、私の言葉が聞こえないのか!?」

彼からの話を全く無視して、飛鳥を飛ばそうと両手を離しますが、すぐ地上におちてしまいます。

ヒーカー「全く愚かな奴だ!あの生き物はドームの中でも外でも死ぬ。ドームに入った瞬間から死ぬ運命だったのだ!」

レリアナ「運命・・・うるさいわね!」

「運命」の言葉に反応したレリアナは、いきなり両手でヒーカーの顔を強く押さえつけてきます!

レリアナ「さっきから死ぬ死ぬって、神殿ではそんな風に教わるの!?」

ヒーカー「私にこんな扱いするなんて!お、お前なにをする?」

レリアナ「お前〜!?お姉さんと呼ぶべきでしょ!!」

自分が話している目の前の相手が大神官ヒーカーであることを知らないレリアナは、容赦なく、注意してきます!

ヒーカー「こいつ!私が誰だか分かってるのか!?」

レリアナ「じゃあ、あんたは私が誰だか分かってるの!?失礼な子ね!!」

ヒーカー「私は、あのヒーカーだぞ!」

レリアナ「あっ!飛んだー」

ヒーカー「・・・!?」

二人が言い合っている中で、先ほどの飛鳥が再び飛びだっていき、その様子を笑顔で見つめるレリアナと、またしても予想外の事態に言葉も出せないヒーカーだったのでした。

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彼女が侯爵邸に行った理由【第36話】のみんなの感想

儀式のための重湯は、レリアナには気の毒だけど、頑張れとしか言いようがないですよね・・・。

それにしても、知らずに行っているとはいえ、あの大神官ヒーカーに対して大きな態度で接してしまえるのは、レリアナだけではないのでしょうか?

知らないって本当に怖いことであることを実感させられますが、彼女の予想外な行動の数々に対して驚愕させられたヒーカーの方もまた、何かが変わり始めている様子でしたね!

まとめ

「彼女が侯爵邸に行った理由【第36話】」のネタバレを紹介しました。

漫画は実際に絵も含めて読んだ方が間違いなく面白いです。

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