漫画「光と影」は原作 RYU 先生、漫画 ひおん先生の作品です。
ウィリアム子爵邸宅の女中、 エドナは子爵の娘、アナの代わりに戦争英雄だが、 平民出身の貴族であるイーライと結婚させられる。
しかし、その嘘はすぐにバレ、エドナは生き残るため イーライに立ち向かうことになる。
そんなエドナの姿にイーライも興味を持つようになるが…。
光と影【第77話】狂気のあらすじ・ネタバレ・感想
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光と影のあらすじ・ネタバレを紹介しますのでご注意ください！
光と影【第77話】狂気のあらすじ
強い意志を感じる目を見せながら、父親を説得していたイーサンでしたが、だんだん自信をなくし、おどおどした態度になり、最後には黙りこんでしまいました。
静かになった所で、口を開いたのはデュケインです。
デュケイン「愛しい我が息子がそこまで言うのならば聞き入れよう。」
「興がさめた。おい、犬と少年を引け。楽団でも連れてこい。」
ヘイドンは、なんとかデュケインに認めて欲しい一心で、食い下がる様子はありません。
しかし、そんな彼に、デュケインは冷たい視線を向けると、さっさと出ていくようにと吐き捨てるように言うのでした。
ボロボロになったケイドンでしたが、どうやら自分が助かったことを理解しました。
イーサンは使いの女性に言われるがまま、その場を立ち去っていきます。
最後に一瞬こちらを見る、その優しい微笑みが兄であるイーライと同じように、太陽のような眩しさで、ただ見つめることしか出来ないのでした。
光と影【第77話】狂気のネタバレ
そこへマクファデンが駆け付け、傷だらけの身体を抱きあげます。
早く医者を呼ぶようにと、その場にいる騎士たちに叫びますが、対応する様子はなく、自ら馬を走らせます。
マクファデン（腐ってる！！あの城は腐ってる！！こんなに小さな子どもを――。）
（ああ、坊っちゃん ヘイドン様、私は・・・。）
領地へと戻ったマクファデンを迎えたのはイーライです。
慌てて駆け寄ると、ケイドンは眠っていますが、全身傷だらけで、何があったのか状況が掴めないほどです。
マクファデンから、猟犬の技量を試す催しが開催され、その獲物としてケイドンが差しだされたことを聞かされ、お母様の時と同じだと怒りがこみ上げます。
イーライ（お母さまのようにケイドンも捨てるつもりなんだ。）
（お父様、あなたという人は―！！）
そこへ、城から追いかけて来たヘイドンが、現れます。
怒り狂った様子で、剣を握っています。
ヘイドン「誰が勝手に王宮を離れていいと言った？！」
「ケイドンを渡せ。もう一度王宮に連れていく。」
マクファデン「しかし領主様、ケイドン様は身体中に怪我をされています。陛下も下がれとおっしゃったのに王宮へ連れだす理由がありません！！」
ヘイドン「黙れ！！あの命令の意味をお前は分からないのか！！」
「狩りの終わりに開かれる宴会に招待されることこそが僕の人生の一番の目標だったんだ！」
「プライドも何もかもかなぐり捨てて妻まで捧げたのに、――あの女が自殺したせいですべてが台無しだ。」
「デュケイン3世を落胆させたのはこれでもう2度目だ。」
「マックレガー家が孤立する前にケイドンの命を引き換えにしてでも名誉を挽回せねば！」
イーライ「なら、お父様が獲物になればいいのではありませんか。」
「どうせ今までお父様がやってきたことは僕を主にするためでしょう？なら、僕のために死んでください。あとは僕とケイドンに任せればいい。」
ヘイドン「この野郎・・・生意気言いやがって――」
「お前は俺の道具にすぎないんだ！！」
そして、ヘイドンは持っていた剣を高く振り上げるのでした。
光と影【第77話】狂気のみんなの感想
イーサンの助けがあって、無事にケイドンは命拾いする結果となりました。
しかし誰も助けてくれる様子はなく、マクファデンが必死に連れ戻したその後、悲惨な展開が待っていましたね。
自らの名誉のために、ケイドンの命を犠牲にするようにと狂った考え方を提示するヘイドン。
そして、その考えを全て見抜いていて、それならば自身が犠牲になれば良いと突き放すような主張をするイーライ。
怒り狂ったヘイドンが剣を振り上げる・・・
ヘイドンは、マックレガー家復活のことで頭がいっぱいでそのための犠牲はいとわないという、あまりに自己中心的な考えに陥ってしまっていました。
このまま返り討に遭い、この場で命を落としてしまうのではないか？と、そうしてイーライは一度農民出身者として身を隠すようになるのでは？と色々な想像ができますね。
まとめ
以上、「光と影」のネタバレを紹介しました。
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