漫画「光と影」は原作 RYU 先生、漫画 ひおん先生の作品です。
ウィリアム子爵邸宅の女中、 エドナは子爵の娘、アナの代わりに戦争英雄だが、 平民出身の貴族であるイーライと結婚させられる。
しかし、その嘘はすぐにバレ、エドナは生き残るため イーライに立ち向かうことになる。
そんなエドナの姿にイーライも興味を持つようになるが…。
光と影【第73話】喪失のあらすじ・ネタバレ・感想
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光と影のあらすじ・ネタバレを紹介しますのでご注意ください!
光と影【第73話】喪失のあらすじ
馬上槍大会でイーライに挑戦を申し出負傷した、ポーリット伯爵の長男ゴットは、ベッドに横になり、必死に呼吸をしていました。
力を振り絞るように傍にいるポーリット伯爵に話しかけます。
ゴット「お父様は一度も――僕を認めてくださらなかった・・・。」
「愚かに見えたかもしれませんが 僕はいつも・・・全力でした・・・。」
「僕の人生をかけてお父様に認めてもらうために努力してきました。」
しかし、そんなゴットにポーリット伯爵からかけられたのは「――無駄だったな。」という心ない言葉なのです。
報われなかった想いと努力に、悔し涙が溢れてきます。
ゴット「無駄・・・?」
「あなたが!僕の人生を!!無駄だと!?」
「最後まで―― 最後まで僕を見てくれないのですね お父様・・・。」
「恨めしい・・・あなたを憎悪・・・しています。」
ついにゴットは吐血してしまい、そのまま息を引き取ってしまうのでした。
光と影【第73話】喪失のネタバレ
後継者が亡くなるという状況の中でも、伯爵が平常心を保てたのは次男であるモンドが残っていたからです。
モンドは頭は悪いけれど、度胸があり野心に溢れています。
ゴットは不仲でしたが、きっと復讐のため動きだしてくれることだろうと期待を寄せ、ゴットの亡骸を見下ろしていました。
キアンとマクファデンから報告を受けたイーライは、モンドを殺すよう指示します。
イーライ「戦争は要らない。兵士を再整備させるには時間がかかる。正攻法での勝ち目はないだろう。」
「かと言って何もしないわけにもいかない。」
「俺の領土を荒らした罪は雑魚どもの首程度では償えない。主犯を粛清しなければな。」
イーライの目はまっすぐで、決意の固さを感じます。
二人はすでに腕の立つ者を送っていると報告し、イーライも良い警告になりそうだと微笑むのですが、この時すでにモンドは亡くなっていたのです。
炎に囲まれた中、エドナがキーパーを相手している時、モンドはその様子を隠れて見ていたのです。
モンド(なんだあの女・・・あれが公爵夫人?首席騎士をたった一刀で倒す貴族令嬢だと・・・!?)
(といっても相手は女だ。これはチャンスか!イーライの手下どもも、半分死んでるようなもんだ。)
(―いや やっぱりやめとこう。キーパーがやられたんだし無謀すぎる。)
そうして逃げ出した直後に、マクファデンが現場に到着したのでした。
それからモンドは珍しく慎重に行動しました。
馬の足音で後をつけられないよう、一日かけて徒歩でダークフィールドへ帰りついたものの、大変疲れていました。
一刻も早く横になりたいと、目に入った農家に侵入し蔵の中で食料を漁っていた時、少女に見つかってしまいました。
我に帰った時には、少女の首を絞めていて、何をしているんだ?と思ったものの、冷静さを失い、思考力も鈍っていて、少女の抵抗で物音が立っていたことにすら気づきません。
音に気付いて駆け付けた少女の父親が、つるはしを振りかざし、頭に刺さったのが最後の記憶となってしまったのです。
実に虚しい死と思われるこの事件が、巨大な爆弾の導火線となってしまったのでした。
光と影【第73話】喪失のみんなの感想
あの戦いの終盤に何が起こったのかが明らかとなりました。
ゴットは父親であるポーリット伯爵に認めて欲しい一心で、イーライに立ち向かったもののあっけなく負傷し、挙句に冷たい言葉で突き放され、悲しみの中命を落としていきました。
そんなポーリット伯爵が大切に思っていたモンドは、帰りつきたどり着いた民家であっけなく殺されてしまっていました。
キーパーもエドナによって殺されてしまっており、ポーリット伯爵は大切な息子2人も、力のある騎士も一度に失ってしまいました。
もとはと言えば、ポーリット伯爵側から仕掛けられたもので、何も文句を言われる筋合いはないように思えますが、ここからどんな恐ろしい未来が待っているのか、想像もつきませんね。
まとめ
以上、「光と影」のネタバレを紹介しました。
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