漫画「光と影」は原作 RYU 先生、漫画 ひおん先生の作品です。
ウィリアム子爵邸宅の女中、 エドナは子爵の娘、アナの代わりに戦争英雄だが、 平民出身の貴族であるイーライと結婚させられる。
しかし、その嘘はすぐにバレ、エドナは生き残るため イーライに立ち向かうことになる。
そんなエドナの姿にイーライも興味を持つようになるが…。
光と影【第69話】母のあらすじ・ネタバレ・感想
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光と影のあらすじ・ネタバレを紹介しますのでご注意ください!
光と影【第69話】母のあらすじ
マクファデンと合流したキアンは、傷の手当てをしてもらい元気そうな様子です。
それからエドナの体調について、病み上がりの体で一日中動きまわっていたからには、疲れて眠ってしまっていても仕方がないと話しあっていました。
マクファデン「―私はまだ自分の目で見たことが信じられん。」
イーライの指示で三日間走り続けたマクファデン。
彼が見たのは、エドナが剣を振るう姿でした。
そかも相手はダークフィールドの首席騎士で、人柄はともかく剣の腕だけなら誰も右に出る物はいないと言われている男。
そんな相手を一太刀で、傷ひとつ負うことなく戦っていたのです。
炎の中、戦うエドナの姿に、今まで感じていたイーサン王子かもしれないという疑いの気持ちが、確信へと変わったのでした。
光と影【第69話】母のネタバレ
あの時のことを思い出すと、マクファデンは涙がこみ上げて来てなりません。
あまりに突然に泣きだすので、キアンも驚いてしまいます。
マクファデン「あの方が本当にイーサン様なら―」
「そうであれば―」
「・・・あの日以来・・・女性の身でどれほど苦労をされたのか!いや、それ以前から性別を隠し、王国の後継者としてどれだけ過酷な日々を送られてきたのか!!」
「それに、これでは領主様の――仇敵になってしまう・・・。」
昂る感情を抑えきれないマクファデン。
そんな彼の話をずっと黙って聞いていたキアンでしたが、手元の剣に手を添えると何か決意したようです。
キアン「・・・マクファデン もしも、奥様の正体を領主様に知らせたり、どんな形であれ奥様の身を脅かすようなことをすれば、俺はお前を斬る。」
「お前だけじゃない。クリスや、リトレル、オーウェンこの城の主人でも。――たとえこの国の王様だとしても、あの方のためなら、俺は剣を構えるだろう。」
二人の間には沈黙が流れるのでした。
それからマクファデンは涙を拭きながら、イーライに伝えるつもりはないと宣言しました。
マクファデンにとってエドナは、陛下と自身の命の恩人でもあり、裏切ることなど出来ません。
ただ、もしも身分が暴かれイーライや陛下に悪影響を及ぼす場合には、そうは言っていられないとも分かっています。
そんなマクファデンの葛藤する様子を見ていたキアン。
「その時は、お前の主人のためにやるべきことをやればいい。俺はまた、俺の主人のために尽くすだけだ。」とほほ笑むのでした。
城では、眠ったままのエドナのそばにリアがついています。
「―大丈夫よ。怯えないで。」
その声で目を覚ましたエドナ。
やっと意識が戻り、リアはもう涙が止まりません。
リア「どうしてあんなことをされたんですか!!ご懐妊されたばかりなのにあんな危ないことを・・・」
「お体は血だらけだし、目もちっとも開けられないし、もう!私、本当に怖くて怖くて・・・!」
「これは奇跡ですよ!奥様がご無事だったのは奇跡としか言えません!」
エドナ「・・・夢を、夢を見たの――」
「すごく優しくてあたたかい――」
眠っている間エドナは母の夢を見ていました。
「大丈夫よ―――怯える必要などないからね。」と母が優しく頭を撫でてくれる・・・そんな夢を。
これまでそんなことしてもらったことがなかったのにと思うと、これはきっとお母さまが守ってくれたんだと、エドナは涙を流すのでした。
光と影【第69話】母のみんなの感想
あの後のことは詳しく描かれませんでしたが、キアンだけでなくマクファデンもエドナがイーサン王子であることを知っていました。
イーライの手下である以上、エドナのことを裁くのかと思いきや、その壮絶な人生に涙する姿に人情を感じました。
マクファデンと陛下にとって命の恩人であると描かれていましたが、そういったことを忘れずにいてくれるのは本当にありがたいことですね。
戦いの後、エドナはずっと眠っていたようです。
その間見たのは優しい母の夢でした。
奇跡だと涙するリアの姿もありましたが、母がエドナと子どもを救ってくれたんだと思い涙したエドナは、少しこれまでの人生を受け入れつつあるのかな?と思いました。
まとめ
以上、「光と影」のネタバレを紹介しました。
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