漫画「光と影」は原作 RYU 先生、漫画 ひおん先生の作品です。
ウィリアム子爵邸宅の女中、 エドナは子爵の娘、アナの代わりに戦争英雄だが、 平民出身の貴族であるイーライと結婚させられる。
しかし、その嘘はすぐにバレ、エドナは生き残るため イーライに立ち向かうことになる。
そんなエドナの姿にイーライも興味を持つようになるが…。
光と影【第10話】反乱のあらすじ・ネタバレ・感想
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光と影のあらすじ・ネタバレを紹介しますのでご注意ください!
光と影【第10話】反乱のあらすじ
王に向かって、各地の領主と百姓の不満が溜まっているようなので、怒りを鎮めて欲しいと、一人の家来が頭を下げています。
しかし、自らの周りに二人の女を跪かせ、酒を飲みながら、何をそんなに怯えているのかと笑われてしまうのです。
城内は忠誠を誓った騎士によって守られているからと安心しきった様子で、もし反乱などというものが起れば、皆殺しにしてしまえと簡単に言ってのけます。
そこへ、もう一人の家来が大急ぎでやって来て、反乱が起ったと報告しました。
どうやら主動者はマクレガー家の次男、ケイドン・マクレガーのようです。
それはエドナが16歳になった冬のことでした。
王の傲慢なやり方は、噂となっていましたが、女を侍らせ、酒に溺れ、本当に最悪でした。
そしてついに反乱は起きます。
当然の結果ですね。
光と影【第10話】反乱のネタバレ
セシルのもとにも反乱が始まったという一報がはいります。
自らも戦わなければと焦るエドナに「だめです。」とただ一言。
ベアワールドに内密に手紙を送ったそうで、あと2、3週間で支援軍が来ること。支援軍が来たら隙を狙ってベアワールドへ向かう事を淡々と説明するのでした。
エドナ「―そのお話は――僕に・・・逃げろということですか?」
セシル「そうです。もうデュケイン3世の指導者としての判断力は期待できない。支援軍が着くまでなんとか持つように祈るしか。」
「もう国王側に勝算はない。こんなところで無駄死にしてはいけません。「イーサン」」
エドナ「しかし、しかしお母様。国を捨て国民を捨て逃げ出すとしたら15年間の、今までのイーサンはどうなるのですか?」
エドナ(国を捨てた自分に再び王位を狙う資格があるだろうか。)
(逃げ出した自分を自分は許せるだろうか。)
(もし、もう二度とアースワールドに戻れずセシルにも、自分にもイーサンが必要なかったら――)
(果たしてその時、自分に何が残るだろうか?)
これまで母の希望で、イーサンとしての人生を送って来たエドナは、もうそれが必要なくなった今、全てを失ったような気持ちになっていました。
目標としてきた王になるというイーライの核のような部分を失って、何を希望に生きて行けば良いのでしょうね。
そしてエドナ16回目の誕生日。
こんな状況にも関わらず、立派な食事を用意してくれた者への感謝の言葉を伝えます。
一通りお礼が終わると、どっと疲れた様子を見せたエドナを、母は心配します。
しかしエドナは、外で闘う兵士たちに対して自分が安全な場所で宴会を開いているという状況に納得がいかない様子です。
母はエドナの気持ちを汲んだ上で、指導者は時には見せびらかすことも必要だと説明します。
困っていることをそのまま表せば、部下たちは不安を感じ指導者を信頼できなくなるけれど、見せびらかすだけでは王のように国を滅ぼすことになるので、人々の心をよく察するようにとアドバイスを受けるのでした。
そこへ、酔っているのか足元のおぼつかない王が一人で現れます。
せっかくだからと持っていた酒を一気飲みし、エドナにお祝いの言葉をかけました。
王「息子よ。遠くから聞こえるあの叫び声、分かるか?馬の足音が聞こえるのか?やつらがだんだん近づいて来るぞ。」
「あと少しでお前は死ぬ。お前が長生きすることは絶対ないだろう!」
光と影【第10話】反乱のみんなの感想
セシルはいつだって、冷静で的確な言葉をくれる人ですね。
こんなにも利口な人が、こんな王の元に嫁ぐことになっただけでなく、ひどい扱いを受けてきたことを考えると、エドナをイーライとして育ててきた気持ちが分かる気がしました。
そしてついに反乱は起きました。
戦いを決意したエドナに、母は時が来た時に逃げるようにと指示を出し、父親は酒に溺れていきました。
色々なものが壊れゆく瞬間を見ているような気持ちになりましたね。
まとめ
以上、「光と影」のネタバレを紹介しました。
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