「砂漠に降りそそぐ龍の雨」第44話を読みましたのでネタバレを紹介します。
SUMMER先生の作品です。
ユアンからダンが捕まっていると聞いたスウ。
本人に確認しに行こうとするも、扉の前で足止めされていた。
外出もレンに知らせもダメと言われてしまった。
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目次
砂漠に降りそそぐ龍の雨のあらすじ・ネタバレ・感想
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砂漠に降りそそぐ龍の雨のあらすじ・ネタバレを紹介しますのでご注意ください!
砂漠に降りそそぐ龍の雨【第44話】のあらすじ
ベットに突っ伏するスウの足には足枷がつけられていた。
「スウ何してるの?俺が見つけてあげたのに」
スウの横でサハラが聞く。
「スウ、そんなに落ち込まないでください。二時辰ほど経てば、公子様が来られて、足枷もスウの気分も解いてくださいますよ…。
それでは私はこれで失礼します」
ユアンはそう言って、部屋から出ていった。
スウは顔をあげない。
「スウ~。スウが俺を探す番なのに…やらないの?楽しくなかった??
スウどこか痛い⁉ どうしたの??スウ~俺スウの顔見る!起きて~!!」
サハラがスウをグイグイと動かすが、彼は顔をあげることなく、むしろさらにうずめた。
(全て…全て俺の思い違いだったのか?
いつもいつも…二人きりの時には、ひょっとすると…俺が思っている以上に、俺の事を気に入っているように見えたのに。)
スウは突っ伏しながら、レンとの口づけなどを思い出す。
(単純な暇つぶしで興味を持っただけなのか?でもたかが侍従一人、口説くためにしては念入りじゃないか?
あれだけの身分のやつがどうして?俺以外にも同じようにしているとか?
…そう言えばいつだったっけ、最後に鎖に繋がれたのは)
そんなことを考えているとは知らないサハラは、まだスウに話しかける。
「スウ泣いてるの⁉何で?誰が…」
「ああもう!!」
「あっ!!」
スウはバッと起き上がった。
そしてサハラに向って怒鳴ったのだ。
「それじゃこの状況で、俺に笑えって言うんですか⁉脚にこんなものを繋がれて笑えるとでも⁉
鈍いにも程があるでしょう。本当に…はあ…」
「…スウ怒った?」
砂漠に降りそそぐ龍の雨【第44話】のネタバレ
スウは袖で顔を隠す。
「当たり前でしょう!皇子だから、それなりに手厚くお仕えしたのに!
こんな時に何の助けにもならず、権力もなく!!空気も読めない!!
鎖に繋がれてる人間の気も知らず、歩き回って…神宮に追いやられた身分とは知っていたけど、それでも皇子だから仕えていれば、何か得になることがあるだろうと思ってた俺がバカだった」
スウは怒りに任せて、サハラに言っていた。
我に返ったスウはフォローをした。
「私が言いたいのは…!皇子様の最側近である、私がこのような鎖で繋がれているのは、皇子様の面子にも関わるという…」
「別にいい。スウはすぐどこかにいっちゃうから。こうしてれば、スウがどこにも行かないから」
サハラは真顔で言った。
「そんな…そんな風に言うなんて…もうお顔も見たくありません。さようなら」
スウはそっぽを向いた。
「だめぇっ!!ダメッ!!スウ!!ゴメンなさい!!スウの顔見る。こっち向いて!!こっち向いてぇぇ!!」
鳴咽するサハラ。
(…バカ)
そんなサハラをスウは横目で見た。
「スウ!!」
喜ぶサハラに、スウは起き上がって聞いた。
「サハラ様、本当に何とか手助けして頂けませんか?皇子は皇子じゃないですか。私よりは無下にされないはずです。
体調が悪いフリでも何でもして、レン公子様を呼ばせるとか、せめてこの鎖だけでも解いてくれるよう頼んでくださいよ」
スウはサハラに必死に呼びかけた。
「今すぐ何かをして差し上げるのは難しいですが、いつか必ずご恩はお返しします。
私は後宮部所属なので、皇子様のお母様にでも、いつか必ず何らかの形で、お役に立ってみせますから。だから今回だけどうか私を…」
「戻ってくる?」
サハラはスウの話を遮って聞いた。
「…え?ええ!勿論です!もちろん戻ってきますとも!」
「ずっと俺の側にいる?」
「勿論です。今でもお側にいるではありませんか」
「それなら目を閉じて!早く!!」
「??」
わけが分からずもスウは言われるがまま、ギュッと目を閉じた。
―ガチャンッ!
その音にびっくりして目を開けた。
すると足枷がポロッ…と外れていた。
「…え?」
(脅かすためにただはめたように、見せかけただけだったのか?こんなにも簡単に解けるなんて)
「スウ。こっち」
サハラはいつの間にか扉の方にいた。
「ここから外に出られる」
「これは…」
「スウが見つけた通路は…たぶん今頃レンが全部塞がせてると思う。
でもここは大丈夫。ここはレンも知らない。
道は一本道で…行くなら急いだ方がいい。
レンが来る前に戻って来なきゃいけないから。遅れたら、レンがまたスウをイジメるから…」
「サハラ様~!!」
スウはギュウッとサハラを抱きしめた。
「ああっ!!スウ苦しい!!」
「いつの間にこんなに賢くなられたんですか!?別人かと思いましたよ!!
感動して言葉も出ません!!
このご恩は決して忘れません。先ほど申し上げた通り、私にできる事は多くありませんが…」
「いらない。俺はスウが戻ってさえきてくれればそれでいい。
スウ以外は何もいらない。スウは俺に何もくれなくていい…」
「先ほどの私の言葉、心からお詫び申し上げます。
すぐに行って参りますから、ご心配なさらないでください」
スウはもう一度サハラを抱きしめた。
砂漠に降りそそぐ龍の雨【第44話】のみんなの感想
足枷付けられたんですね…。
スウさんが思うように、レン様はスウさんに対して特別な感情があったと思うのですが、
足枷をつけさせたり、罪人扱いにしていいと言ったりと…。
本当はただの暇つぶし何ですかね。
スウさんは足枷とレン様の考えの両方に落ち込んでいましたね。
サハラ様は無知な子供のようですが、やっぱり”龍”なんですかね。
急に色々知っている風になって、大人みたいで。
そんなこと知らないスウさんはそりゃ驚きますよ。
そして足枷はどうやって外したのでしょう。
そこが気になりますね!
さて、勝手に外にでることにしたスウさん。
果たしてレン様が来る前に帰って来れるのでしょうか!?
まとめ
以上、「砂漠に降りそそぐ龍の雨」のネタバレを紹介しました。
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