漫画「青の祓魔師」は加藤和恵先生の作品です。
過去の世界で生まれてから、すぐに多くの人達を殺してしまう自分の姿を見てしまった奥村燐は漠然と恐怖してきた現実を突きつけられ、罪悪感に悩まされます。
一方、雪男もついにサタンとの繋がりを知ることになるのですが・・・!?
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青の祓魔師【第110話】のあらすじ・ネタバレ・感想
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タイトル名のあらすじ・ネタバレを紹介しますのでご注意ください!
青の祓魔師【第110話】のあらすじ
前回で自分自身がサタンとの繋がりがあることを告げられた雪男は、ルシフェルから呼び出されて、さっそく検査結果を聞かされます。
ルシフェル「素晴らしい検査結果がでていますよ!結論から言うと・・・君は人間です!」
動じたりホッとするような表情は一つも見せずに聞いている雪男に対して、ルシフェルからの説明がさらに続きます。
雪男の場合、どの項目の数値も低く、どの悪魔の憑依にも耐性は出ていないため、もちろん父であるサタンの憑依も不可能だと告げられます。
しかし、雪男にとっては納得がいかない面もあり、負傷した腕の治りが異常に早いことについての違和感を訴えますが、サタンとの繋がりはなければ普通の人間というわけでも、ありません!
「論より証拠」と主張するルシフェルが部下に対して、雪男めがけての放射準備を命令します。
彼は逃げる余裕もないまま、部下からの放射機から発射された青い炎をまともにくらってしまいます。
ここでルシフェルから言われた「証拠」が証明されるのですが・・・
本来は焼けて失っているはずの雪男の腕は燃えたり失うことなどなく、軽傷で済んでいたのでした!
ルシフェル「君は青い炎への耐性が異常な高いのです」
それ故に父のサタンは雪男の左目に干渉できると同時に、サタンにとって雪男の左目は物質界を覗く貴重な存在となっていることを告げられます。
雪男からすれば、青い炎への耐性だけでも不可解なわけですが、ルシフェルは兄である奥村燐と同じ母胎にいたことによる副作用であると考えています。
それでも彼からの説明をまだ完全には受け止めきれない雪男に対して、今度は次元可変火炎放射器による炎(赤い炎と青い炎、そして黒い炎を83%の確率で再現可能)が発射されますが、先ほどの青い炎と同じように、ほとんどダメージを受けていません。青い炎が効かないということは、赤い炎も黒い炎も受けつけないことを意味し、ここでやっと理解し始めます。
雪男「つまり、僕には兄の青い炎が効かないのか・・・この事実を知れただけでも、ここに来た意味はあった!」
そんな彼に対して、ルシフェルはこの空中要塞の案内と同時に約束の品を贈りたいと告げてきます。
同意して、魔法科学研究の中枢にたどり着いた時に渡された品とは、果たして・・・!?
青の祓魔師【第110話】のネタバレ
青い炎に対しての耐性により、サタンとの繋がりを理解した雪男はルシフェルの案内により、魔法科学研究の中枢に入りますが、予想をはるかに超えた高度な科学技術に、ただ目を見張るばかりでした!
そして他の武器と一緒に展示されている二丁の銃が強く気になってしまいます。
それはアルムマヘル銃の試作機と原型機であり、ルシフェルからの説明では、上級悪魔に対しても致命傷を負わせることができるというのです。
アルムマヘルの力は黒い炎と同質であり、悪魔を無に、人間を虚ろにします。
一見は強力かつ便利な武器ですが、誰にでも有効に使えるわけではなく、並みの人間が長時間使い続けると記憶障害を起こすことが判明されたため、量産化まではされずに現代に至っていたのでした。
しかし、ルシフェルは黒い炎を無効化できる雪男ならば使いこなせるであろうと、アルムマヘルの銃を彼に差し上げます。
あまりの気前の良さに対しての恐怖がありながらも、雪男自身もまた嬉しさの方が上回っており、早く試したい衝動に駆られます。
銃に関しては雪男に合うように調整を行なってから正式に贈る形となり、次はルシフェル自身のクローンが何名も保管されている部屋へと案内されます。
本来、ルシフェルの身体は無理をすると劣化してしまい、エリクサー無しでは一日も保ちませんが、これらのクローンのおかげで交換がきくようになっていたのです!
武器に続いて、再生医療も高度なレベルにまで進んでることで、またもや驚かされる雪男に対して、ルシフェルから今度は再生医療も行なってみる提案も持ち出してきます。
ルシフェルと謁見する前から重症を負っている左腕を指摘されます。
ルシフェル「その腕・・・全治までには4〜5週間ほどかかるそうですね。ここでなら今日じゅうに治せます。あなたには、アルムマヘル銃を持つための両腕が必要なはずです。
銃の言葉が決め手となり、再生医療もまた言われるがままに受けます。
一方、円卓会議堂前では、杜山しえみがヴァチカンの何者かに連れさられたという連絡が入ってきたことにより、緊迫した事態となっていました。
そんな中で杜山しえみが賢聖(グリゴリ)と深い関係を持っているのではないかという疑惑が出ている時、その本人は連れ去られたというよりは、招待されたような雰囲気で入っていきます。
両サイドは使用人たちが並んでおり、笑顔で歓迎しているのですが、杜山しえみにとっては逆にそうした雰囲気に対して恐怖心を抱き始めます。
場面は再びルシフェルのいる要塞へと戻り、その頃にすでに再生医療を受けた後の雪男がシャワーを浴び始め、治療を受けた左腕を見てみると、確かにルシフェルの言っていたとおりに完治していたのでした!
そして、その左手を強く握りしめながら、不敵な笑みを浮かべ始めます・・・。
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青の祓魔師【第110話】のみんなの感想
雪男でさえも驚かすほどのルシフェルの要塞での研究技術でしたが、雪男以上に驚いたのは、むしろ読者の方ではないでしょうか?
長く続いた過去編の終わりと同時に、奥村燐以外の人物にスポットを当てられた回でしたが、生まれたばかりの頃の壮絶な過去および現実を見せられた奥村燐が、今後はどのように動いていくのか・・・
その点にも注目していきたいですよね!
まだ読んでない人は是非無料で読んでみてください!
まとめ
以上、「青の祓魔師【第110話】」のネタバレを紹介しました。
漫画は実際に絵も含めて読んだ方が間違いなく面白いです。
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